ヨーグルトはコレステロールを下げる?それとも上げる?

  • 作成日:2015.02.02
  • 更新日:2017.12.05
健康

肥満の原因ともいわれるコレステロールは、なんとか数値を下げたいものです。健康診断で「コレステロール値が高い」と指摘された方は、なおさらでしょう。

そんなコレステロールに関して「ヨーグルトを食べるとコレステロール値が下がる」と聞いたことはありませんか?

しかし、「乳製品はコレステロールをたくさん含んでいるから控えた方がよい」といった話も聞きます。

どちらが本当なのでしょうか。

この記事では、そんなヨーグルトとコレステロールの関係や、おすすめ乳酸菌、効果高める食べ方などを紹介します。

スポンサーリンク

ヨーグルトはコレステロールを下げるの?


ヨーグルトには、腸内環境を整える効果があると、CMなどで聞いたことがある方もいるかもしれません。

そのほかにもヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌、酢酸などによって以下の効果が期待できます。

  • コレステロールにくっつき体外へと排出
  • コレステロールを分解しコレステロールの増加を抑制
  • コレステロールの生成を抑える

乳酸菌

プレーンヨーグルトには、乳酸菌が多く含まれています。

この乳酸菌が、コレステロールの排出を助け、コレステロール値を下げる結果をもたらせてくれるのです。

詳しい流れとしては以下になります。

  1. 肝臓にある胆嚢(たんのう)は、コレステロールを使って胆汁酸を作り、腸内へ送りだす
  2. 乳酸菌は腸内で胆汁酸を分解し体外に便として排出
  3. 再び肝臓でコレステロールを利用して、胆嚢で胆汁酸を作り、腸内で乳酸菌が胆汁酸を分解し体外へ排出

乳酸菌が腸内環境を整え、便として排出するときに、コレステロールも一緒に排出します。

この流れがコレステロールの余分な蓄積を防ぎ、コレステロール値の低下をもたらすのです。

また、それだけでなく、乳酸菌には腸内で悪玉コレステロールを吸着し排出する、食物繊維と同じ機能を持っています。

そのため、ヨーグルトはコレステロールの低下に一役買うといわれているのです。

ビフィズス菌

ビフィズス菌は善玉菌の一種で、食べ物からのコレステロールを分解する働きがあります。

約半分のコレステロールが分解され「コプロスタノール」という物質になるため、コレステロールの増加を防いでくれるのです。

そうすることでコレステロールが下がっていきます。

酢酸

発酵食品のヨーグルトには酢酸も含まれています。この酢酸は肝臓でコレステロールを作ることを抑えてくれるのです。

コレステロールの生成が抑制されるため、血中コレステロールも減るという仕組みです。

おすすめのヨーグルトはこれ!

スーパーやコンビニに行くと、たくさんのヨーグルトが売られていますが、どの商品でも一緒ではなく、ヨーグルトに含まれている乳酸菌には、たくさんの種類があります。

乳酸菌の種類によっては、通常のヨーグルトよりさらにコレステロールを下げる効果を期待できるものもあるようです。

ガゼリ菌を含んだヨーグルト

通常の乳酸菌は胃酸に弱く腸に届くまでに多くの菌が死んでしまうのですが、ガゼリ菌は胃酸に強く、多くの量が腸に届きます。

機能性表示食品で、内臓脂肪を減らす働きがあります。

内臓脂肪を減らすガゼリ菌SP株

LG21乳酸菌を含んだヨーグルト

LG21というのはガセリ菌の仲間で、OLL2716株という乳酸菌です。

整腸作用やコレステロールを低下させるだけでなく、胃炎や胃潰瘍の原因であるピロリ菌と戦う働きもあるといわれています。

明治プロビオヨーグルトLG21

明治 プロビオヨーグルト LG21 112g×12個

クレモリス菌FC株を含んだヨーグルト

クレモリス菌FC株は食後の血糖値の上昇をおだやかにしてくれます。

さらに、中性脂肪を減らして善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やしてくれるのです。

カスピ海ヨーグルト

N-1株を含んだヨーグルト

N-1株は胃酸に強く、乳酸菌が生きた状態で腸内に届きます。そのため、腸内で善玉菌(ビフィズス菌)が増え、腸内環境が改善されるのです。

その影響により善玉菌が腸内のコレステロールにくっつき、便として排出してくれます。

腸までとどくマイルドヨーグルト


引用:Amazon

ビフィズス菌BB536を含んだヨーグルト

ビフィズス菌BB536は腸に長くとどまり、悪玉菌を追い出して血液のなかの健康を促進してくれます。

コレステロールを、便と一緒に排出する働きもあるようです。

ダノンBIO

特定保健用食品(トクホ)のヨーグルト

特定保健用食品(トクホ)の表示は、臨床実験を行い消費者庁に許可をもらった製品のみ表示が可能です。

そのため、「コレステロールの低下をさせる」といった特保の製品は、効果を期待できるでしょう。

また、豆乳ヨーグルトの原材料である大豆には、悪玉コレステロールを下げる作用があります。

豆乳で作ったヨーグルト

雪印メグミルクのヨーグルト

メグミルクでは独自の研究により、ガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株という乳酸菌を導入しています。

ガセリ菌SP株が血中のコレステロールを減らし、ビフィズス菌SP株は腸内環境を整えてコレステロールを排出します。

ちなみに、ナチュレ恵も特定保健用食品(トクホ)です。

ナチュレ恵megumi

ヨーグルトの効果を高める食べ方4選


せっかく食べるなら、効果的食べましょう。

次にヨーグルトが持つコレステロールを下げる働きを促進する食べ方を紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

