体臭がアンモニアのような臭いに…原因は?*

  • 作成日:2014.12.27
  • 更新日:2017.08.24
体臭

体臭が変わったと感じることがありませんか。

今回は体臭がアンモニアのような臭いになったという方の質問です。
臭いを抑える方法はないのでしょうか?

相談:「体臭のアンモニア臭について」

もともと汗っかきで、汗の臭いがするのはわかっていましたが、最近、きついおしっこのようなアンモニア臭がするようになりました。

周囲の人は以前から気づいていたかもしれません。
どういうタイミングで臭うのかわからず、不安です。

臭いを抑える方法はないでしょうか。(40代/男性)

アンモニア臭の原因は複数あり。場合によっては病院で相談を。

内臓の機能の低下や、血流が悪くなることが原因のようです。
場合によっては病院で相談する必要もある、との声があがりました。

アンモニア臭の原因は、腎臓の機能が低下して、処理しきれなくなったアンモニアが血中をめぐり、身体の汗腺から出ている可能性があります。

また、末梢の血液の流れが悪くなると、汗腺に酸素が送られず、無理にエネルギーを得ようとして乳酸とアンモニアを吸収するため、汗の中のアンモニアが増えるということも考えられます。(看護師)

腸に腸肝循環という尿素のサイクルがありますが、肝機能、腸の吸収が低下した時に分解しきれず、血中を周り汗腺から出る場合もあります。

腎臓や肝臓の機能が低下している可能性もあるため、病院を受診して腎機能を診てもらう必要があります。(看護師)

汗の量が気になるなら、皮膚科や麻酔科、美容外科で根本的な治療ができます。
保険適応外の場合もあるので事前にカウンセリングを受けましょう。(看護師)
クエン酸は乳酸の生成や、腸内でアンモニアの元となるウレアーゼを生成する雑菌を抑え、アンモニアを排出しやすい身体の環境を整えます。

食用の酢なら何でもいいですが、リンゴ酢、黒酢など飲みやすいものも売っているので試してみてはいかがでしょうか。

また、動物性脂肪を控え、野菜を増やしてバランスよい食事をしましょう。(看護師)

日頃のケアで体臭は抑えられる。できることから実践を。

日常生活の中でも体臭対策はできるようです。
汗の質をよくしたり、酢入りの半身浴など、具体的なアイデアが集まりました。

男性は女性に比べ、ホルモンの影響やワキの下にある汗腺の皮脂などの分泌物が多く、体臭が発生しやすいです。
汗のついた肌着やシャツを着替えるのが一番ですが、それが無理なら汗ワキパットを使いましょう。(看護師)
汗自体は無臭ですが、雑菌が繁殖すると時間とともに臭うようになります。
汗をかいたら汗ふきシートでこまめにふき取ってください。(看護師)
洗濯できないスーツなどはミョウバン液(水1500mlにミョウバン10~15mgを溶かしたもの)をスプレーし、最低、丸一日は乾燥させましょう。(看護師)
水分をたくさんとって汗をかき、汗の質をよくしましょう。
汗には体温調整の役割もあり、制汗剤で抑えるのはよくないです。

香水なども逆効果です。(看護師)

大さじ2杯程度の酢を入れて半身浴すると雑菌が繁殖しにくくなります。
血行も促進され、臭いを抑えてくれます。(看護師)
入浴時は湯船につかって汗をかき、消臭効果や殺菌効果のある石鹸やボディソープを。
入浴後はワキの下をよく乾燥させ、ワキ毛は剃るか短くして通気をよくしてください。(看護師)

日常生活の中でできることはたくさんあるようですね。
健康のためにも体臭を意識して改善していきましょう。

知っておきたい体臭改善のための食材知識

お酢類


お酢に多く含まれる酢酸は体内でクエン酸に変化します。
クエン酸には代謝向上、疲労回復などを促進する効果があり、身体が疲労すると分泌する乳酸の発生を防ぎます。

乳酸が増加すると臭いの原因となるアンモニアも同時に増えてしまいます。
疲労回復を促し、乳酸の分泌を減らすことによってアンモニアを排泄しやすい環境を作るのです。

肝機能を高める食べ物

肝機能が低下すると肝臓の解毒機能が下がり体内に取り込んだ有害物質を無害化できなくなります。

そのため、それらの悪臭成分が解毒されず、体外へ漏れ出す事になりますので肝機能を向上させてあげるのが大事です。
肝機能を高める食材の例には下記のようなものが挙げられますので覚えておきましょう。

【シジミ】
オルチニンを含み、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドを解毒するだけでなく、肝臓のアルコール分解能力を回復させます。

【ウコン】
肝臓の解毒機能を高めるクルクミンを含み、胆汁の分泌を活性化させます。

【牡蠣】
タウリンを豊富に含み、身体や細胞を正常な状態へ戻していく働きをし、肝臓機能を高めてくれます。

【豆・豆腐類】
アルコールの代謝には大量のビタミンBを消費するので特にアルコールを飲んでいる時などは枝豆、冷奴などを食べると良いとされます。

【ゴマ】
セサミンは肝臓に直接作用して酵素へ働きかけ、アルコール代謝を促します。

【キャベツ】
ビタミンUは肝臓でタンパク質の合成を助け、肝機能を高めます。
上記の以外にもビタミン、亜鉛、セレン、良質たんぱく質など肝機能向上に良いとされる食材は沢山あるので積極的に摂取すると良いでしょう。

食物繊維を多く含む食べ物

腸内に排泄物が長く留まってしまうと有害物質を発生させてしまいます。
その解毒を行うのは肝臓なので便秘もまた肝機能低下の原因になってしまいます。

肝機能低下を避けるためには腸内の環境を整えて、便秘を解消する必要がありますので、食物繊維を摂取して便秘にならないようにするのが良いでしょう。

食物繊維は緑黄色野菜、海藻類に多く含まれていますのでいくつか挙げてみましょう。

【野菜類】
とうがらし、かんぴょう、切り干し大根、エシャロット、しそ、ゴボウ、モロヘイヤ、パセリ等

【海藻類】
寒天、ひじき、青のり、焼きのり、わかめ、こんぶ、あおさ、めかぶ等

腸内の環境を改善する事で肝機能の低下を防げますのでこれらを食生活に取り込むと良いでしょう。
最近では、体内から消臭を働きかける体臭専用のサプリメント、タブレットで改善する方法も人気があるので参考にすると良いでしょう。

【臭ピタッ!公式サイトはこちら】


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>
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