ストレスをため込むことでかかる6つの病気

  • 作成日:2017.04.10
  • 更新日:2017.07.31
メンタル
監修

Masahiko Shikaya
フリー医師

ストレスは、よく口にする言葉ですが、実際は何のことなのかよく知られていないものです。今回は、ストレスとは何なのか、そして、ストレスが体にどのような影響をもたらすのか、詳しくご説明しましょう。

ストレスをため込むことでかかる病気6選

色々な外的刺激によって起こるストレスですが、そのストレスが疾病を引き起こすこともあります。以下に、ストレスが原因で発症する場合のある病気とその症状についてご説明します。


1、うつ病

うつ病は、脳のはたらきに問題が起きている状態で、気分障害の一つと考えられており、その症状は人によって異なります。

気分が沈んでネガティブな思考に陥ったり、気分が過度に高揚したり、理由も無く悲しくなってしまうなどといった精神的症状や、倦怠感や動悸、息切れ、頭痛、吐き気、眠気といった身体的症状が現れ、日常生活に支障を来す程になることもあります。


2、過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、お腹が痛くなったり便秘になりやすくなったり、ガスが溜まりやすくなるなど、腸が過敏になってしまう病気のことをいいます。

特に、精神的な緊張状態におかれると、このような症状がでやすくなる場合があります。この病気が発症すると、排便の頻度が変わったり、排便時の便の形状が変わったり、排便することで症状が軽くなったりすることがあります。


3、偏頭痛

偏頭痛とは、頭の片側、あるいは両側の目からこめかみにかけて痛みを感じる頭痛の症状のことをいいます。脈を打つような感覚でズキンズキンと痛むことが多く、酷い場合は痛みとともに吐き気や目の前がチカチカするなどの症状も起きたり、寝た状態から起き上がれなくなったりして、生活に支障を来す場合もあります。

月に1、2回、多ければ週に1、2回の頻度で症状が出ることがあります。


4、突発性難聴

突発性難聴とは、突然耳が聴こえにくくなったり、全く聴こえなくなってしまうというもので、何の前兆もなく起こることの多い恐ろしい病です。

難聴には大きく分けて感音難聴という大きな音を長時間聴いたり、薬物や老化によって内耳に障害が起きた状態と伝音難聴という中耳炎や耳垢が原因で外耳や中耳に障害が起きた状態の二種類があり、突発性難聴は感音難聴にあたり、一刻も早い治療が必要とされています。


5、円形脱毛症

円形脱毛症は、その名の通り、円形に脱毛の症状が起きるといったものですが、頭髪だけではなく眉毛や体毛にも起こることのある病気です。

この病気の特徴としては、年齢に関係なく脱毛の症状が起きることや、皮膚等に痛みはないのに引っ張ると毛が抜けてしまうといった症状があげられます。

初期症状では、急に抜け毛が増えたり、皮膚(髪の毛の円形脱毛症の場合なら頭皮)の一部にしびれるような感覚が起きたりするといわれています。


6、自律神経失調症

自律神経とは、体の器官のはたらきを支える神経で、この神経に異常が発生しバランスが崩れることで、体がうまく機能しなくなる状態を自律神経失調症といいます。

この病気になると、めまいや頭痛、心臓がドキドキする、火照り、下痢や便秘等の身体的症状から、理由もなく常に不安感やイライラを感じたり、すぐに落ち込んでしまったりするといった精神的症状があらわれ始めます。

また、この病気になると、ストレスに反応して体を興奮状態にさせる交感神経のはたらきが活発化し、体を休める副交感神経のはたらきが悪くなるため、体は常に興奮、緊張した状態になってしまい、体調を悪化させる原因となります。

この病気は、元々持っている体質によって引き起こされることもありますが、生活習慣の乱れや体の疲労によって起きるストレスが原因でも発症するといわれています。

そもそもストレスってなに?

よく「ストレスが溜まる」などという言い方をするものですが、そもそもストレスとはどんなものなのでしょう。
ストレスは、目には見えない精神的なもののことのようにも思えますが、外的要因によって身体に変化が起きることをいいます。

ストレスは「嫌なこと」だと考えられがちですが、そうではなく、生体が外界から受ける刺激に対して反応すること全てをストレスというのです。

その刺激とは、痛みや寒さ、熱さ、外傷、不安、悲しみ、怒り等、広い範囲に渡るもので、生体がそれを受けることで体温や血圧、自律神経、ホルモン等に変化が起きる状態が、ストレスを受けた状態であるといえます。

ストレスの原因ってなに?

ストレスの原因には様々なものがありますが、身体的ストレスの原因としてあげられるのは、寝不足や疲労、空腹、気温(暑さ、寒さの両方)などといわれています。一方、精神的ストレスの原因としては、悲しみ、怒り、苛立ち、不安の感情を感じることがあげられます。

これらのストレスは、日常生活をおくるうえで、意識せずともその原因となる行動を取っている場合もあり、例えば夜遅くまでテレビを観ていたり、部屋がいつでも明るい状態であったり、食事をきちんと摂らない等といった生活習慣の乱れがストレスの原因をつくり出していると考えられます。

ストレスをため込まないためにできることは?

ストレスを溜めないためには、まずは生活習慣の見直しをすることをおすすめします。食事時間や睡眠時間はなるべく毎日同じにする、長時間同じ姿勢を取り続けない、適度な運動で体をほぐすといった基本的なことから、意識してみるといいでしょう。

生活習慣のリズムを守ることで、体はリラックス状態になりやすくなります。もし、すでにストレスが過度にかかっていることを感じたら、診療所に相談し、精神療法や投薬等の適切な治療を受けるようにしましょう。

まとめ

ストレスは私達の日常から切り離すことの出来ないものですが、ストレスへの耐性をつくるためには、日々の生活習慣を守るという意識が大切です。体の健康を守り、リラックスしやすい状態をつくることで、ストレスによって悪影響を受けにくい体質へと導きましょう。

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