中性脂肪が高い原因はなに?数値が高いと病気発症の危険がある!

  • 作成日:2015.04.11
  • 更新日:2017.11.21
健康

日々を健康に過ごすには体のことを理解しておくことがとても大切です。健康診断などで中性脂肪が高いといった注意を受けた場合、病気のリスクが高まっていると考えなければいけません。

なぜ中性脂肪が高くなってしまうのか原因を知ることや、それがどのような問題を起こすのかも正しく知っておくことで対策もできるでしょう。

中性脂肪が高いままだと生活に支障が出ることもありますし、ずっと薬を飲み続けなければいけない生活にもなりかねません。

まずは中性脂肪に関する知識を身につけることから始めましょう。

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中性脂肪が高い原因はなに?


中性脂肪が高い人には共通点があります。それが食べ過ぎ、飲み過ぎといった食事に問題があるということです。

中性脂肪は勝手に増えるわけではなく、バランスの悪い食事や暴飲暴食によって引き起こされます。

日々の食事が偏っていたり、時間も回数も考えず食べるという行為は、いつの間にか中性脂肪を高くしていることにつながります。

食事での問題は男女ともに共通する原因ですが、女性の場合は男性には無い特別な原因も考えられます。

そのため中性脂肪が高くなる原因を正しく知ることが、下げるために必要となるでしょう。

中性脂肪が高くなる原因

中性脂肪が高くなるのは複数の原因が考えられます。食事だけでなく日々の生活習慣なども中性脂肪を高くしている可能性があるので、自分の生活を見直すことが大切です。

では、どういった生活習慣が中性脂肪を高くするのか説明していきますので、自分に照らし合わせてみることで問題点が浮かび上がります。

炭水化物の摂り過ぎ

主食であるお米が大好き、麺類やパンなども大好きといった人も多いでしょう。お米などの主成分である炭水化物は体を動かし生命を維持するためのエネルギーとなります。

摂取した炭水化物は体内でブドウ糖となりエネルギーとして活用されます。しかし、炭水化物を摂り過ぎてしまうと、体内では処理できない分が蓄積されてしまうのです。

これが中性脂肪となり、濃度を高めてしまうことになります。

脂質の摂り過ぎ

脂質とは読んで字のごとく油のことで、脂質を多く含む食事をしていると中性脂肪が高くなります。

脂質は体内に入ることで分解され、遊離脂肪酸グリセロールに分かれます。このうち、グリセロールは体内に蓄積され中性脂肪になります。

揚げ物や脂っこい食事が大好きと言う人は、食べることで中性脂肪をどんどん増やしていることになるので注意しましょう。

糖質の摂り過ぎ

糖質はほとんどの食べ物に含まれている成分で、摂り過ぎることで中性脂肪を増やしてしまいます。

通常、糖質は体内に取り込まれるとグリコーゲンに変換されて肝臓に一時的に蓄えられます。グリコーゲンに変換された糖質は優先的に使用されていくので、これに関しては問題ありません。

しかし、糖質を摂り過ぎるとグリコーゲンとして肝臓に蓄えができなくなり、余った分は中性脂肪に変換されて肝臓に貯蔵されることになります。

いわゆる、脂肪肝の人は中性脂肪が肝臓に溜まった状態ですので、注意が必要です。

早食い

早食いをすると中性脂肪を高める原因となります。

ゆっくりとよく噛んで食べた場合、噛むことにより満腹中枢を刺激するため少量でも満足感を得られます。

しかし、早食いの場合、満腹感を感じる前に食べきってしまうため食べる量も増えますし、一気に食べたことで血糖値も急上昇、それが中性脂肪を増やすことに繋がります。

アルコールの飲み過ぎ

アルコールが好きでよく飲む人ほど、中性脂肪が高くなるリスクが高まります。なぜなら、アルコールを分解するのも肝臓、脂肪酸を分解するのも肝臓だからです。

お酒を飲み過ぎると、分解の優先順位は「アルコール→脂肪酸」の順番で行われます。

アルコールを飲み過ぎていた場合には脂肪酸を分解をする暇がなくなり、分解できないまま体に溜めこまれます。

それが中性脂肪の値を高くする原因となるため、アルコールの飲み過ぎは問題が多いと言えるでしょう。

喫煙

タバコを吸う習慣がある人も、無い人に比べて中性脂肪が高くなる傾向にあります。

喫煙者を対象にしたデータによると、吸わない人の3倍もの中性脂肪増加リスクがあると言われています。

なぜ喫煙することでリスクが高まるのかは、アディポネクチンと言う肥満抑制物質の分泌が減ることと、脂肪分解j酵素の分泌も大幅に低下してしまうためです。

この2つが喫煙により減少することで、体は中性脂肪を溜めやすい状態になりますし、ニコチンによる影響で血管にもダメージが蓄積され、血液ドロドロといった状態も引き起こします。

