女性に対する恐怖で日常生活に影響が…女性恐怖症は改善できるのか?

  • 作成日:2017.07.17
  • 更新日:2017.07.31
メンタル
監修

豊田早苗(とよださなえ)
とよだクリニック院長
とよだクリニック認知症予防リハビリセンター センター長

女性を前にすると極度に緊張してしまうという人はよくいるものですが、それは単に女性が苦手というだけではなく、女性恐怖症である可能性も考えられます。これを発症すると、女性に近づくことができない、恋愛や結婚ができないなどといった問題に繋がりかねません。今回は女性恐怖症の症状や原因、その治療法などについて分かりやすく説明します。

スポンサーリンク

女性恐怖症とは

女性恐怖症とは、その名の通りで女性に対して恐怖の感情を抱くという症状のことです。女性恐怖症は主に男性が陥りやすいとされており、10代の思春期から発症する傾向があるといわれています。

女性恐怖症は、人から視線を向けられることや、人との日常会話をすることに恐怖を感じる対人恐怖症の症状にもよく似ています。それが女性に対してのみ特に起きてしまう場合をいいます。

この症状を持つ人は女性を避けて日々を過ごしがちになり、そのため女性への苦手意識が克服できず、一生結婚をしないという結果になることもあります。

現在日本で生涯未婚でいる男性は、全体の約2割を占めているといわれていますが、その中には女性恐怖症に悩む人も多く含まれていると考えられています。

女性恐怖症の症状

女性恐怖症の症状としては、女性と人間関係を築くことに抵抗を感じたり、恐れたりすることが挙げられます。しかし、日常のほとんどの場面では問題はありません。例えば、女性とすれ違う、女性を見かける、職場で女性と一緒に働く、電車やバス、エレベーターなどの空間で女性と一緒になるといったことは平気です。

一見、日常生活に大きな問題はなさそうに思えますが、女性と友人関係、または恋人関係を築くのが苦手で、女性と近い関係になることを避けてしまうのです。

女性恐怖症の人には、女性と話す時に緊張してしまい上手く話すことができなかったり、女性を目の前にすると赤面したり汗をかいてしまったり、目を合わすことができなかったりなどといった症状がみられます。このように、対人関係において簡単な部分でも女性相手だと困難になってしまう傾向があるのです。

他にも、女性の隣に座ることなど、女性と物理的に距離が近くなることへの苦手意識を持つ症状が現れる場合もあり、このような人は、外出時に女性が近くに来るだけで精神的に緊張してしまうため、普段の生活においても不便を感じることになります。

症状がここまでのものになると、女性と友人関係になるどころか恋愛をすることがとてもハードルの高いものになってしまいます。

女性恐怖症はどんな人がなりやすいのか

一般的には、女性と接する機会が少ない人が女性恐怖症に陥りやすいといわれています。例えば、男子校に通っていたり、異性の兄弟がいなかったり、父子家庭であるなどの条件が重なり、必然的に女性と接する時間が短い幼少期から思春期を過ごした人が、女性恐怖症になりやすいと考えられます。

また、女性とのトラブルが原因で発症する可能性もあります。例えば、幼い頃に母親から虐待を受けたことがあったり、母親の躾(しつけ)がとても厳しい環境で育ったり、学校で女子からいじめられた経験があったりといった、女性との関係がトラウマとなり女性恐怖症になってしまうこともあります。

他にも、もともと女性恐怖症ではなかった人が、恋人にひどい振られ方をして女性不信になったり、自分の気にしていること(セックスや身体的特徴などについて)を恋人から指摘されるといった経験をしたりすることで、それがトラウマとなり、女性恐怖症になるというケースもあるのです。

このように女性恐怖症は、幼少期の家庭や学校での環境、対人関係からのトラウマなどが影響して起こる精神的な問題とされています。

女性恐怖症は治療できるの?

精神的な問題から引き起こされる女性恐怖症という病ですが、それを治療する方法としては、まずカウンセリングがあげられます。

カウンセリングによって、女性に恐怖を感じる原因を探り、その恐怖心を取り除くという治療法が症状克服には効果的だと考えられます。しかし、このような心理療法にはある程度の期間を必要とするので、長い目で見て克服していくことになります。

治療に即効性を求める場合は、薬物療法もあります。女性恐怖症は対人恐怖症に似た症状の病気であり、人と接する緊張をほぐすために用いられる薬が存在します。その薬を使用することで不安や緊張をある程度緩和させることができます。

しかし、女性恐怖症にピンポイントで効果を発揮する薬があるわけではありません。薬物での治療を考える場合は、そのような薬に特化した診療所や医師に相談するようにしましょう。

まとめ

女性恐怖症は単に女性が苦手というだけではなく、対人関係や日常生活に支障をきたす場合もあるものです。病院に行くことを躊躇する人も多いかもしれません。女性恐怖症は、自力で克服することができないわけではありませんが、やはり専門の病院や医師に相談することが克服への近道になるでしょう。

「自分は女性恐怖症かもしれない」と思い当たる部分があれば、医療機関へ相談してみてはどうでしょうか。

この記事を「いいね!」する

スポンサーリンク

いま注目の人気記事

AGAが気になるなら遺伝子検査…母方の家系の遺伝子がカギを握る[PR]

まだ薄毛ではないけれど、薄毛の家系で将来が不安…そんな人は将来薄毛になるリスクを今のうちに知っておくことが予防策になります。

精力剤の効果別おすすめランキング!即効性・勃起力のある市販商品は?

使ってみたいけど種類が多すぎて選べない方のために、今回は精力剤の効果と選び方をランキングで紹介していきたいと思います。