レーザーによる薄毛治療。「モザイクヘアー」とは?

  • 作成日:2015.03.04
  • 更新日:2015.03.10
薄毛

女性の美容医療では馴染みのあるレーザーですが、薄毛にもレーザーによる治療が取り入れられ始めています。脱毛などに使われるレーザーのイメージから、「なぜ?」と思うかもしれません。一体どのような治療法なのでしょうか。

今回はアヴェニュークリニックのDr.当山に、レーザーを用いた薄毛治療についてお伺いしました。

―――薄毛治療用のレーザーとはどのようなものなのでしょうか?

そもそも、レーザーとは単一波長で、使う波長を変えることで様々な治療に用いることが可能です。例えば、脱毛用レーザーの場合は、毛根をターゲットにしたレーザーの波長を使い、毛根を焼失させます。しみを取る場合はメラニンをターゲットにした波長を、赤みをとる場合は血管をターゲットにした波長を使用することで、それぞれの効果を発揮します。

薄毛治療の場合では、上記のレーザーよりもさらに出力を低くし、目には見えない小さな穴を頭皮に空ける波長を利用します。皮膚に穴が空くと血流がよくなり、「サイトカイン」という髪の毛を増やす物質がでます。「サイトカイン」によって毛根の成長を促すことで、髪の毛のコシが強くなったり、髪の毛が生えてきます。これがレーザーによる薄毛治療の原理です。

―――具体的な施術の流れを教えて下さい。

まず、髪の毛や頭皮に傷がないのかを確認し、それからレーザーを当てていきます。その後、高濃度のミノキシジルを頭皮に塗りこんで施術は完了です。時間は10分~15分ぐらいで終わり、施術後は直ぐにそのままお帰り頂くことができます。

レーザーということで腫れたり、血が出たりするのでは、と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはほとんどありません。レーザーを当てている際に、少し熱いと感じることがあるかもしれませんが、痛みを感じることはないでしょう。

薄毛の程度にもよりますが、治療開始後は定期的に通って頂いています。発毛はヘアサイクルが関わってくるので、全体で半年程度の期間は治療を続ける必要があります。大体3ヶ月から4ヶ月程度たつと、「コシ」が強くなった、「小さい産毛が生えてきた」という声を聞きます。私自身も治療に当たっていますが、特に髪の毛のコシがしっかりしてきている感覚があります。

――レーザー治療はどのような方が受けるとよいでしょうか?

レーザーの治療であれば、年齢も性別も関係なく、割とどんな人でも治療が可能です。ただし、薄毛の症状が進行しすぎていると、投薬治療や再生医療による治療を行ったほうがよいと思います。
特にお勧めしている方は、薬の服用や注射を嫌がっている方です。レーザーであればほとんど痛みもなく薬の服用もありません。これらの治療法にためらいがある方にはお勧めすることが多いです。

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