肝臓の機能が悪いとコレステロール値も高くなる?

  • 作成日:2015.06.08
  • 更新日:2017.12.06
健康

中高年の男性が、気をつけることの1つに「コレステロールの数値」があります。

肝臓の機能が低下すると、コレステロールも高くなるというのを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

この記事では、肝臓とコレステロールの関係や肝臓の機能を強くする方法を紹介します。

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50代男性からの相談:「肝臓とコレステロール値の関連性について」

50代の男性から「肝臓とコレステロール値の関連性」について、相談がありました。

最近コレステロール値が高くなりました。

コレステロール値を下げようと努力しているのですが、月1回の検診で肝臓の機能も悪いことを指摘されました。

すぐにアルコールをやめたのですが、コレステロール値は高いままです。

関係があるのでしょうか?

肝臓の機能が悪いとコレステロール値も上がる


肝臓の機能が悪いと、コレステロール値も上がります。

肝臓の機能とコレステロールは、大きく関係しています。

コレステロール値は、食事から摂取することで上がると思われがちです。

しかし、体内にあるコレステロールのほとんどは肝臓でつくられています。

食事から摂取するコレステロールは、全体の約2割といわれています。

(看護師)

コレステロール値が高いというのは、体内にどのくらいコレステロールが存在するのかではありません。

血液中に、どれだけコレステロールが含まれているのかを表します。

肝臓の機能が悪ければ、コレステロールの調整機能もうまく働きません。

そのため、肝機能を改善すれば数値を下げることが期待できます。

(看護師)

肝臓とコレステロール値は、関係があります。

コレステロールが高く、肝臓が悪いと肝臓で消化されなかった脂肪が残り、脂肪肝の状態になってしまいます。

仮にいま脂肪肝の状態だとしたら、禁酒をしてもすぐには改善されません。

肝臓の機能を正常にも戻すのに、大変な時間がかかります。

同じようにコレステロール値も、時間をかけて食生活や運動・生活習慣を改善する必要があります。

(看護師)

コレステロール値が上がる原因は「悪玉コレステロール」の増加

コレステロール値が上がる原因は、LDLの増加が原因です。

LDLとは、悪玉コレステロールです。

コレステロールの体内循環の経路には、腸肝循環と血漿循環があります。

  • 腸肝循環…
    肝臓から胆汁となって十二指腸へ向かい、腸管から吸収されて肝臓に戻るというもの
  • 血漿循環…
    肝臓から血漿となって末梢器官へ向かい、再び血漿によって肝臓に戻るというもの。

このうち、LDLやHDL(善玉コレステロール)が関与するのは血漿循環です。

LDLは、末梢の細胞までコレステロールを届けるのが役目です。

しかし血中にLDLが増えてしまうと、動脈硬化や心筋梗塞の原因となる「脂質異常症」とみなされてしまう場合があります。

それためLDLは、悪玉コレステロールといわれるのです。

また、末梢から肝臓へとコレステロールを運ぶのがHDLです。

HDLは、血中の悪玉コレステロールを減少させる働きがあるため、善玉コレステロールと呼ばれています。

コレステロールは、肝臓で60~70%生成されますが約20%が食品から摂取しています。

食品から摂るコレステロールの量が少なくても、コレステロール値が上がるのはこのためです。

肝臓はコレステロールのコントロールを行っている

肝臓は、コレステロールのコントロールをおこなっています。

コレステロールは、ステロイドホルモンと呼ばれる副腎皮質ホルモンや性ホルモンの生成に必要不可欠な物質です。

そのため、高比重たんぱくとして全身におくらなければならないのです。

また肝臓では、コレステロールのもとである「スクアレン」をつくりだします。

スクアレンは、メバロン酸経路という生合成経路を経ることでつくられます。

肝臓はコレステロールのもとをつくり、全身におくる働きを自動的におこなっています。

つまり肝臓の機能が低下すると、コレステロール値に大きな影響を与えることになるのです。

肝臓の機能を高めるためには食生活の改善!


肝臓の機能を高め、コレステロール値を下げるためには食生活の改善が大切です。

コレステロール値を下げるために出来ることは、食生活の見直しです。

脂肪・油の多い食事は、コレステロールを多く含むので控えたほうがよいでしょう。

便秘がある場合は、腸内に便がたまると血中アンモニアが上がるため肝臓に負担がかかります。

そのため、食物繊維の摂取がおすすめです。

(看護師)

シジミやアサリなどに豊富に含まれる、タウリンは肝臓の働きを助けます。

あとは、アルコールを摂取し過ぎないことです。

睡眠を充分にとることも大切です。

(看護師)

油物は食べ過ぎない

油物は、肝臓に有害な「過酸化脂質・トランス脂肪酸」を含むものが多いのです。

過酸化脂質とは、酸化した油に含まれる物質で肝臓で解毒します。

解毒がうまくいかないと、肝臓の機能が低下してしまう場合があるのです。

トランス脂肪酸は、人工的に水素添加された油です。

トランス脂肪酸を過剰に摂取すると、心筋梗塞や冠動脈疾患になる可能性が高いとされています。

そのため、油物は食べ過ぎないようにしましょう。

参照:厚生労働省 トランス脂肪酸に関するQ&A

大豆食品を食べる

大豆には、サポニンが含まれています。

サポニンには、コレステロール値を下げ血流を改善する働きがあるのです。

大豆商品の働き
豆腐 良質なタンパク質・ビタミンE・サポニンが肝臓機能を高める
納豆 肝臓によいムチンが含まれている
枝豆 枝豆は、大豆と同じ栄養価!
サポニンや大豆には含まれていないビタミンAやビタミンCも含まれている

タウリンが豊富な食材

タウリンは、つくっているアミノ酸の一種です。

タウリンは、肝臓や心臓・脳・肺・筋肉・目の網膜などに多く含まれている成分で、肝臓の機能を元気にする働きがあります。

ですから、タウリンを含む食品を積極的に摂りましょう!

ヤリイカ イカのなかでもタウリンを多く含んでいる
たこ たこに含まれるタウリンの量は、100gあたり1,670mg!

たこは、カロリーも低いのでおすすめ

シジミ 必須アミノ酸やミネラルを補える
アサリ アサリは、1年中手に入りやすく手軽にタウリンを摂取できる
さんま さんまには、100gあたり180mgのタウリンが含まれている。

血液をサラサラにする、EPAやDHAも含まれている。

タウリンを摂ることはよいことですが、魚介類のなかにはコレステロールが高いものもあります。

コレステロールを多く含むものを摂り過ぎてしまうと、コレステロール過多になりますので、サプリメントなどを活用してもよいでしょう。

バランスのよい食事が難しい人はサプリメントもおすすめ


バランスのよい食事が難しい人は、サプリメントもおすすめです。

タウリンで肝臓の働きを補助するだけではなく、DHAやEPAといった有効な働きをする栄養素を摂るのも効果的です。

下記の記事では、おすすめのサプリメントを紹介しています。

サプリメントのおすすめの理由や成分、価格などを詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

肝臓の機能を高めてコレステロール値を下げましょう!


肝臓とコレステロール値は、関係が深いです。

コレステロール値を上げないためにも、肝臓に負担のかからない食事を心掛けましょう。

また食事だけではなく、運動などでコレステロールを下げるようにコントロールをすることも大切です。

コレステロールを下げる食生活や運動について、詳しく知りたい人は以下の記事がおすすめです。

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