エビがコレステロールを下げるって本当?

  • 作成日:2017.03.23
  • 更新日:2017.09.22
健康

コレステロールが気になる人にとって、食品のコレステロールはどうしても気になってしまうもの。エビのコレステロールは高いといわれていますが、コレステロールを下げるという噂もあります。エビのコレステロールについて専門家にお聞きしました。

30代男性からの相談:「エビはコレステロールを下げる? 高める?」

エビはコレステロールを高めてしまうのでしょうか? それとも下げてくれるのでしょうか? エビがコレステロールを下げるという話を聞いたことがあるのですが、それは本当なのでしょうか。
昔と比べるとコレステロールの値が見直されたという情報もインターネットで見ました。コレステロールを気にしている人はエビを食べてもいいのかよくないのかどっちなのでしょうか?

エビはコレステロールを下げるのか?

エビがコレステロールを下げるというのは本当なのでしょうか? もしそうだとすれば、どのような理由でコレステロールは下がるのでしょうか。

魚類や貝、エビなどはコレステロールを多く含みます。魚類は卵、内臓に多くのコレステロールが含まれているので、それを避けて食べれば普通に食べていくのは問題がない食品です。イカ、エビ、貝類なども同じことがいえます。(看護師)
エビに関しては、コレステロール含有量が他の食品に比べて高値であることは事実です。一方、エビの殻に含まれている、キチン・キトサンという栄養素にはコレステロールを下げる、脂肪の吸収を抑える、高血圧を予防する、免疫力を高めるなどの効果があるといわれています。(看護師)
イカ、エビ、貝類などはコレステロールを下げるタウリン、デコサペンタエン酸という成分が含まれています。そのために昔ほど食べてはいけないといわれなくなりました。だからといって食べすぎは禁物です。全く食べていけないというわけではなく量を控えたり、食べる回数を減らせば問題はありません。(看護師)
天ぷらやフライをたくさん食べるのはよくないですが、日々の料理にエビを取り入れたり、殻ごと食べられる桜エビなどを食べたりするのはいいと思います。(看護師)

コレステロールに摂取上限はないものの、バランスのいい食生活が最重要

人は様々なものを食べています。それらの成分が身体を作っています。つまり、バランスのいい食生活こそがバランスのいい=倒れづらい身体を作るのです。

2015年に、コレステロールの摂取量は科学的根拠がないとして、上限値が撤廃されました。その理由は、食品から吸収されるコレステロールはその食品に含まれている量の30~40%であり、体内で作られているコレステロール量に比べると量が少なく、血中コレステロールに影響を与えるとはいえないという研究結果が出たためです。(看護師)
同じ食品ばかり食べるのでなくバランスよく食品を食べていくのが大切です。野菜などを食べるようにして、脂質を控えめにした食生活にしていきましょう。(看護師)

エビはコレステロールを多く含むと同時にコレステロールを下げる効果もあるといいます。特に、殻にコレステロールを下げる働きがあると考えられていますので、エビのしっぽや頭などは積極的に食べていくといいかもしれません。しかし、何よりも大切なのは、健康のための食にしないことです。楽しむための食が結果として健康に繋がるというのが、最も自然で最も健全といえるでしょう。

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