コモンセンス

  • 作成日:2018.02.28

ホテルで大切なのは、「コモンセンス」であると語る大屋氏。
人間が本来備えている当たり前の完成を従業員が身に着けられる環境づくりが大切だという。

大屋 了三

スターツホテル開発株式会社 代表取締役社長

1976年 早稲田大学政治経済学部卒 全日空エンタプライズ株式会社入社
1997年 海外ANAホテルの運営責任者
2002年 沖縄 万座ビーチホテル 取締役総支配人
2004年 東京全日空ホテル 常務取締役総支配人
2006年 ANAホテルズ&リゾーツ株式会社取締役
インターコンチネンタルホテルズ(IHG)との合弁会社設立を担当
IHG・ANAホテルズグループジャパン 最高執行責任者

2011年 スターツホテル開発株式会社 代表取締役社長(現在も継続)
2012年 スターツリゾート株式会社 代表取締役社長(現在も継続)
2013年 スターツ・ナハ・オペレーションズ株式会社 代表取締役社長(現在も継続)
2015年 スターツコーポレーション株式会社 取締役(現在も継続)

ホテル業界の立役者

ホテル事業で業績を伸ばしている会社にスターツホテル開発株式会社がある。
その代表である大屋氏は、過去40年以上にわたって、日本のホテル業界の第一線で活躍してきた人物だ。

国内外で数多のホテルマネジメントを経験してきた大屋氏は、経営者として大切なのは、まずはきっちり業績を安定させることだという。
そこで、得た利益を社員や株主に還元していくことが重要だと語る。

また、ホテル事業というのは、長期的なビジョンと行動が必要な事業なので、状況に合わせて準備をし、的確に先行投資をしていく必要があると語る。

日本はまだまだホテルが少ない

近年の東アジア諸国の経済発展で、海外からの旅行者は爆発的に増えているし、国内需要も堅調だ。
日本には観光資源もビジネスの拠点もあるのだが、そもそも日本は外国に比べてホテルの数が少ないので、成長する余地はまだまだあるという。
そのため、日本の地方都市にホテルが欲しいが、慎重に計画を進めていくつもりだと話す。

「コモンセンス」

大屋氏はホテル事業でもっとも大切にするべきものは顧客満足度だという。
現在でも高い評価を受けているが、それを維持するためには社員の健康や、待遇などにも配慮する必要があると話す。

さらに人間がもともと持っている当たり前の感性、つまりコモンセンスを自然と身に着けられる環境を整えてあげることが業績の伸ばすためには肝心だという。

はじめはホテル業界には興味がなかった

もともと大屋氏はホテル業界には全く興味がなかったという。
卒業当時、不況で就職口がなく、知り合いから「全日空エンタプライズ」という会社ができたことを聞いて、そこのレジャービジネス部門で働き始めた。

当時は、フィリピンにホテルを建設中でシンガポールのホテルも買収していた。
入社数年で海外に赴任し、世界中の様々な人と仕事をするのは楽しくなり、だんだんとこの業界が好きになっていったという。

困難の乗り越え方

そんな大屋氏も困難な状況に置かれたことが度々あった。
その中の一つにスターツに入社した直後のことがある。
その頃、東日本大震災で、ホテルの稼働率が5%ほどでまで落ち込み、ずっと赤字続きの状況だった。
それでも現実を受け止めて粛々と営業を続けると、数字も回復してきたという。

何が良かったかと言えば、僕は能天気なんです。あまり悲観的に考えないんですよ。
(中略)
「なんとかなる、俺は運がいい」と思いながらずっとやっています。

引用:http://www.leader-navi.com/i-hotel/interview01/

参照:https://www.starts-hotel.co.jp/
参照:http://www.leader-navi.com/i-hotel/interview01/