ヨーグルトは食後に食べるのがおすすめ

ヨーグルトを食べるのに最適なタイミングは、食後だといわれています。

なぜかというと、乳酸菌は胃酸に弱いという特徴があるからです。とくに空腹時は胃酸が強いので、食後に食べるようにしましょう。

温めて食べると◎

少し抵抗があるかもしれませんが、ヨーグルトは温めることで成分が体内で吸収されやすくなります。

いわゆるホットヨーグルトです。温かいヨーグルトは便秘を解消したい人や。お腹の弱い人におすすめです。

ポリフェノールと一緒に摂ると効果アップ

ポリフェノールには抗酸化効果があり、ヨーグルトのコレステロールを低下させる働きを助けてくれることが分かっています。

そのため、ポリフェノールを多く含む食品とヨーグルトを一緒に食べることで、相乗効果を期待できるでしょう。

ポリフェノールが多く含まれる食べ物は、りんごや桃、ブドウといったフルーツ類です。

果物はヨーグルトと相性もよいのでおすすめです。

また、原料にブドウを使用しているワインにも、ポリフェノールが多く含まれています。

オリゴ糖と一緒に摂るとよい

オリゴ糖には、乳酸菌を増やす働きがありますので、ヨーグルトと一緒に食べることで、乳酸菌をさらに増加させることが可能です。

オリゴ糖が多く含まれている食べ物で、ヨーグルトと合わせやすいものは、はちみつやりんご・ヤクルトなどがあります。

ほかにも、味噌や塩麹、ぬか漬け、ナチュラルチーズ、キムチ、ポン酢なども多く含まれているので、食事にオリゴ糖を多く含むものを食べて、食後にヨーグルトを食べるとよいでしょう。

LDLコレステロール値が高いとどうなるのか

コレステロールには善玉コレステロール(HDLコレステロール)と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の2種類あります。

このコレステロールは2種類とも、ホルモンや細胞膜、胆汁酸の材料となる重要な役割を果たしています。

しかし、コレステロールを多く含む食品を食べ過ぎたり、中性脂肪が増えすぎたりすると悪玉コレステロールが増加します。

増えすぎた余分なコレステロールは血管に吸着し、動脈硬化を引き起こす原因になりますので、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を発症しかねません。

コレステロール値が高い場合、基準値まで落とすことが病気のリスクを回避するうえで重要です。

乳製品はコレステロールが高いから控えるべき?


コレステロールが高く、摂取するのを控えた方がよい食品として、魚の卵やレバー、飽和脂肪酸を多く含む食品とともに乳製品があります。

ヨーグルトも乳製品のため、もちろんコレステロールが含まれています。

しかし、ヨーグルトに含まれるコレステロールの量は、プレーンヨーグルト100gにつきおよそ12mgです。

鶏卵は1個につきおよそ210mg、牛乳200mgはおよそ25mgなので、比較すると、それほど多く含まれているわけではないことがわかります。

ただ、同じ乳製品でも、とくに注意した方がいいものは、バターや生クリームです。

バターは100gにおよそ210mg、生クリームは100gにおよそ120mgのコレステロールが含有されています。

チーズも乳製品で、脂肪分の多い種類もありますが、一度に摂取する量が少ないため、そこまで心配することはありません。

とはいえ、ヨーグルトもたくさん摂取してしまうと、コレステロールも多量摂取になり、コレステロール値の上昇リスクがありますので、食べ過ぎには注意しましょう。

ヨーグルトの摂取目安としては、100g~150gを1日2回程度、合計で200g~300gがおすすめです。

ヨーグルトは万能薬ではない


ヨーグルトを食べていれば、どれだけコレステロールを摂取してもよいという訳ではありません。

残念ながら、肉料理やラーメン、油脂などのコレステロールの多い食生活では、いくらヨーグルトを食べても効果は薄く、数値を上げる結果に繋がります。

なるべく動物性の油などの脂質は、控えましょう。

コレステロールを下げる方法を知りたい方は以下の記事もチェック!

ヨーグルトはコレステロールを下げるが食べ過ぎには注意


ヨーグルトには、コレステロールを下げる働きがありますが、それだけを食べていれば正常値まで下げるのは難しいです。

ヨーグルトで腸内環境を改善したうえで、継続してバランスのよい食事や、適度な運動を心がけましょう。

注意したいのが、コレステロールを下げたいからといって、たくさんヨーグルトを食べても逆効果です。

食べるときは、食後に適量を摂取して、日々の健康に役立ててみてはいかがでしょうか。

最新】血圧・コレステロールサプリランキング
製薬会社エーザイが開発した血圧サプリ
>>詳細はこちら
世界に認められた最高金賞のDHAサプリ!
>>詳細はこちら
野菜の力を含んだ日本唯一の特定保健用食品!
>>詳細はこちら
この記事を「いいね!」する

スポンサーリンク

血圧・コレステロールを下げたい方におすすめ!

血圧下げる一番効率の良い方法まとめ【上130以上は注意!】

医師から高血圧寸前の宣告を受けた方必見!血圧を下げる1番効率の良い方法を紹介します!

【悪玉コレステロールを下げる方法まとめ】健康診断で引っかかった人必見!

コレステロールを下げるために運動や食事を気にしている暇なんかない!そんな方のためにコレステロールを下げる1番手軽な方法を紹介します!