「強いブランド、財務体質がなければ勝ち抜いていけない、だが優しい社風がなければ企業としての価値がない」

  • 作成日:2018.08.24

米国小説家レイモンド・チャンドラーの言葉に影響を受けたという小路氏は、その言葉を会社経営に重ねて進む。

小路明善

青山学院大学法学部卒

1975年 アサヒビール入社
1995年 同社人事を担当
2001年 執行役員
2003年 子会社のアサヒ飲料株式会社の常務取締役企画本部長を担当
2007年 同社の常務取締役兼常務執行役員として帰任
2011年 代表取締役就任
2016年 アサヒグループホールディングス社長就任

その感動を、わかちあおう。

「その感動を、わかちあおう」はアサヒホールディングス株式会社のコーポレートスローガンである。

アサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品を傘下に持つ持ち株会社で、その製品に触れたことがない人はいないと言っても過言ではないだろう。

実際に商品を手に取ったことがなくても、CMなどで度々見かけることはあるはずだ。

かつては業績の低迷で、銀行からの出向者が社長を務めていた時期があったが、回復してからは生え抜きの人間が社長を務めている。

現在、代表である小路氏は12代目の経営者である。

影響を受けた言葉

小路氏が影響を受けた言葉の中に、米国小説家レイモンド・チャンドラーの代表作の言葉がある。

それは「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きていく資格がない」というもので、小路氏はその言葉に感銘を受け、また経営と重なる部分を感じ取ったようだ。

「強いブランド、財務体質がなければ勝ち抜いていけない、だが優しい社風がなければ企業としての価値がない」として、自身の経営を考えているそうだ。

さらに入社して間もない頃、先輩に言われた言葉も胸に残っているという。

それが「君のような入社2週目の社員でも、毎日10件のお得意先を10年間まわり続けることはできるはず。それをやり遂げれば、能力がなかったとしても、必ず結果は出る」というものだ。

すぐに成果が出なくても諦めずに、地道にでも進んでいこうとする姿勢が、読み取れる。

私の考え方の基本には、「成果=能力×努力+外的要因」という式があります。持って生まれた能力の高さは人によって違いますが、努力の量によってその差は埋められるし、越えられると思うのです。だから、多くの努力ができる人ほど、評価をします。

引用:https://systemincome.com/30199

小路氏自身もこのように述べているのは、先に紹介した先輩の言葉の影響もあるかもしれない。

現状と今後の課題

トップを目指すことでダイナミックな成長ができると語る小径氏。
長期ビジョンの中で、国内ではリーディングカンパニーとして、海外では日本の強みを生かす形で経営をしていきたいと語る。
その中で独自のポジションを獲得し、企業価値を向上させることが大切だという。
現在は、消費者の価値観も多様化しており、その中でリスクと機会が拡大している。
小路氏は、経営の速度を上げ、利害関係者と対話しながら、中長期的な成長を目指すと話す。

海外の飲料、主にビール分野での買収や売却を繰り返しながら、今度は高級ビールの国際展開を進めていく方針を固めているようだ。

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%92%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9
参照:http://business.nikkeibp.co.jp/atclemf/15/239634/011200110/
参照:http://www.asahigroup-holdings.com/company/message/
参照:https://ameblo.jp/otegami-fan/entry-12053577491.html
参照:https://systemincome.com/30199