よく見かける海外直輸入の薄毛治療薬。アレってやっぱり危ないんでしょうか?

  • 作成日:2014.09.09
  • 更新日:2015.07.27
薄毛

プロペシアとは日本で始めて薄毛治療の内服薬として認可された薬です。主に男性特有の薄毛(AGA:男性型脱毛症)の治療で処方されます。今はまだ薄毛を治療する薬は種類が多くないため、治療されている方の多くはこの薬を服用しているでしょう。しかし保険外診療ということもあり、継続すると出費がかさみます。

30代男性からのご相談:「プロペシアの海外輸入って大丈夫なんでしょうか?」

病院でプロペシアを処方してもらうと費用がかかり、一部の方が利用している海外直輸入だと割安で購入できます。しかし病院でしか処方が許可されていない薬を、海外直輸入で購入するのは大丈夫なのでしょうか。

プロペシアを個人輸入で海外から買って飲んでいます。一番最初に飲み始めたときは、病院に行って検査もうけて病院で購入していました。ただ、海外から買った方が3割ぐらい安いみたいで、それなりに高い薬だし、これからずっと飲み続けるので安い方がよいため、海外から買っています。効果はきちんと出ているので、飲み始めてから髪は増えています。
「薬の成分は同じだから問題ない。作っているところも大手製薬会社だから大丈夫。アメリカとかで普通に売っているのを買っているだけ」と思ってはいるのですが、海外製のプロペシアを飲み続けていて問題が起こったケースというのはあるのでしょうか?医師やナースの立場としては「病院できちんと処方を受けてください」という回答になるのは分かるのですが、それよりもむしろ「実際にこんなトラブルがあるのを見た」「自分が知っている限りは、トラブルが起きたというケースは聞いていない」といったような、実体験に基づくアドバイスが欲しいです。

自己判断での服用に潜む危険

プロペシアだけではなく、薬には副作用がつきものです。そのため、自身の健康状況に合っているか不明な状態で薬を服用することは危険です。

本来は医師の指示のもとで薬は飲んだ方が良いというのは確かです。それは、薬が海外輸入であるかないかに関わらず、プロペシアを含む全ての薬には必ず副作用があるので、副作用について理解のある専門家の指示下で飲むのが安全だからです。(看護師)

薬の海外輸入ももちろんですが、専門家の指示なく自己判断で内服をしているのが問題だと、私は考えます。医師の処方のもとに薬を服用している場合だと、問診などを通じて何か健康被害が発生している可能性があると診断された場合は、より詳しい検査をすることもあります。しかし、自己判断の場合はそういった医師のチェックが行えず、知らない間に薬による健康被害が進んでいた…という可能性もゼロではないでしょう。(看護師)

確かに価格だけで判断すると、海外直輸入のほうが経済的メリットが大きいです。しかし医師は、薬の処方だけでなく経過観察や飲み合わせによる副作用などを加味した上で、薬を処方します。検査、処方、経過観察の一連の流れが治療であり、薬の服薬だけではたとえ効果が出たとしても健康被害を未然に防いだり、発生を感知することができません。
医師が処方する治療薬の場合は、海外輸入ではなく医師から処方してもらうほうが、安全安心であることをしっかりと理解しておきたいですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>
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