喫煙することは自ら中性脂肪を高めることになると理解しておくべきでしょう。

運動不足

運動不足も中性脂肪を高めてしまいます。
人の体は細胞を動かすために脂肪や糖質をエネルギーにしています。しかし、運動をしていない場合、基礎代謝以外のエネルギー消費が行なわれないため、使用しないエネルギーは脂肪として体に蓄積されます。

運動をすれば筋肉も鍛えられ基礎代謝もアップしますが、運動していない人は基礎代謝自体も低下するため、さらに肥満になる可能性が高まります。

肥満=脂肪過多ですので、運動不足はそのまま中性脂肪が増える原因となるわけです。

ストレス

日々の生活や仕事などでストレスを溜めている場合、それも中性脂肪を高めることに繋がります。ストレスは体を緊張状態にしますし、その状態は体の中で血糖値を上昇させるだけでなく血管の収縮も引き起こします。

さらに心拍数が通常よりも高くなり、それに伴う血圧の上昇も起こります。

これらは中性脂肪を体内で高める原因となるため、ストレスを常に溜め続けている人は注意しなくてはいけません。

女性特有の中性脂肪が高くなる原因とは?

中性脂肪が高くなるのは女性よりも男性に多いというデータがあります。これは、女性の場合女性ホルモンの分泌により中性脂肪が増えにくいことが関係してます。

しかし、女性ならではの原因で中性脂肪が高くなることもありますので、それを正しく知っておかなくてはいけません。

妊娠中

妊娠は女性のみ経験することができるもので、子供を産む喜びを感じることができる重要なものだと言えます。

この妊娠中は体の中で大きな変化があり、中性脂肪が高くなりやすい状態になっています。お腹の中にいる胎児の栄養となるのは、炭水化物が変化してできるグルコースですが、妊娠中はその栄養素を体に溜めこみやすくなっています。

そのため、妊娠中に食べ過ぎてしまうと、出産後も脂肪が減らず中性脂肪が高いままになることが考えられます。

更年期から閉経にかけて

女性の場合、更年期を迎えることでホルモンバランスが大きく変化します。

更年期とは40歳くらいの年代から始まる期間のことで、それは閉経まで続きます。更年期に差し掛かると、体内で分泌されていた女性ホルモンの量が大きく減ることになり、それが更年期障害という状態を引き起こすことになります。

女性ホルモンが減っていくにつれ、体にも脂肪が付きやすくなっていきます。そのため女性ホルモンが減ることは更年期障害だけでなく中性脂肪が高くなるリスクも同時に起こると考えておかなければいけないでしょう。

中性脂肪が高いと病気になるリスクも上昇する?


中性脂肪が基準値よりも高い状態が続く場合、それは病気になるリスクも上昇することにつながります。

中性脂肪は低すぎても体を維持することができなくなりますが、高い状態が続くことも悪影響を与えてしまいます。

一度病気を発症してしまうと命の危険に関わる場合もありますし、健康で健やかな生活ができなくなるという問題も生じます。

中性脂肪が高いとどのような病気になるのかを知っておくことで、その危険性を認識し改善への意識改革に繋がるでしょう。

脂質異常症という病気になっている可能性も!?

中性脂肪が高い状態を放置すると、「脂質異常症」という病気になってしまいます。

脂質異常症にも種類があり、中性脂肪が多い場合には「高トリグリセライド血症」と呼ばれる症状に分類されます。

これは高脂血症と呼ばれていた病気で、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増え過ぎ、善玉コレステロールが減少する状態です。

善玉コレステロールは脂肪を排出する役割を担っていますが、それが減ることで血液中の中性脂肪はどんどん増加していきます。

これは、他の病気を併発するもととなるので、高トリグリセライド血症になると病気のリスクが飛躍的に高まってしまうと考えなければいけません。

中性脂肪と病気のリスクとの関係性

中性脂肪が高いままの状態を放置すると、様々な病気を発症するリスクが高くなります

正常値であれば特に問題ない中性脂肪ですが、数値が高くなってしまうことで体への影響は避けられなくなります。

中性脂肪が関係する病気には命の危険を伴うものが多いので、数値が高い人は真剣に下げることを考えるようにしましょう。

動脈硬化(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞など)

