骨折していた手首が曲げづらい…治すことはできる?

  • 作成日:2017.07.05
  • 更新日:2017.06.28
健康

かつて手首を骨折して以来、手首が自由に曲げられなくなってしまったという相談者さん。無理やり手首を曲げると痛みも出るといいます。この状態を治すことはできるのでしょうか。

20代男性からの相談:「かつての骨折が曲がってくっついて、手首が曲げにくいです」

中学生の時に左腕を骨折したのですが、それが少し曲がってくっついたらしく、左手首が地面と平行になるまで曲がり切りません。
通常の生活には問題がないのですが、私は介護関連の仕事についているため、患者さんの体位変換の時や移乗の時に手首をかなり曲げなければならない時があります。そんな時に左手首を無理に曲げている状況なので、かなり左手首が痛くなります。
これを改善させる手段があるのでしょうか。治せるなら治したいし、治せないなら少しでも痛みを緩和させる方法を知りたいです。

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曲がりづらい手首への対処法

骨折していた手首が曲がらない問題にどうやって対処すればいいでしょうか。専門家にお聞きしました。

手首の痛みを抱えながらのお仕事、大変でしょうね。過去のお怪我についてですが、中学生というと、成長期が終わっていない時期ですね。骨端線が閉じていない成長期の骨折は、しばしば骨の変形をきたしての治癒があります。残念ながらこうした変形の治癒は望めないのです。(看護師)
体位変換時も痛みがあるとのことですので、もしかしたら角度的に曲がっているだけではなく、骨の転位(捻じれること)があるまま治癒したのかもしれません。こうした骨変形に対しては、明らかに左右の手の長さが違うなどに対して手術をすることはありますが、治療をすることがないのが一般的です。(看護師)
特に効果的なリハビリなどは無いのですが、出来るとしたら手首にサポーターをつけられてはいかがでしょうか。質問者様の痛みはもともと変形があって、負荷がかかりやすい手首にさらに負荷をかけることから起きていると思われます。一番の薬は患部の安静です。それが難しければシップとサポーターです。試してみてください。(看護師)
この対処で改善が見られなければ、整形外科に行かれるとよいです。手首の痛みは過去の怪我だけでなく、職業により狭窄腱鞘炎など別の疾患が起きているかもしれませんからね。(看護師)
骨の変形が原因で痛みが出ているのであれば、無理に曲げることで痛みが生じるのは当然です。おそらく手関節(手首)部分の骨折だったのでしょうか、そうであれば手関節部分がずれたまま骨癒合したのであれば、無理に曲げることで痛みも出ることでしょう。(看護師)
ケガをした部位に限らず、関節を無理に曲げようとすると痛みがでるのと同じです。基本的にその痛みを緩和する事は出来ません。その理由としては痛みの原因が筋肉の硬縮によるものでは無く、骨の変形によるものだからです。曲がらない部分を曲げようとすれば痛みが生じてしまうのは仕方のないことですよね。そのため、今までの手関節の使い方では痛みを軽減することは難しいと思います。(看護師)
今後の対策としては痛みを改善するのではなく、痛みが出ないような使い方・仕事の仕方を検討しなければならないでしょう。(看護師)

今回のケースでは曲げづらい手首を痛まないような工夫が必要になりそうです。サポーターを利用したり、痛くない状態を探し、日常生活に支障の出ない手首の使い方をマスターするのがいいでしょう。

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