40代の男性。夜間の頻尿を改善したい。

  • 作成日:2016.06.11
  • 更新日:2016.06.03
ED

夜間の頻尿は快適な睡眠の妨げになります。睡眠が妨げられると昼間の活動にも影響しますので、夜間の頻尿は侮れない症状です。夜間の頻尿の原因と改善方法について医師や看護師の方々にお聞きしました。

40代の男性からの相談:「睡眠不足や家族からの苦情で困っている夜間の頻尿。改善するには?」

40歳を過ぎた頃から夜間の頻尿に悩まされるようになりました。最近は最低でも2回はトイレに行きます。水分を控えても一向に改善されませんし、お酒を飲んだ日は2時間おきくらいにトイレに行くので睡眠不足になり、家族からもトイレの音が騒がしいと不満が上がっています。一度排尿を我慢したことがありますが、膀胱が破裂しそうになり、翌日は膀胱炎のような症状になりました。頻尿を改善する良い方法があれば教えてください。(40代・男性)

アルコールの他にもいろいろある夜間頻尿の原因。思い当たるのはどれ?

夜間の頻尿は、夜間に2回以上トイレに行く状態を指します。考えられる原因はいろいろありますが、前立腺肥大症のような加齢に伴う男性特有の病気が隠れていることもあります。

一般的に、昼間に8回以上の排尿、夜間に2回以上の排尿がある場合は、頻尿と判断されます。男性の頻尿の原因は前立腺肥大などの生殖器の疾患、過活動性膀胱などの膀胱の疾患、骨盤底筋や排尿筋の緩み、ストレスや緊張による心因性のものがあります。夜間だけの頻尿でしたら、疾患や体の冷え、不規則な生活が原因とも考えられます。(医師)
飲酒は古来から百薬の長と言われているように少量であれば体にいいとされています。循環血液量もアルコールの作用でよくなります。アルコールの種類にもよりますが、飲酒をすることで利尿作用が働くのでお酒を飲んだあとに夜間トイレに行きたくなるのは至極当然だと思います。(看護師)
男性の場合は体の構造上、前立腺というものが存在します。これは尿道につながる位置に存在し、前立腺が肥大すると尿の通りが悪くなり、一回で排尿できなくなってしまい、何度もトイレに行きたい感じがするようになります。(泌尿器科・看護師)

規則正しい生活は頻尿を改善する鍵。加齢に応じて検査をすることが大切

原因をはっきりさせるために、一度前立腺の検査をお受けになるとよいかもしれません。同時に生活習慣と頻尿には関係があります。飲食や生活のパターンを見直して、夜間の頻尿を助長しないようにしましょう。

通常寝ている間は抗利尿ホルモンの働きによって排尿を抑えることができますが、不規則な生活習慣ではホルモンのバランスが崩れ寝ている間の排尿を抑えられなくなります。できるだけ規則的な生活を心がけて、体を温かくして休むようにし、寝る前の水分や塩分も控えるようにしてください。アルコールや水分摂取による一時的な頻尿は心配ありませんが、毎日続く場合は一度検査を受けた方がいいでしょう。(医師)
40歳を過ぎたあたりから排尿の変化があるということですが、泌尿器科を受診した経緯はありますか?年齢の変化で前立腺は肥大しますので、泌尿器科を受診してみてはいかがでしょうか。(泌尿器科・看護師)

夜間の頻尿は、自分だけでなく家族にも不安を与えます。また、生活習慣の乱れは頻尿の原因になります。加齢に伴う前立腺肥大も気になりますので、早めに検査を受けることをお勧めします。

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