血圧の正常値を年齢別にチェック!低血圧~高血圧の基準値の範囲は?

  • 作成日:2017.03.01
  • 更新日:2017.12.08
健康

血圧が正常であることは、すなわち健康を維持できるかどうかに直結します。
年齢によっても血圧は違いますので、自分の血圧が正常値であるかどうかを知っておくことはとても重要なことだと言えるでしょう。
血圧とは何か、高血圧や低血圧とはどういった状態なのかも理解しておくことで、より病気のリスクを軽減することが出来るのではないでしょうか。

生きている以上血圧は無視できませんので、全ての人が正しい知識を身に着けることが重要です。

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そもそも血圧とは?


血圧という言葉を聞いたことがある人は非常に多いと思いますが、そもそも血圧とは何かを正しく理解している人はそれほどいないでしょう。
血圧とは血液の流れにより血管の壁にかかる圧力のことで、心臓から押し出された際に必ず発生するものです。
血圧は人によってその値が大きく異なりますが、その違いを生み出すのが「心拍出量」「末梢血管抵抗」です。

心拍出量は心臓からどれだけの血液が押し出されたのかの量の事で、末梢血管抵抗は末梢血管での血液の流れ難さ(抵抗)です。
心臓から押し出された血液が流れにくいか流れやすいかで、血管にかかる圧力に違いが出てきますので、血液や血管の状態も血圧に作用します。

上の血圧と下の血圧の違いは?

血圧は常に一定ではなく、上の血圧と下の血圧の2つがあります。
この2つの違いは、心臓が収縮しているか拡張しているかが関係します。
心臓はポンプの役割を果たし体中に血液を送り届けますが、その際に収縮している場合は血液を一気に送り出すため血圧が高くなります。

これを収縮期血圧と呼び高い方の血圧となります。
逆に心臓が拡張している場合は血液を送り出した後になるため動脈の状態も元に戻り、血圧が下がります。
これを拡張期血圧と呼び低い方の血圧となるわけです。

この違いが上の血圧と下の血圧の違いとなります。

血圧は測った場所によって異なる


血圧を測る場合、測った場所によってその値が異なることもあります。
これは測る場所の雰囲気なども影響しており、自宅で測るのと医療機関などの診察室で測るのとでは全く異なる値が出ることも少なくありません。
病院など医療機関の場合、自宅と比べてリラックスした状態で血圧を測ることが出来ず、白衣や病院独特の空気に緊張することで血圧が高くなります。

なぜ自宅の方が低い?

自宅の場合は病院などとは違い、リラックスできる環境が整っています。
これは緊張するということもありませんので血圧が上昇し難く低い値が出やすくなります。
それと家庭用の血圧測定器の種類によっても病院よりも血圧が低く測定されることがあります。

そのため血圧の基準値には家庭用と病院用の2つが設定されていますので、そのことも知っておきましょう。

血圧には3種類あり、基準値が異なる


血圧を測る場合、正常値であるかどうかがとても重要となります。
この正常値は3種類に分かれており

「至摘血圧」
「正常血圧」
「正常高値血圧」

となります。
至適血圧はその名の通り最も適した血圧の事です。
その値は最高血圧12mmHg未満、最低血圧が8mmHg未満となります。
至適血圧の場合病気などのリスクも低く、長寿と呼ばれている人はこの値に収まっていることが多いことも分かっています。

正常血圧は今現在は特に問題なく病気などの発症も無い血圧の事です。
正常血圧の場合最高血圧は13mmHg未満、最低血圧は85mmHgの値となります。
ただし正常血圧は今現在問題の無い血圧であり、将来的に年齢が高齢になると高血圧のリスクが高まることを意味する為注意が必要です。

正常高値血圧は正常値に位置していますが病気のリスクが高まる高血圧予備軍と言える血圧です。
その値は最高血圧が130〜139mmHg、最低血圧が85〜89mmHgとなります。
これは正常値と呼ばれるギリギリの値ですので、これに当てはまる場合には高血圧になる可能性が高く、病気のリスクも上昇していると考えましょう。

