お酒で記憶が無くなる人は若年性認知症になりやすい?

  • 作成日:2016.06.23
  • 更新日:2016.06.16
健康

飲酒量が多い人は、脳にダメージを受けやすいそうです。お酒が好きでよく記憶をなくすまで飲んでいたという相談者の男性は、物忘れが多くなったのは若年性認知症が関係しているのではと悩んでいますが、本当のところはどうなのでしょうか。

男性からの相談:「物忘れの多さは飲酒に関係している?」

飲酒の機会が多く、好きでつい記憶がなくなるまで飲んでしまいます。以前、酒を飲んで記憶を無くす人は脳がダメージを受けて記憶力が弱くなり、酒を飲んでも記憶をなくさない人より何倍も若年性認知症になりやすいと聞いたのですが、本当でしょうか。最近物忘れや言葉が出てこない事が多くなっているので、若年性認知症が心配で酒を飲むことができません。(30代・男性)

若年性認知症とアルコール

適度な飲酒量であれば問題はありませんが、大量のアルコール摂取は脳に少なからず影響があるようです。

アルコールが認知症の誘因のひとつになることがあります。意識を失くす失くさないが基準になるわけではなく、意識を失くさなくても多量の飲酒を続けることで脳が委縮することが分かってきています。(看護師)
若年性の認知症は20~64歳でなることを定義しています。脳血管障害や脳の病気、外傷が原因ですが、中にはアルコールや薬物が原因でなることもあります。お酒を飲むことによって若年性認知症になるのではないかと考えるのであれば、脳血管障害を引き起こす高血圧や糖尿病といった病気になるのが怖いから、塩分・糖分を摂らないのかという話になってきます。大切なのは限度を超えないということです。(看護師)

今後の対策法

このまま禁酒を続けたほうがよいという意見のほか、アルコールは控えめに摂り、バランスのよい食事や規則正しい生活習慣を意識することが大切という意見もあります。

30代ですので現在の物忘れや言葉が出てこないことに関しては、アルコールが絶対的な原因ではないと思います。しかし多少は関与しているかもしれません。現在、若年性認知症が心配でアルコールを飲んでいないということなので、そのまま飲まない生活を続けられるとよいでしょう。(看護師)
お酒は昔から百薬の長といわれているように、少量であれば血液循環をよくしてくれると言われています。反対に喫煙は百害あって一利なしなので、喫煙されているのであれば禁煙を心がけてください。大切なのは病気にならないためにはどうしたらよいかです。普段からバランスの摂れた食事を意識したり、ストレスを溜めない、休息を十分にとる、適度に運動をするなどを意識してください。(看護師)

物忘れと飲酒の直接の関係性ははっきりしませんが、アルコール摂取過多は脳へダメージを与えることも考えられます。お酒は止めるか適量に抑え、生活習慣全体を見直すことをお勧めします。

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