高血圧はコーヒーで下がる?血圧とコーヒーの関係を詳しく解説!

  • 作成日:2017.09.28
  • 更新日:2017.09.28
健康

コーヒーを飲むと血圧が上がる、というイメージを持っていませんか?
高血圧はたばこといった嗜好品やアルコールなど、生活習慣が原因でおこる病気です。

じつは近年の研究で「コーヒーは高血圧の原因ではない」と報告されています。
そこで今回は、コーヒーと血圧の関係性を紹介します。

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コーヒーは高血圧にほとんど影響しない

コーヒーは高血圧を誘発する飲み物ではありません。
昨今の研究で「コーヒーの飲み過ぎが高血圧につながる」という従来の考え方が否定されているためです。

コーヒーで血圧が上がるのは一時的

たしかに、コーヒーを飲むと一時的に血圧は上がります。
コーヒーに含まれるカフェインが交感神経を刺激するためです。

とはいえ血圧上昇は軽い運動時と同程度で、数時間で元の数値に戻ります
コーヒーを習慣的に飲んでいるひとはカフェインの耐性ができているため、一時的な血圧の上昇すらありません。

カフェインが高血圧と無関係なことは調査で立証済み

コーヒーに含まれるカフェインと高血圧の因果関係は、アメリカの看護師健康調査で否定されています。

アメリカの看護師健康調査とは、約3万人の女性を対象に12年にわたって血圧と飲み物(コーヒー・紅茶・コーラ)の関係を追跡調査したものです。
調査対象のコーヒー・紅茶・コーラはいずれもカフェインを含む飲み物です。

コーヒーは高血圧のリスクがないという結果がでたものの、紅茶は年齢が低いひとに血圧の上昇傾向がみられ、コーラは飲む量が増えるほど高血圧リスクが高まるという結果だったのです。
同じカフェインを含む飲み物でも高血圧に対する結果が異なるため、必ずしも「カフェインが高血圧の原因」という因果関係はないというわけです。

コーヒーを飲むと高血圧リスクが下がる?

アメリカで12年にわたりおこなわれた看護師健康調査の結果では、むしろ高血圧の予防につながるという見方もあります。
看護師健康調査によると、1日に4杯以上のコーヒーを飲んでいるひとは高血圧になるリスクが下がるという報告があります。

日本でもコーヒーの摂取量が多い男性ほど、高血圧になるひとが少ないという研究結果があります。

ポリフェノールに血圧降下作用がある

コーヒーを飲むと高血圧になりにくい理由は、クロロゲン酸と呼ばれる成分に血圧降下作用があるためです。
クロロゲン酸はコーヒーに含まれるポリフェノールの一種です。

ポリフェノールはコーヒーのほかにココアやチョコレートに含まれており、動脈硬化や脳梗塞をはじめとする脳卒中、心筋梗塞といった心臓病、循環器病などの生活習慣病を予防する働きがあります。

クロロゲン酸は抗酸化作用により、血液の循環を良くします。
血液中の悪玉コレステロールを取り除き、善玉コレステロールを増やしてくれるため、血液の流れがスムーズになり血圧が上がりにくくなるというわけです。

クロロゲン酸は、カフェインレスのコーヒーにも含まれています。

コーヒーで高血圧は治せない

コーヒーは高血圧を予防する効果は期待できても、コーヒーを飲めば高血圧が治るというわけではありません。

ポリフェノールのはたらきやコーヒーの利尿作用により血圧を下がりやすくする効果はあるものの、必ずしもコーヒーが血圧降下に繋がる・高血圧が治るというわけではないのです。

食後低血圧にはコーヒーが有効

コーヒーは低血圧にあまり影響しませんが、食後低血圧の予防・対策として有効です。

食後低血圧は食事したものを消化吸収するため一時的に大量の血液が腸に集中してしまい、心臓の血液量が減るためにおこります。
高齢者や神経障害のひとがなりやすい症状です。

