どこを見ていいかわからずストレスに…3つのアプローチで解消しよう

  • 作成日:2016.12.24
  • 更新日:2016.12.21
メンタル

電車に乗っている時に何をしていますか? スマホを見る? 新聞を読む? 寝る? 相談者さんは人の視線が気になり、ストレスが溜まってしまうといいます。こんな症状をどのように改善すればいいのでしょうか。

20代男性からの相談:「いつでも目のやり場に困ってしまいます。」

私は毎朝電車通勤をしているのですが、いつも視線をどこに持っていっていいか戸惑い、結局下を向いてしまいます。さらに下を向いている自分が変な人物に見られていないかというのが気になり、身動きがとれず硬直してしまいます。
会社でも同僚と目を合わせながら会話するのも苦手で心を開いて話せる友人なども作れなくて精神的に参っている状況です。
恐らく私は人と視線を合わせることが直感的に怖いのだと感じていると思うのですが、どうすればこの症状が改善できるのか教えて頂きたいです。

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>>人との接し方が分からない時は、これで苦手意識を和らげよう

森田療法で改善できるかも

相談者さんは視線恐怖症であると考えられると専門家は指摘します。同時に、これを改善するために森田療法というアプローチが有用であるといいます。

人にどう思われているいるのか? 人の評価を気にするあまり、人の視線が怖くなる視線恐怖症かと思います。(医師)
視線恐怖症の背景には、自分自身に自信がないことがあります。おそらく、相談者さんも、自分は、人から評価される人間ではないとか、自分は美人でもないしとか、自分で自分を卑下しておられるのではないでしょうか? 自分を卑下する気持ちが人を気にする行為につながり、視線恐怖を生んだと思われます。(医師)
こうした状態に対しては、森田療法という、簡単にいいますと、自分をありのままに受け入れ、自分は自分なりでいい。という考え方を習得する方法が効果的です。(医師)
どんな人でも人と比較すると、自分の悪いところが目につきやすくなり、自分自身が情けない存在に思えてしまいます。ですのでまず、人と比較せず、自分自身を見ることを意識します。そして、自分の悪いところにばかり意識がいっていると思いますので、悪いところではなく、いいところを探してみるようにすると良いかと思います。(医師)

直面している問題を正面から受け止めるというやり方

現在、相談者さんが抱えている悩みを根本から改善しようという時、その悩みの本質を見極めることが大切になってきます。

対人恐怖症のような症状で精神的な疲弊があるということは、とてもきついことだとお察しします。このような場合の治療法としては、いつから、どのようにしておきたのかを考える必要があります。(看護師)
無意識的に人間はストレスの元からは逃げようとするように本能が働きかけます。その問題を正面から受け止めることで原因を把握することができます。(看護師)

人との距離感を探っていくという方法

人との距離は心理的な変化をもたらします。そのため、自分が恐怖心を感じない距離感を探り、恐怖心を和らげていく方法もあるといいます。

他には、人にとって警戒距離があります。1mであったり2mであったりと様々ですが、相談者さんの人と接しやすい距離からコミニケーションをとる練習をすることで恐怖感を軽減していく治療もあります。(看護師)
問題を正面から受け止めること、距離感を意識してコミュニケーションすること。この2つを実践していきますが、ストレスが大きくかかりますので無理をしすぎなように気をつけて下さい。人によっては抗不安薬を内服しながら治療される方もいらっしゃいます。(看護師)

目は口ほどにものをいうといいます。相談者さんは、声なき声を感じやすく、ストレスに感じてしまうのかもしれません。他者からの視点を気にしすぎるあまり、己を縛ってしまう。それは、他者とのかかわりを積極的に否定し、事故だけの世界を築く行為に他なりません。それが心の安定をもたらすというのであれば、その場しのぎにはなるかもしれません。しかし、根本的な解決とは程遠いものです。物事を解決するためには、自ら一歩を踏み出していく必要があります。勇気をもって行動することも時には必要なのかもしれません。

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