コレステロールが下がらない原因は? 病気の可能性も…

  • 作成日:2016.09.29
  • 更新日:2017.02.10
健康

コレステロールを下げるための対策は年齢を重ねるごとに関心が高まります。今回の相談者さんが抱えている悩みは体型的にも生活習慣の観点から見ても特に問題がないのに、なぜコレステロールが下がらないのかということです。

40代男性からの相談:「痩せていて対策もしているのにコレステロールが下がりません」

私は45歳です。もともと高血圧で、3年前に心筋梗塞を患いました。慢性腎不全もあり、毎月の通院・血液検査では、コレステロール値や内臓脂肪も高いです。しかし、私は痩せ型で少食なのに、なぜコレステロール値や内臓脂肪が高いのかが分かりません。数値に表れているので、食事はさらに気をつけるようになり、1日約1万歩を歩く適度な運動もしています。なぜ数値が下がらないのでしょうか。

コレステロールが下がりにくい原因は病気のケースも

コレステロール値は、生活習慣を改善しても痩せ型であっても、様々な疾患や遺伝により高くなることがあります。また、カロリーはさほど摂っていなくても食材の選び方で高くなることがあります。

コレステロールなど脂質系の値を下げるには、1ヵ月以上かかります。また痩せていてもコレステロールが高いことはあり、腎臓病や糖尿病などの疾患がある場合も、コレステロールは高くなり下がりにくい傾向があります。生活習慣を改善してもコレステロールが下がらない場合、家族性高コレステロール血症の可能性や慢性腎不全が原因と考えられます。(看護師)
コレステロール値には生活習慣(食事・運動)も影響しますが、遺伝性の脂質異常症や糖尿病、甲状腺疾患などの病気が原因の可能性もあります。また、腎臓疾患はコレステロール値や中性脂肪値を高めます。コレステロール値は、必ずしも体重や体型に比例して高くなるというわけではありません。痩せ型でカロリーとしてはさほど摂っていなくても、食材の選び方や病気により高くなる場合もあります。(看護師)

コレステロールの上昇を防ぐためにも現在の生活習慣を継続

病気などが原因でコレステロールが下がらない場合も、悪化を防ぐために今の生活習慣を継続してください。食物繊維や多価不飽和脂肪酸を多く含む食品の摂取、適度な有酸素運動が有効です。

生活習慣を改善してもコレステロール値が下がらない場合は、専門医の指導のもと、薬物治療などが必要になります。ただし病気だから仕方ない、食事や運動に気をつけなくてよいということではありません。食事や運動も同時に気をつけなければますます悪化してしまうので、現在の生活習慣は頑張って継続してください。(看護師)
緑黄色野菜・果物・海藻・キノコ類は、コレステロールを下げるのに役立ちます。魚ならイワシ・サバ・サンマなど多価不飽和脂肪酸を含む食事を摂取するようにします。適度な運動は大切ですが、歩幅を大きく、腕をしっかり使って歩くようにすると効果です。コレステロールを下げるには有酸素運動が効果的なので、ウォーキングの他、水泳や水中歩行などもよいでしょう。(看護師)

コレステロールは痩せ型であっても疾患・遺伝・食材の選び方などにより高くなることがあるそうです。薬物治療が必要な場合も、悪化を防ぐために、食物繊維や多価不飽和脂肪酸を含む食品の摂取、適度な有酸素運動などの生活習慣を継続していくとよいそうです。

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