食後に必ず起こる下痢。原因と改善策は?

  • 作成日:2016.06.12
  • 更新日:2016.06.03
健康

体質的に下痢をしやすい人はいますが、決まって食後に下痢が起こるという場合は何が原因なのでしょうか。なぜ下痢を繰り返すのか、また症状を改善するためにはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。

30代男性からの相談:「食べるとすぐに下痢をしてしまう」

小さい頃から食事を摂るとすぐ下痢になり、今でも食事を食べた直後に腹痛がして下痢をしてしまいます。ビオフェルミンを内服していましたが、効果はありませんでした。最近は、出勤前に食事してすぐに排便を済ませても、電車に乗っている最中に腹痛がしてトイレに駆け込む毎日で、通勤時間30分が1時間かかる時もあります。食べるとすぐ下痢をする原因は何なのでしょうか。また、症状を改善するためのよい薬はないでしょうか。(30代・男性)

過敏性腸症候群などの可能性が

食後すぐに起こる下痢は、消化不良などの他に過敏性腸症候群などの可能性もあるようです。稀ではありますが慢性の病が隠れていることもあるので、まずは病院を受診して、正確な診断を受けた方がよいでしょう。

下痢が気になりストレスになっていませんか?感染や胃腸に異常もないのに下痢が起こる場合、ストレスからくる過敏性腸症候群が考えられます。感情表現が苦手な方や自分の気持ちを溜め込んでしまう方がなりやすく、下痢型と便秘型、これを繰り返す混合型があります。自分ではストレスと感じていなくても、身体が勝手に反応して便秘や下痢を起こすこともあり、緊張する場面やすぐにトイレに行けない状況などで症状が出やすいです。(医師)
食後すぐの下痢はストレスなどで腸が過敏に反応したり、飲食した食品の影響による消化不良やアレルギーが原因となって起こることもあります。また稀に慢性病などが隠れている場合がありますが、この症状を改善するためにはまず原因を見つけるため、病院を受診した方がよいでしょう。(看護師)

場合によっては心療内科のカウンセリングも

治療は内服薬や食事療法のほか、ストレスを取り除くため心療内科のカウンセリングが必要となる場合もあるようです。食事は刺激物や脂っこいものを控え、胃の粘膜を修復する作用があるビタミンDを積極的に摂りましょう。

治療は胃腸薬の内服と食事療法のほか、気分転換を図りストレスを発散させる必要があります。場合によっては心療内科でカウンセリングを行い、自身の現状を受け入れストレスに対してどう対応していくかなどを考えていきます。ストレス社会といわれる現代では珍しい疾患ではないため、一度病院を受診してはいかがでしょうか。(医師)
ビオフェルミンが効かないとのことですが、専門医の指導の下で漢方薬治療を行い、胃腸を丈夫にして体質改善を行うこともできます。人それぞれの体質に応じた処方となり、自身に合った漢方薬を服用することになります。(看護師)
精神的ストレスを取り除き、グルテン過敏症を引き起こす小麦や多量の砂糖、刺激の強いものやアルコール、油類の摂取を控えてください。荒れた胃腸粘膜を修復するためは、粘膜保護作用のあるビタミンD をサプリメントなどで補給するとさらに効果的です。(看護師)

様々な原因が考えられますが、ストレスが多い現代社会においては過敏性腸症候群にかかる人も増えているようです。正しい診断のためにも、一度きちんと医師に診てもらった方がよいでしょう。

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