悩みの種である脇汗を止める2つの薬とは?

  • 作成日:2017.02.22
  • 更新日:2017.05.01
多汗症

脇汗で嫌な思いをしてしまったことはありませんか? 今回の相談者さんはインナーシャツに汗が染み込み、数ヵ月で変色してしまうといいます。脇汗を止める薬について専門家に聞きました。

30代男性からの相談:「汗を止める薬などはあるんでしょうか?」

子供の頃から汗っかきなのですが、社会人になりスーツを着るようになってから汗っかきがかなり気になるようになりました。
汗っかきで1番気になることは、ワイシャツの中に着るインナーシャツの脇の辺りが数ヶ月着用していくと赤くなってしまいます。赤くなってしまうと、汗をかくとその部分の汗の臭いが気になるぐらい臭うようになってしまいます。
ワイシャツのサイズが小さいせいなのかと思い、大きくしましたが変わりはないです。どうすれば治るか教えてほしいです。

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脇汗を止める薬その1・ボトックス

脇汗を止める治療法の1つとしてボトックス注射が挙げられます。どのようなものなのでしょうか。

根本治療をご希望でしたら、汗腺の手術を形成外科に相談してみてください。(薬剤師)
手術以外の方法でしたら、ボトックス(ボツリヌストキシン)という薬を注射することで汗の分泌を抑える治療があります。(薬剤師)
ボトックスはエクリンセン汗腺の活動を抑制し、汗の分泌を抑えるのですが、汗腺をなくすわけではないので、効果は永久的なものではありません。(薬剤師)
脇汗についてでしたら、1度の投与で約半年~1年ほど汗の量を抑えることが可能です。1回の投与における治療時間は約5分ほど(クリーム麻酔の時間を含めると30分ほど)で行えます。(薬剤師)
脇汗のボトックス治療に対しては、保険治療が適応できる場合がありますので、ぜひ皮膚科・形成外科に相談してみてください。(薬剤師)

脇汗を止める薬その2・抗コリン薬

汗を止める治療法としてもう1つ、抗コリン薬があると専門家はいいます。薬のメカニズムや副作用について教えていただきました。

多汗症の治療薬として、抗コリン薬の「プロ・バンサイン(一般名:プロパンテリン臭化物)」があります。プロ・バンサインは、医療用医薬品(処方薬)であるため、購入には、医師の処方箋が必要です。(薬剤師)
抗コリン薬は、神経を刺激するアセチルコリンという伝達物質の働きを抑えることによって、汗の分泌が抑えます。私たちの身体は、自律神経によって、血液の循環や消化機能、呼吸機能、汗などの分泌が調節されています。その神経の伝達物質には、アセチルコリン、ノルアドレナリンがありますが、抗コリン薬によりアセチルコリンの働きが抑えられると、アセチルコリンが神経伝達物質である神経がコントロールする他の器官の働きにも影響します。(薬剤師)
唾液の分泌や排尿機能、消化管機能、脳の機能、眼圧、涙液の分泌に影響を及ぼし、口の渇きや排尿障害、便秘、眠気、眼圧上昇、ドライアイなどの症状が現れやすくなりますので、注意が必要です。(薬剤師)

脇汗はニオイにも繋がってしまう悩みの種です。本来は、体温調節のために必要な発汗ですが、あまりにも度が過ぎるという場合には、治療してもらうのも手かもしれません。その際にはしっかりとメリットとデメリットを把握しているといいでしょう。

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