カフェインは一時的に血管を収縮させて血圧を上げる作用があるため、食後にコーヒーを飲むと心臓から送りだされる血液量が増えて食後低血圧の予防効果につながるわけです。

飲みすぎは低血圧を悪化させる危険性も

コーヒーの飲み過ぎが低血圧の症状を重くする可能性があります。

コーヒーに含まれるフェインは交感神経を活発にするため、摂りすぎると自律神経を乱し、血行不良や冷え性体質をまねく恐れがあります。

ヘルシアコーヒーは血圧を下げ過ぎる副作用に注意

缶コーヒーのヘルシアコーヒーは必要以上に血圧を下げてしまう危険があります。
花王のヘルシアは、コーヒー豆の焙煎時に発生する酸化成分(ヒドロキシヒドロキノン)を除去してしまうのが原因で、血圧を下げる副作用がおこると考えられます。

一般的なコーヒーは酸化成分を除去しないため、ヘルシアコーヒー特有の副作用です。

コーヒーに関する注意点

コーヒーを飲む習慣が高血圧の発症率を下げるため、高血圧対策にしたいと考える人もいるでしょう。

とはいえコーヒーを飲み過ぎてしまうと、かえって体に問題を抱えてしまう危険があります。
血圧との関係を踏まえ、コーヒーを飲む際に気をつけたい注意点を紹介します。

飲み過ぎ注意!コーヒーは1日4杯までがベスト

カフェインの摂取習慣は中毒性があるため、コーヒーは成人で「1日4杯まで」です。
飲み過ぎはカフェインの過剰摂取をまねき、動悸や頭痛、めまいなどの副作用をおこす恐れがあります。

一気に飲むとカフェイン中毒の危険性も

また、コーヒーは一気に飲み過ぎないよう注意してください。
1時間以内に3杯以上のコーヒーを飲むと、およそ半分の確率で急性カフェイン中毒をおこす危険があります。
カフェイン中毒のおもな症状は、イライラ、下痢、動悸、不整脈、心拍数の増加、頭痛、めまいなどです。

寝不足や空腹時は動悸が起こりやすくなる

寝不足や空腹時にコーヒーを飲むとカフェインによる動悸が起こりやすくなります。
カフェインは強心作用があるため、心拍数や血圧が上昇しやすい影響で動悸がおこりやすいのです。

コーヒーを飲んで動悸がおこった場合は、しばらく安静にしましょう。
動悸の原因であるカフェインを薄めるため、水分を多めに摂ってください。

ミルク・砂糖の入れ過ぎは逆に高血圧を招くことも

コーヒーにミルクや砂糖を入れ過ぎないよう注意してください。
ミルク・砂糖の入れ過ぎは、かえって高血圧をまねいてしまうためです。

高血圧対策のためにコーヒーを飲む場合はドリップしたブラックコーヒーがオススメです。
たとえブラックでも缶コーヒーは添加物が含まれているためオススメできません。

降圧剤との飲み合わせは医師に指示を仰ぐ

高血圧を治療する降圧剤のなかには、コーヒーとの飲み合わせに気をつけたい薬があります。

塩酸ベラパミルという成分が含まれる降圧剤を使用する場合は、コーヒーとの飲み合わせに注意が必要です。
コーヒーやお茶に含まれているカフェインと塩酸ベラパミルは相性が悪いためです。
高圧薬の服用時、体の変化を感じた場合はコーヒーの影響を受けている可能性があります。

カフェインにより降圧剤の副作用が強く出てしまう危険があるため、医師や薬剤師の指導に従うようにしましょう。

高血圧はコーヒーの種類・飲み過ぎに気をつけよう

血圧とコーヒーの関係について紹介してきましたが、いかがでしたか?

これまで高血圧をまねく飲み物と考えられてきたコーヒーですが、研究が進んで因果関係がないと分かってきています。
むしろ、コーヒーは高血圧リスクを下げる飲み物としても注目が集まっています。

とはいえ、コーヒーの飲み過ぎでカフェイン中毒を招いたり、脂質や糖質の多いコーヒーはかえって高血圧の危険性を高めます。
高血圧は放置すると、虚血性心疾患など命に関わる合併症をおこします。

コーヒーはミルクや砂糖の入れ過ぎに注意し、1日の摂取量を守って飲んでください。

また高血圧が気になる場合はコーヒーの飲み方を見直すほかに、喫煙習慣や飲酒量など私生活を振り返ってみましょう。

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