中性脂肪の値が高いと、動脈硬化のリスクが高まります。
動脈硬化は血液が流れる道である血管が固くなる症状で、それが続くことで更なる症状を引き起こします。

動脈が固くなると血液による酸素供給も不十分になり、心臓の筋肉影響が出て狭心症を引き起こしやすくなります。

さらに血中の中性脂肪が固まり、それが血管を傷つけ血栓を作りやすくなります。

血栓が詰まると心筋梗塞という重篤な症状を引き起こしますし、脳の血管が詰まれば脳梗塞を引き起こすこともあるでしょう。

閉塞性動脈硬化症

中性脂肪が高いとその影響で閉塞性動脈硬化症を発症することもあります。

これは中性脂肪により動脈硬化が進み、その影響で血管が細くなる・詰まってしまう(閉塞)状態を引き起こします。

閉塞性動脈硬化症になると手足の冷えやしびれ、安静時疼痛(じっとしていても痛い)、間歇性跛行症という一定距離歩くと痛い、階段の上り下りが辛いといった症状を発症してしまいます。

これは日常生活に多大な影響を及ぼすしますので、当たり前のことができなくなるといった問題が生じます。

高血圧

高血圧も中性脂肪が高いと起こりやすい症状です。

血中の中性脂肪が増えることで血液はドロドロになり、スムーズな流れが妨げられます。血液の流れが滞ると体は無理にでも血液を流そうとするため、血圧が上昇し高血圧の状態となります。

高血圧になると血管に多大な負担がかかりますし、それによる血管の破損なども起こる可能性が高くなるわけです。

中性脂肪には動脈硬化などの症状も引き起こしますので、高血圧と組み合わさることで突然死といったリスクも高まることになるでしょう。

脂肪肝

中性脂肪は肝臓で処理されますが、処理しきれなかったものは蓄積されて貯蔵されます。そのため中性脂肪が高いとどんどん肝臓に脂肪が蓄えられ、脂肪肝になってしまいます。

脂肪肝になると肝臓の働きが衰えるため、「疲れが抜けない」「体がむくみやすい」「熱っぽい」「黄疸」といった症状が現れます。

それを放置しておくと肝硬変になる可能性も高まるため、中性脂肪が高いと肝臓の病気リスクも高まると考えておきましょう。

急性すい炎

急性すい炎は消化酵素により自分で自分を溶かしてしまう膵臓の病気です。

症状は肋骨の下あたりに激しい痛みを感じ、その痛みは激痛のため立ち上がることもできなくなるほどです。急性すい炎を発症すると死亡率は9%にも上りますので、とても危険な病気だと言えるでしょう。

中性脂肪が高い場合、この急性すい炎を発症するリスクも高まることが分かっています。これは中性脂肪が増えたことで膵液が多量に分泌されるためで、それが引き金で急性すい炎を引き起こします。

中性脂肪が高いけどコレステロールが低いのはなぜ?


中性脂肪が高いけれど、コレステロールが低いと言う人もいるのではないでしょうか。

一見、中性脂肪が高いとコレステロールも高くなるように感じますが、実際には中性脂肪とコレステロールは別物なので、「中性脂肪高い・コレステロール低い」という状況も考えられるのです。

中性脂肪の場合、食事の内容や運動不足、アルコールの飲み過ぎなどで血中濃度が高くなります。

しかし、コレステロールの場合肝臓でも生成されるため、体内のコレステロール値は調整して一定の値をキープすることが可能です。

このことが中性脂肪が高いけれどコレステロールは低い状態を生み出すことになるのです。

中性脂肪と遺伝が関係してる?


中性脂肪が高い原因は、基本的には生活習慣に大きな問題があることがほとんどです。

しかし、規則正しい生活をしており、運動なども行っているのにも関わらず中性脂肪が高い値になる人もいます。

これは生活に問題があるのではなく、生まれながらに遺伝で中性脂肪が高くなりやすいことが関係しています。

遺伝で脂質異常になることも考えられる!?

