感染症の歴史~見えない敵にどう対抗してきたか~

  • 作成日:2017.08.20
  • 更新日:2017.07.28
健康

感染症とは、社会や経済、文化など世界中に影響があり人類の生命を脅かすこともあるので恐れられています。現代では、様々な種類の感染症があります。それは知っているモノから全く聞いたことのないモノ、最近見つかった感染症まで様々です。この感染症は、私たち人類の歴史上でどのように襲っていたのか、収束した経緯、現代の感染症で注意しなくてはいけないことは何なのかなどを紹介します。

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感染症とはいったいなにか?

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感染症とは

まず基本的に感染症とは、微生物やマイコプラズマ、細菌、ウイルスなどの病原体が人類や動物のカラダの中に侵入してしまうことから始まります。これらがカラダに着き増殖することによって、カラダの正常に働いている組織に毒素を出すことによって悪さをし正常に働けないようにしてしまうことです。

また、知っている人も多いように、感染症になると症状は出ていないけれど感染してしまっている潜伏期間と病気になる期間があります。

感染症の「発見」

今では、感染症について理解されている部分もありますが、この感染症が初めに確認されるようになったのは、地球に生物が生まれたころからと言われています。初めのうちは、感染症という言葉はなく今のような医学もなかったので詳しくはわかっていませんでした。

そこから月日が経ち、医学が生まれ始め、感染症という病気を発見したのは1020年に医学者であるイブン・スィーナーという人です。

この時には感染しているということはわかっていてもまだ、感染症の元の病原が原因で起こっているという詳しいことがわかっていませんでした。感染予防の方法もわからず対策も不明で感染症になってしまうとそのままで様子をみるしかありませんでした。

感染症対策の始まり

それから徐々に研究も進み、ワクチンの開発もされ始め1684年には病気の原因である元の微生物や病原体が初めて知られるようになりました。

人類の歴史の中で多大な犠牲者を生み出した感染症

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多大な被害をもたらした天然痘

このような歴史から感染症という病気が世界に知られました。そして、この感染症は症状が軽いモノから重症のモノまであります。今までの感染症の中で多大な犠牲者を出してしまったのは「天然痘」という感染症です。

この感染の起源は詳しくはわかっていません。ですが、天然痘ウイルスによって世界中で発症し大きな影響を与えたことは確認されています。

この感染症は、空気感染や接触感染、飛沫感染などどのように対策をしても感染してしまうようなとても強い感染力があり、例え治療をして症状は治ったとしても痕が残ってしまうことから完全には治ることがなく悪魔の病気として恐れられていました。

天然痘に感染して亡くなったミイラを見ると感染した痕が残っているほど恐ろしい病気でした。天然痘になると、高熱や嘔吐、腰痛、全身の発疹などの症状があらわれます。

当時は今のように、予防接種ワクチンなどモノなく正しい予防法もわからず感染症が拡大し始めたころから、人口が大幅に減少するほど犠牲者が出ました。

天然痘の根絶

1958年には、世界保健機関(WHO)で天然痘を根絶するための計画が始まりました。そして、医学が進歩し始めてから、ワクチンの開発が始まりワクチンの効果が出始めると世界では1977年に感染した人を最後に感染者はいなくなりました。

日本では、1955年の感染者を最後に感染者はいなくなりました。それから、完全に感染者がいなくなり約3年が経過した1980年には、根絶宣言をWHOが行い人類が感染することはなくなりました。

現代において注意が必要な感染症

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先ほど紹介したような感染症のように、根絶されているのであれば感染する確率は低いかもしれません。ですが、それ以外にも昔から注意しなくてはいけない感染症があり根絶されていないモノもあります。それは、結核やインフルエンザ、ノロウイルスなどです。

結核は、細菌の1つである結核菌がカラダの中に入ってしまうことによって起こります。肺結核の人がそばにおり、咳やくしゃみなどによって空気感染をします。

結核菌がカラダの中に入ると、肺に入り肺の中で菌が増殖してしまいます。このことによって、咳や痰、発熱、呼吸困難になってしまうなど風邪の症状と似たような症状があらわれます。酷くなると、肺以外にも腎臓やリンパ節、骨、脳などいろいろな部分に影響が起こることがあります。

健康である人が、結核菌を吸い込むとカラダの免疫力や抵抗力が弱くなっている時に菌が活発に動き始めます。すると、結核が発症してしまいます。このことから、高齢者に多く発症します。結核を発症している高齢者は、若い頃に気が付かないうちに感染しカラダが弱まった頃に発症するために高齢者に多いのです。

そして、冬の時期になると特に流行し始めるインフルエンザや食中毒や感染性の胃腸炎によって起こるノロウイルスは、短時間で多くの人に感染してしまいます。インフルエンザになると、急な高熱や関節痛などに悩まされることが多いです。ノロウイルスでは、下痢や嘔吐などの症状があらわれます。どちらも感染力が強いため、誰でも感染しやすいです。

感染症にかからないために

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結核

感染症にかからないために大切なことは、対策と予防をすることです。結核であれば、カラダが弱っている時に感染しやすくなるので運動や食事、睡眠など日常生活を規則正しくし、健康に気を遣うことが重要となります。その他、子供の頃に行うBCGの予防接種を受けていることで予防できます。

もし感染してしまった場合には、2週間以上咳や痰が続いたり高齢者であればカラダのだるさや痩せてしまったりする症状があらわれることがあります。人にうつしてしまってはいけないので、早めに医療機関に受診しましょう。

インフルエンザ

インフルエンザなど予防接種がある病気は、予防接種をしていることで感染したとしても症状が軽く済むことがあるので積極的に打っていた方が良いです。ただ、予防接種したからと言って必ずしも感染しないと言うわけではないので注意しましょう。

もし感染してしまった場合には、早めに医療機関に受診しインフルエンザに効果のある薬を飲むことで良くなります。

その他の感染症

この他にも、ノロウイルスなどの感染症はあります。予防するためには、外出時にはマスクなどをして感染を防いだり、外から帰った時には手洗いやうがい、菌が洋服についてしまっている可能性もあるので着替えたりしましょう。

まとめ

感染症は、知識のなかった時代には正体不明の異常だったでしょう。目に見えない恐怖に人々はパニックに陥り、正常な対策ができなかったはずです。時には、神や怨霊といったものがこうした感染症をもたらしたと考えていました。

しかし、医学の発達した現代では、そのようなことは恐らく起こらないでしょう。各自がしっかりと感染症を予防することによって事態は収束していきます。かつて猛威を振るった天然痘は根絶しました。

ですが、感染症はまたいつ人類を襲うかはわかりません。これからも、油断することなく感染を防ぐ工夫を日々の中で行っていきましょう。

※この記事は、看護師の資格を保有している方によって執筆されました。

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