注意すべき血液の数値はこれだ

  • 作成日:2017.03.21
  • 更新日:2017.03.17
健康

健康診断などで出てくるさまざまな数値。中でも、血液にはいくつもの項目があり、なにが診るべきか分からなくなってしまいます。そこで、注意すべき血液の項目について専門家にお聞きしました。

30代男性からの相談:「血液の数値で一番重要なのは何ですか?」

血液検査などのデータを見ると、いろんな数値が正常の範囲内かそうでないかに分けて載せてあることが多いです。しかし、いったいどの数値を特に重要視して、今後の食生活の改善に気をつけていけばいいのか分かりません。
そこで、血液検査のデータの数値で、病気や命に繋がるような特に重要なものについて簡単な解説をお願いします。90代の祖父と同居しており、祖父に説明する際に言葉に息詰まることが多く、何か分かりやすい伝え方はないかと困っていました。

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重要な血液の数値項目とは?

血液の項目のうち、どういったものが重要なのでしょうか。専門家のご意見を紹介いたします。

全ての健康維持、病気の予防のためには、白血球や貧血の項目は大事です。何らかの感染症にかかったり、がんや内臓疾患になると何らかの変化が出てきます。(看護師)
血液検査の項目は病気によって重要な項目は違います。一般的な内容でいうと熱などが出るときは身体の中に炎症が起きています。その場合は白血球の数値をCRPの数値が高くなります。貧血があるときは赤血球、ヘモグロビンの数値が下がります。糖尿病では血糖値、腎臓病では血清クレアチニンなどの数値が高くなります。肝臓の病気の場合はGOT、GPTが高くなります。(看護師)
いずれも少し高い場合は命に直結する心配はありませんが、入院が必要と言われるほど高い場合は、危険な状態と思っていただいた方がいいです。(看護師)
高齢な方に多いのが脱水です。その場合は電解質の数値ナトリウム、カリウムの値が変わります。また低栄養の場合は、たんぱく質の値が下がります。(看護師)
状態によって注意する周囲は変わるので、医師に詳しい説明を求めて、分かりやすいように説明された方がいいと思います。(看護師)

気にしている症状に合わせて数値を見ていこう

それぞれの血液の数値は、異常値があると疾病リスクが高まるものです。それぞれの項目がどのようなリスクを高めてしまうのかを、しっかりと押さえておきましょう。

血液データはどれも重要です。色んな身体の異常が血液データに数字として表れますし、お互いに関連しています。(看護師)
その人の年齢や生活習慣によって重視する項目は違ってきますが、病気や気になる症状に合わせて数値を説明するのがいいでしょう。(看護師)
90代の祖父様のために分かりやすく説明するとすれば、まず過去にどのような病気をしたのか、現在治療している病気は何かということを明らかにしましょう。例えば、心臓や脳の病気をしていれば、血圧とコレステロールを管理して動脈硬化を予防することが大切です。肝臓の病気やアルコールを飲む方の場合には、肝機能を注意してみていきます。(看護師)

健康診断で出てくる数値とその意味をすべて正確に把握している人は少ないでしょう。しかし、それらの数値には将来の病気のリスクが見えてきます。さらに、そこから逆算的にどのように生活習慣を改めるべきなのかという道筋を導き出すことができます。

すべての数値を追っていくのは難しいでしょう。しかし、自分が不安に感じている症状に対応した数値を知ることができれば、適切な対応をしていくことができるかもしれません。

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