口臭チェッカーで臭いを確認!どこまでわかるのか?

  • 作成日:2014.12.02
  • 更新日:2016.03.08
口臭

口臭は自分では気づきにくく、一方で話し相手は割と直ぐに気がついてしまうものです。そこで、口臭チェッカーの出番です。自分の代わりに口臭をチェックしてくれるのですが、果たしてどこまでわかるのでしょうか。

30代男性からのご相談:「口臭チェッカーの精度」

昔から口臭が気になっており、市販の口臭チェッカーを試そうと考えている方からの相談です。

自分では歯磨きをしっかりとやっているつもりですが、母親から臭いからもっと綺麗に磨きなさいと言われました。それ以降、気になって人と喋るのが不安で、会話も少なくなってしまいました。自分では分からないので歯医者にも行きたいですが中々時間が取れず、まずは市販の口臭チェッカーを試したいと思いますが、実際の精度はどれほどのものでしょうか?

口臭チェッカーは「揮発性硫化物」を検知するタイプが一般的

口臭チェッカーを使用する場合は、臭いをどのように判断しているか理解していなければ意味をなしません。多くの口臭チェッカーは「揮発性硫化物」の濃度をチェックするものが多く、いろいろな要因も関わってくるため、臭っていても正しく判定されるかどうかは一概には言えなさそうです。

歯磨きの後や口臭予防ガムなどのいい臭いも、臭いとして判断されます。すなわち、臭いの強さは判断できるが、いい臭いか悪い臭いかは判断できないという短所があるようです。その時に食べた物や時間の経過でも変化するようですし、臭いが強いと判断されても、家族は気にしなかったりと、個人差もあるようです。(看護師)
市販の口臭チェッカーについてですが、口臭の主な原因となる揮発性硫化物の濃度をチェックするものがほとんどです。この濃度の測定を行いランク付けしています。ですので、他の方が臭いと感じていても揮発性硫化物が検知されなければ匂いのランクも低く表示されます。この仕組みを理解されれば、朝起きた時、歯磨き前後、食事前後など様々な時間帯で測定し、ご自身の口臭の匂いの増減の変化を把握できると思われます。(看護師)

口臭を抑えるためにも普段から口腔ケアを

口臭チェッカーである程度臭いがわかるものの、しっかりと普段から対策を行っていなければ、その場しのぎになってしまいます。普段から口腔ケアには気を使いましょう。口臭は奥歯、親知らずの磨き残しから生じることが多いです。そのため、正しいブラッシングは非常に大切です。

・一箇所を20回以上磨きます。
・毛先を歯の面に垂直に当て、毛先が広がらない程度の強い力で小刻みに磨いて下さい。
・歯間(歯と歯の間)は食物残渣が残りやすい場所ですのでデンタルフロス(糸ようじ)、歯間ブラシを使用して下さい。(食物残渣が残ると口臭・歯周病・虫歯の原因となります)
・奥歯や親知らずの部分は普通のハブラシでは汚れが落ちにくいのでワンタフトブラシ(毛束の量が少なくなっており狭い所を磨くには効果的です)を使用してみて下さい。(看護師)

口臭チェッカーは揮発性硫化物を検知するものが多いようです。そのため、臭いによっては検知できず、口臭チェッカーをやっても完全に臭いを把握することは難しいかもしれません。なるべく口腔ケアは怠らず、その上で大切な用事の前にチェックする使い方が良いかもしれませんね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>
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