年代男女別 血圧正常値一覧


年代別、男女別で一覧表を作成いたしました。
自分の血圧の正常値を知るための参考にしてください。

年代 男性正常値(平均) 女性正常値(平均) 至適血圧 正常血圧 正常高値血圧
20代 118/75 113/76 120/80未満 130/85未満 140/90未満
30代 124/79 114/71
40代 130/84 123/77
50代 138/85 133/81
60代 142/84 140/82
70代 146/80 145/79

※値はmmHg

年代別血圧の特徴

血圧の正常値は年代によって大きく異なります。
これは年齢によって体の状態が変化するためで、高齢になればなるほどその値は高くなる傾向にあり病気の危険性も高まります
年代ごとの違いや特徴を理解することで自分の血圧の状態も正しく知ることができ、基準範囲内に収めることが出来るでしょう。

子どもの血圧は?

子供の血圧は大人と比べて成長の速度が異なりますし、男女で体の大きさなども違いがあります。
そのため成人とは違う血圧の基準が設けられていますので注意が必要となるでしょう。
幼児や小児の場合120/70mmHg以上が正常値となっており小学校低学年が130/80以上以上、高学年が135/80以上、中学生男子が140/85以上、中学生女子が135/80以上となります。

高校生は男女とも140/85以上が血圧正常値となっています。
男性10代・女性10代は成人とは血圧の値が違う為、区別して考えなければいけません。

20代の血圧

20代男性・20代女性は体も健康で病気なども少ないため、血圧もほとんどの人が正常値の範囲内に収まっています。
20代全体の95%以上が正常な血圧を維持しており、他の年代と比べた場合には非常に安定していると言えるでしょう。
血圧の正常値は118/76未満なので、高血圧になる心配も少ない年代です。

30代の血圧

30代男性・女性の血圧はおよそ90%の人が正常値を維持しているという調査結果が出ています。
20代に比べて5%程度正常値の割合が下降していますが、それでも血圧による病気のリスクが大きい人はそれほどいないでしょう。
ただ30代となると20代と比べて仕事でも責任が大きくなるなど変化がありますし、食生活の乱れが血圧に影響しやすくなってきますので注意が必要です。
正常値は114/79未満となっており、30代もまだ高血圧の心配はさほど無いでしょう。。

40代の血圧

40代にさしかかると血圧の状態もかなり変化が見られます。
40代男性・女性で正常値を維持できているのは約82%程度となり、20%の人が血圧に異常を抱えていることがわかります。
異常を抱えている人のうち5%の人が薬による治療を行なっていることもわかっていますので、20代や30代と比べると血圧の影響がかなり顕著に現れ始める年代だといえるでしょう。
正常値は123/84未満となり、20代.30代よりも多少高めになってきます。

50代の血圧

50代の血圧は今までの年代と比べると正常値を維持している割合が一気に減ります。
全体の58%程度が正常値となり、残りの42%は血圧に異常を生じている状態です。
そのため50代は血圧に変化が起きやすい年代であり、高血圧になる可能性も上昇すると考え無ければいけないでしょう。

正常値は133/85未満となりかなり高めになってきており、それを越えている中の20%程度が降圧剤の使用をしていることもわかっています。

60代・70代の血圧

60代・70代の高齢者になると正常値を維持している人の割合の方が、少なくなってしまいます。
全体の39%程度が正常値、残りの61%程度は異常値であることが調査の結果判明しています。
特に血圧が180/100を超えるⅢ度高血圧の割合が25%にも上るため、病気のリスクが極めて高くなる年代だと言えるでしょう。

正常値も140/84と20代や30代とは大きく異なる値となっており、通常時でも血圧が高めになる年代だと考えておく必要があります。
特に早朝は血圧が上昇しやすく、その影響を最も受けるのが65歳以上の高齢者となります。

男女別血圧の特徴

血圧は男性と女性でもその基準値が異なります。
これは男女で生活習慣に違いがありますし、女性ホルモンの影響による違いも現れるためです。
男女の違いを知ることは自分で血圧を管理する際にも重要な意味を持ちますので、正しい知識を身につける必要があると言えるでしょう。