人の体は遺伝情報により姿かたちなどが決められています。その遺伝情報には体の機能の情報も含まれているので、情報に問題があるとそれが表面化します。

実は中性脂肪が高い人の中には、遺伝による先天的な代謝異常で脂肪を燃焼できない人が存在してることが分かっています。

遺伝で脂質異常になってしまった場合、体内のコレステロール値を制御できず、それが中性脂肪を増やすことに繋がります。

中性脂肪が高いと薬が必須となる場合も!


中性脂肪の値が正常であれば薬を使用する必要はなく、健康に過ごせます。

正常となる基準値は30~149mg/dlですので、これを超える値の人は何らかの対策が必要となります。特に中性脂肪値が300~749mg/dlの人は、運動や食事制限と共に投薬も必要です。

また、750mg/dlを越えている人は、病気を発症するリスクが非常に高く、場合によっては命の危険性も考えられます。

そのため、すぐに投薬治療を開始しなくてはいけませんので、薬の服用が必須です。ただ、薬にも種類があり、それぞれ効果が異なるため、その違いも知っておく必要があるでしょう。

フィブラート系薬

フィブラート系薬は肝臓に働きかけ中性脂肪の値を下げる効果があります。

この薬を服用することで肝臓での中性脂肪合成を抑制するとともに、血中のリパーゼという酵素の生成も促してくれます。

リパーゼには中性脂肪を分解する働きがあるので、高い値を下げることが可能です。

ニコチン酸誘導体

ニコチン酸誘導体は体内の中性脂肪を減らす効果があります。

これを薬として使用することで中性脂肪の分解を促進し遊離脂肪酸を生成します。

遊離脂肪酸はエネルギーとして使用されますので、相対的に中性脂肪の値を下げることに繋がります。

イコサペント酸エチル

イコサペント酸エチルは、オメガ3脂肪酸を利用した薬です。

イコサペント酸エチルは青魚などに含まれているEPAという成分で、それを主成分としているので安全性も高い薬となっています。

EPAには血液をサラサラにする効果や中性脂肪を減らす効果があるので、飲み続けることで値を下げることができるでしょう。

食事改善や運動を取り入れて中性脂肪を下げよう


中性脂肪が高い場合、放置していると徐々に体の状態は悪化していきます。これくらい大丈夫という油断が、取り返しのつかない状況を招くことも考えられます。

そのため、食事を見直すことや、運動を取り入れて脂肪燃焼を促進させることが健康を維持し、中性脂肪を下げることに繋がります。

何もしないよりも少しずつでも対策をすることが重要ですし、薬に頼った治療は副作用もあるのでそうなる前に手を打つことが重要となるでしょう。

中性脂肪を下げる食べ物とは?

中性脂肪を下げるには、食べ物に気を配ることがとても重要です。食事は生きるために欠かせないものですが、好きな物ばかり食べていれば中性脂肪が高くなることも考えられます。

基本的には中性脂肪を下げる働きがある食べ物を主体にして取り入れ、意識的に食事メニューを変えていくことが大切です。

海藻や青魚、大豆やナッツ類などを積極的に食べ、炭水化物を減らせるよう玄米や雑穀などを食べるようにすることも、中性脂肪を下げることができるでしょう。

中性脂肪は運動することで下げられる!

運動をすることでも中性脂肪は下げられます。運動には有酸素運動と無酸素運動がありますが、脂肪を燃焼する効果があるのは有酸素運動となります。

有酸素運動はウォーキングやジョギングといった簡単なものでも十分効果が出ますので、日々の生活に取り入れるようにしましょう。

無酸素運動は筋肉を鍛え、持続力アップや基礎代謝向上に繋がります。そのため、無酸素運動も上手に取り入れることで、さらに中性脂肪減少の手助けとなります。

有酸素運動と無酸素運動をバランスよく行うことで、効率的に中性脂肪を減らせますので、運動は効果が高い対策だと理解しておきましょう。

中性脂肪を高くしないために


中性脂肪の値が高くなればなるほど病気のリスクは高まりますし、健康でいることも難しくなります。

自分の生活習慣が中性脂肪を高くしている可能性もありますので、食事や生活スタイルを見直すことも必要です。

中性脂肪が高くなることは男女問わず誰にでも起こり得ますので、そうならないように注意して対策を講じるようにすることが重要となります。

そのためにはまず中性脂肪の事を正しく理解し、対策や薬のことなども知識として得ておくことが健康な体を取り戻す近道となるでしょう。

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