メタボの行きつく先とは? 医療現場で活躍した看護師の話

  • 作成日:2017.01.31
  • 更新日:2017.01.30
メタボ

メタボを治す必要がないと考えている人は一定数いるようです。中には、不安を煽るようなネット記事に振り回されたくないという思いを抱えている人もいますが、今回の相談者さんは肥満が寿命を延ばすと信じています。メタボを治す必要はないのでしょうか?

30代男性からの相談:「痩せるためのストレスを抱えるなら痩せない方がいいのでは?」

最近はメタボリックシンドロームという言葉が浸透してきて、周りの人たちにもダイエットを促されますし、国や会社からも痩せろと言われているような気がしてしまいます。
しかし、体重が軽いよりも、ある程度太っていたほうが寿命が長いなどといったデータもあるようで、本当にメタボリックシンドロームならば痩せる必要があるのか疑問に感じたので、専門家の方の意見を聞きたいです。
痩せるために我慢することがストレスになるなどはないでしょうか?

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メタボは複数の疾病リスクを抱えている状態

メタボというと肥満だけが着目されがちですが、そのような軽度なものではありません。メタボとは何なのか、専門家に聞きました。

メタボリックシンドロームというのは、ただ太っているからいうのではなく、内臓脂肪の状態や血圧、血液循環の状態が悪くなり、脳血管疾患や心疾患を起しやすいと医師が判断した体系の状態をいいます。(看護師)
メタボリックシンドロームとは、肥満、血圧、血糖、脂質、喫煙歴などが健康診断の結果、基準値を超えているような状態のことです。(看護師)
メタボリックシンドロームの何が危険かというと、将来的に生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)にかかる可能性が高いことです。(看護師)

肥満改善は将来の病気を防ぐ

肥満が寿命を延ばすというのは、一部だけに着眼点を置いて拡大させた論にすぎません。カリカチュア的表現を肥満を治さないという言い訳に使うのは、賢い選択とはいえないでしょう。

寿命が延びる人というのは、平均体重よりも少しだけ大きく、内臓も元気で脂肪肝などはなく、血液検査も問題がない人などをいいます。(看護師)
厳しいようですが、標準体重よりも大幅に多い人は、それだけ病気にかかるリスクを抱えた人という判断ができるので、体重を落とすように指導が入るのです。標準体重で運動をしている40代の人と運動不足で肥満な20代の人では、血管年齢は運動している40代の人の方が若い元気な血管をしているというデータもあります。健康でいるためには我慢はつきものです。(看護師)
これらの病気は心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高め、突然死の危険性があります。特に糖尿病は一度なってしまうと服薬や注射や生活習慣の改善など、一生涯付き合っていかなければならない病気です。(看護師)
肥満はこれらの病気の原因の1つである上に、本人の自覚により予防や改善ができる原因でもあります。そのため、痩せるように言われるのです。ストレスを感じるかもしれませんが、将来的に健康に過ごすためには必要なことです。(看護師)

看護師が語る、メタボの行きつく先とは

実際に医療の現場で働いていた看護師のエピソードをご紹介します。そこからは、真に迫った未来の危機が如実に記されていました。

実際に私が働いていた時にも30代で肥満の方で心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血で運ばれてきた人も見てきました。その方たちは、もう元の生活には戻れず、食事や運動制限、麻痺のために仕事もできない状態になって苦しんでいるのを目の当たりにしています。ですから、健康でいることは自分の自由な部分を守るためにも我慢はつきものなのです。(看護師)
私からしたら、はっきりと痩せる必要があるといえます。自分の身体です。あとから苦しんだ皆さんのように後悔だけはしないでくださいね。(看護師)

人はもともと怠惰な生き物ですから、なにかにつけて「やらない理由」を作りたがります。その理由があまり的を射ていない時、あなたはリスクを背負うことになります。せめて身体だけは健康でいられれば、将来の不安のひとつを取り除くこともできるでしょう。

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