男性の血圧

男性の血圧は女性に比べて高めの傾向があります。
これは男性の場合ホルモンによる恩恵が無いため、どうしても女性よりも血圧が高くなってしまいます。
それと男性の場合飲酒や喫煙習慣が女性に比べて多いため、これも血圧が高めになることと関係しています。

特に飲酒が多い人はつまみからの塩分摂取が増える傾向にありますし、喫煙も血管の状態に影響を与えるため血圧が高くなりやすいと考えたほうがよいでしょう。

女性の血圧

女性の血圧は女性ホルモンの影響により高血圧になる確率が男性よりも低くなっています。
これは女性ホルモンの血管拡張作用などが関係しているためで、更年期に入るまでの間は血圧が安定しているといえます。
しかし更年期に入ると女性ホルモンの分泌量が減ってくるため、血圧にも影響が出始めます。

更年期に入り一気に高血圧になる女性も多いため、日頃から血圧チェックをしておくほうが良いでしょう。
高血圧になっていることに気づきにくいのが女性の特徴といえますので注意が必要です。

妊娠で血圧の基準は変わる?

妊婦の場合、通常の血圧基準とは異なる基準が用いられます。
これは妊婦が特殊な状態であるとともに、お腹の中の胎児に悪影響を及ぼさないため特別な基準がもうけられています。
基準となるのは

「至適血圧」
「正常値」
「正常高値」
「妊娠高血圧症候群」

の4つになり、妊婦高血圧症候群という基準が新たに設定されます。
「至適血圧」「正常値」「正常高値」に関しては基準値に違いはありませんが、妊婦高血圧症候群は140/90mmHg以上という基準値が設定されています。
そのため血圧を習慣的に測ることが胎児への悪影響を避けることに繋がるでしょう。

高血圧だとどうなるの?


自分ではなかなか気づくことが出来ないのが高血圧の特徴ですが、それをそのままにしておくと様々な問題が生じることになります。
高血圧になる原因は年齢だけでなく、他の要因も複雑に絡むため日頃の生活習慣にも注意が必要です。
原因や症状を詳しく知ることで対策や予防が出来るのでまずは高血圧のことを理解しましょう。

高血圧の原因

年齢と共に徐々に血圧は高めになっていきますが、それ以外にも血圧を押し上げてしまう原因があります。
それが

  • 塩分の摂り過ぎ
  • 飲酒
  • 喫煙習慣
  • 運動不足
  • ストレス
  • 肥満

となります。
これらはどれも血圧を上昇させる要因となり、複数当てはまる場合は高血圧のリスクが極めて高くなると考えなければいけません。

どれも血管に多大な負担をかけてしまう要因ですし、これらが組み合わさることで高血圧だけでなくそれによる病気も発症しやすくなります。

高血圧の症状

高血圧の症状としては、血圧が高くなることによる動悸や頭痛・めまいといったものが表れます。
これ以外にも体のむくみやしびれ、呼吸のみだれといった症状も表れるので、こういった症状が続く場合は高血圧を疑うほうがよいでしょう。
放置していても高血圧は改善しませんし、放っておくと他の病気(脳梗塞など)を併発し重篤な状態になることも考えられます。

血圧を下げるためには?

血圧を下げるためには、日頃の生活習慣を見直すことがとても重要です。
血圧が高くなるのには必ず原因があり、生活習慣が密接に関わっているためです。
生活習慣を改善しないかぎり血圧を下げることは難しいので、まずは自分の生活を一から見直し改善していくようにしましょう。

食事の工夫

生活習慣のなかでも特に重要なのが食事の改善です。
食事は体を維持し生きていくには欠かせないものですが、食事のメニューに問題がある場合それが血圧を高くする原因となります。
特に塩分とカロリーには注意が必要で、塩分の摂り過ぎは血中の塩分濃度が高くなり、それが高血圧に繋がります。

カロリーも摂取し過ぎると肥満に繋がり、それが血中のコレステロールを増やし血液の流れを悪くします。
塩分とカロリーに注意した食事メニューを工夫することで高血圧予防になりますし、それを続けることで高くなった血圧も下げることができるでしょう。

