ラキソベロンは強力な下剤です。そのため便の排出の調子が悪い場合には手助けとなりますが、なるべくラキソベロンを使わないで便秘を治すにはどうすればようでしょうか。また、全くラキソベロンを使わないのが果たして最善なのでしょうか。
50代男性からの相談:「便秘を改善したい」
腸切除をしてから便の排出の調子が悪く、ラキソベロンや下剤を使用していた相談者の方。しかし、ラキソベロンを使わず自然に便秘を解消したいというご相談です。
4年前に腸閉塞を患い、腸切除しました。元々便秘気味だったのですが、腸切除してもお通じが思わしくなく、医師にラキソベロンを処方してもらいました。最近は一日10滴使用していましたが、急に催してトイレに間に合わない事が多かったため、今年の秋からラキソベロンの使用を中止しました。ラキソベロンの使用を中止してからは、急に催して我慢出来ないと言う事はなくなったのですが、お通じは2~3日に一度でかなり力んで何とか出るという状態です。とはいえ、出る量も少なく、何回かトイレに行ってやっとスッキリする感じと、オナラが臭いのが悩みです。下剤を使用すると、急激にお腹が痛くなって我慢できない事が多いため、下剤を使わず便秘を解消する事は出来ないでしょうか。
便秘解消のためには食事や運動の改善
便秘を改善するためにはいくつか方法があります。食生活の改善や運動など、日々の暮らしの中での取り組みはとても大切です。
かなり力んでということですので、便が固くなってはいませんか?水分摂取が少ないと便の水分も少なくなります。水分を多目にとると効果があるでしょう(看護師)
水分や食物繊維の摂取が効果的です(看護師)
腸の動きが悪くなると残便感が生じます。ですので、おへその周り5cm上下左右を『の』の字に指圧、適度な運動をすることで効果があるように思います。(看護師)
ヨーグルトや乳酸菌の摂取、食後すぐがいいです。ビオフェルミンとか整腸剤などがあります。(看護師)
朝寝起きに冷水を一気飲みというのも試してください。(看護師)
食事を30分かけてよく噛んで食べます。その後トイレに行きましょう。出なくてもあまりきばり過ぎないようにしてください。(看護師)
どうしてもつらい場合はラキソベロンの使用を検討
ラキソベロンは滴数調整ができるため、量を減らして使用することも可能です。そのらめ、どうしても辛い場合は、量を調節してラキソベロンの使用をするのも一行です。
ラキソベロンは錠剤と違い、滴数調節できるのが利点です。どうしても辛いようであれば10滴より減らして内服することを相談されてもいいかもしれません。(看護師)
ラキソベロンは緩下剤なので、確かに量を調整して、寝る前に服用すると朝快便のはずです。自然療法も大事ですが、量の調整を考えてみるといいと思います。(看護師)
理想は薬に頼らずに便秘を治すことですが、時と場合によっては薬の力に頼るのも賢明です。なるべく食事や運動によって改善するよう努めつつ、どうしてもというときは量を調整してラキソベロンの力を使うという選択肢も検討しましょう。
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