飲み方によっては身体に毒?キトサンと他の薬の飲み合わせ

  • 作成日:2015.06.20
  • 更新日:2017.02.09
健康

コレステロール値を下げてくれるというキトサン。ドラッグストアでサプリメントなどが販売されていて手軽に補給できますが、飲み合わせによっては逆に身体に悪影響をおよぼしてしまうことも。いったいどんな影響が考えられるのでしょうか。

50代男性からの相談:「キトサンと飲み合わせが悪い薬はある?」

コレステロールを下げる食品としてキトサンが注目されていますが、キトサンの過剰摂取や、他のコレステロール値を下げる薬との併用は健康被害につながる恐れがあると聞きました。他の薬との飲み合わせの相性というのは、本当にあるのでしょうか。

厚生労働省のお墨付き「キトサン」

コレステロール値が高いと心筋梗塞や動脈硬化になりやすいといわれています。健康診断で指摘され、気にしている人も多いのでは。そのコレステロール値を下げてくれるというキトサンは、どんな成分なのでしょうか。

キトサンは水に溶けない食物繊維のキチンを加工してつくられたものです。キチンとは、エビやカニなどの甲殻類の殻やキノコなどに多く含まれている成分です。油の吸収を穏やかにしてくれる作用があり、その結果、血中のコレステロール値を下げる働きがあるとされています。(看護師)
キトサンは日本が国として研究するほど注目された成分で、研究の結果、厚生労働省の認可を受けて特定保健用食品として認定されました。その効果としては「肝臓が処理できない毒素などを体外へ排出する・白血球の活性化(化膿性疾患や外傷に効果的)・コレステロール値を下げて血管の老化を防ぐ・癌細胞、転移の抑制」などが挙げられます。(看護師)

キトサン摂取の注意点

国の認可を受けているという信頼度の高いキトサンですが、状況によっては摂取によって健康を損ねてしまう場合もあるとのこと。キトサンの摂取にはどんな注意が必要なのでしょうか。

コレステロールを下げる薬とキトサンの併用には注意が必要です。キトサンと同じように油の吸収を穏やかにする効果のある抗コレステロール薬と併用してしまうと、過度に油の吸収を抑えてしまい、身体に必要なコレステロール量を維持できなくなる恐れがあるのです。(看護師)
キトサンには「血液浄化」作用がありますが、同じ作用を持つ薬を常用している方がキトサンを服用すると「血液をかたまりにくくする」作用が相乗し、過度に効果が出ると出血傾向となる危険性があります。内科的な薬を常用している場合は、各種サプリメントの併用に十分注意する必要があります。(看護師)
キトサンはてんかんを抑える薬の作用を弱める、血液を固まりにくくする薬の効果を強めるなどの点が報告されています。(看護師)
サプリメントは手軽に摂取できますが、過度摂取や飲み合わせにより身体に悪影響をおよぼす恐れがあります。キトサンに限らず、飲む前に必ずかかりつけの医師などに相談することをおすすめします。(看護師)

キトサンをある種の薬と併用すると、効果を強めすぎてしまったり、相殺してしまったりすることがあるようです。キトサンに限らず、サプリメントなどを摂取する際は、まず医師、薬剤師に相談してみるのが安心です。

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