適度な運動

適度な運動を取り入れるのも高血圧改善に役立ちます。
運動をすることで血液の流れをスムーズに出来ますし、代謝もアップして脂肪燃焼効果も得られます。
特に有酸素運動は効果的なので、ウォーキングやジョギングといった運動を日常に取り入れるとよいでしょう。

病院で降圧薬をもらう

高血圧をもとに戻すには運動や食事の改善が効果的です。
しかし血圧が高すぎる場合にはすぐにそれを改善しなくてはいけない場合もあり、そういったケースでは病院で降圧剤を処方してもらうことになります。
降圧剤は薬の力で血圧を強制的に下げることができますが、処方してもらうには医師の診察と許可が必要なため、まずは医療機関を受診し相談すると良いでしょう。

低血圧だとどうなるの?


高血圧は様々な病気のリスクも高まりますし、血圧が高くなることでの症状も問題となります。
では逆に血圧が低い低血圧は問題がないのでしょうか?
実は低血圧の場合も体の不調を訴えることが多く、日常生活に支障がおよぶことも少なくありません。

そのため高血圧だけでなく低血圧にも注意しなくてはいけないと言えるでしょう。

低血圧の原因

低血圧の原因となるのは多くの場合遺伝や体質が関係しています。
血圧が低いのはポンプである心臓からの血液の押し出しが弱いためで、生まれつきその機能が弱い人は低血圧になりやすいでしょう。
痩せている人も低血圧になる可能性が高く、過度なダイエットが低血圧の原因となる場合もあります。

病気による低血圧もあり、心臓に病気を抱えている人や甲状腺機能低下症循環器病心筋梗塞不整脈もちの人も血圧が低くなる傾向にあります。
他にも運動不足や喫煙習慣、飲酒やストレスなども低血圧の原因となりますので注意が必要でしょう。

低血圧の症状

低血圧になると高血圧同様に体に異常をきたします。
症状としては頭痛やめまい、動悸や息切れ、吐き気などが表れます。
他にも朝起きれない、体の倦怠感や食欲不振なども特徴的な症状と言えるでしょう。

これらは血液の送り出しが不十分なため、血液の循環が悪くなり引き起こされます。

血圧を上げるためには?

低血圧の症状を改善するには、日頃の生活習慣を見直すことが重要です。
高血圧ほど命の危険となる病気に繋がることはありませんが、生活に支障がでるケースも少なくないので、予防や対策を講じることは必要でしょう。
適切な対策が出来れば低血圧で悩むことも無くなり、健康な毎日を過ごすことができますし、低血圧によるストレスも緩和できます。

食事の工夫

食事の工夫により低血圧を改善することが可能です。
特に注意が必要なのは、体を冷やす食事メニューを避けるということでしょう。
体が冷えると血流は悪くなり体温を下げ、それが低血圧の原因となるためです。

冷たい飲み物や食べ物ではなく体を温めることができる温かい飲み物や食事を取り入れることで、体の温度を上げ血流を良くすることが出来ます。
糖分の摂りすぎも体を冷やすため、考えて摂取すると低血圧予防に繋がるでしょう。

それと食事を食べないのも血流を悪化させるので、過度なダイエットなども控える必要があります。

適度な運動

適度な運動を取り入れることで、滞りがちな血流を改善することが出来ます。
運動をすると体の筋力もアップできますので、血液を送り出す力も維持することができ低血圧予防には効果的です。
さらに運動には交感神経や副交感神経の切り替え・伝達を改善する効果もあり、血圧調整機能を改善する効果もあります。

ジョギングやウォーキングなどの軽い運動でも充分な効果がありますので、毎日の生活に運動を取り入れると良いでしょう。

人によって血圧の目標値・正常値は違ってくる!


血圧は人によってその値が大きく異なります。
年代や性別でも違いがありますし、生活習慣によっても違いが顕著に表れます。
自分の現在の血圧を正しく理解し、それに合わせた目標値や正常値を知ることで血圧を正常にたもつことが出来るでしょう。

高血圧や低血圧で生じる問題は生活に大きな支障がでるだけでなく、場合によっては命の危険もあるということを知り、自分で率先して対策を行なうようにしましょう。

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