抗不安薬はたくさん飲まないと効かなくなってしまう?

  • 作成日:2017.03.20
  • 更新日:2017.03.16
メンタル

不安を解消する抗不安薬。しかし、依存性があり耐性もついてしまうという情報も見かけます。抗不安薬は、長く続けていたらたくさん飲まないといけなくなってしまうのでしょうか?

30代男性からの相談:「抗不安薬は使うたびに量を増やさないといけないのでしょうか?」

私は外出時とにかく緊張しやすいです。社会不安障害という病気は、自分に当てはまっている要素がとても多く、おそらくメンタルクリニックに行けばそういう診断を受けるのだと考えております。そこで、手軽にもっと直接的に症状を緩和する方法として、抗不安薬という薬剤があるらしい、ということをネットで見ました。その薬は、すぐに緊張状態を和らげる効果が現れるものの、依存性があるというリスクについても書かれております。
耐性がつくとも。耐性がつくということは、どんどん量を増やしていかないと効かない体になっていくことなのでしょうか? 逆に不安になります。

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>>精神薬を一度飲むとなかなかやめられない?

抗不安薬は依存と耐性ができやすい?

抗不安薬は依存が起こり、そのうち耐性がついて効き目が現れにくくなってしまうのでしょうか? 専門家に解説していただきました。

抗不安薬は、社交不安障害などの不安を主症状とする不安障害の治療に用いる薬です。抗不安薬は、脳のGABAと呼ばれる物質の作用を強め、気持ちを落ち着かせます。即効性があるため、不安症状が目に見えて改善されます。(医師)
ただ、抗不安薬には依存性があります。これは、薬に即効性があり、服用直後から症状の緩和を実感できるために、一度服用すると、薬を服用して楽になれたときのことが忘れられず、不安になると薬を飲むという具合に、精神的に薬に頼ってしまう精神性依存が起こるうえ、抗不安薬を長期間服していると体が薬に慣れてしまい、今までの量では効果が出なくなってしまう身体依存が起こります。(医師)
「薬を服用しなければ不安が収まらない」という認知が自分の中でできあがってしまうと、お薬の量や服用回数が増えて依存症になってしまうことがあります。(心理カウンセラー)

医師の指示に従う限り、抗不安薬は問題のない薬

まず、抗不安薬は医師の指示のもとに正しく服用することが大切です。それを守っていれば、問題はないと専門家はいいます。

抗不安薬は、適切に使うことで、症状緩和を図ることができ、苦痛を取り除くことができることも事実です。(医師)
外出時に不安を抱きやすいため、抗不安薬を服用してみたいが、副作用も心配なのですね。薬物依存性については、「不安がどうしても収まらなければ服用すればいい」「不安があるときのお守りとして持っている」というような、自分でお薬をコントロールできるのであれば、特に問題となることはありません。(心理カウンセラー)
相談者さんは抗不安薬を使いたいけど、依存性が心配のようですが、一般的に4週間を超えて使用しなければ、依存性の問題が起こることは少ないといわれていますし、使用する薬の種類によっても依存性の起こりやすさに差があります。ですので、まずは、精神科もしくは心療内科を受診して、病気かどうか診断を受け、そのうえで、薬を服用するかどうか先生と相談されてみてはどうでしょうか?(医師)

薬に頼らずに不安を解消する治療法もある

不安を解消するためには薬物療法以外にも方法があるということを知っておくのも大切なことです。

まずは、なぜ外出時に不安になるのか、不安を感じない外出方法はないかなどを見つけて、不安を自分でコントロールできる方法を医師やカウンセラーと一緒に見つけることをおすすめします。(心理カウンセラー)
お薬は、症状を抑えることはできても、あなたの不安の源を解決することにはなりません。社会不安障害であるかどうかも含めて、メンタルケアの専門家に相談することから始めてみませんか? 話すことで解決し、お薬を服用しないで不安とうまく付き合っている方もたくさんいますよ。(心理カウンセラー)

相談者さんにとって大切なことは、起こっていないことをあまり考えないようにするということではないでしょうか。確かに、心療内科にかかって抗不安薬を処方されることもあるかもしれません。薬に対する不安はあるかもしれません。しかし、適切に服用していれば問題が起こる可能性は低いでしょう。

また、不安を解消するための方法は薬だけではないということを知っておくことも大切です。薬を使わなければ、依存を心配する必要もありません。不安であれば、薬を使いたくないという旨を医師に相談するのもいいでしょう。

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