冬なのに…夏よりも寝汗が気になる!

  • 作成日:2016.04.17
  • 更新日:2016.04.12
多汗症

冬なのに、寝ているときに夏以上にたくさんの汗をかく。その原因はいったい何なのでしょう。また、どんな対処をすれば寝汗をかかずに気持ちよく眠れるのでしょうか。

30代男性からの相談:「冬場の寝汗について」

もともと汗かきです。夏場ならそれほど気にならないのですが、冬の寒い日でも、朝起きるとTシャツの背中部分が湿るほどの汗をかきます。冬は汗をかかないように薄着にしたり寝具を少なめにしたりすると、風邪をひいてしまいます。夏より冬の方が寝汗を多くかいている気がするのですが、どうしてでしょうか。(30代・男性)

就寝中の汗について

人間が汗をかくのは普通のことですが、専門家によると、冬場に寝汗をたくさんかくのは就寝中の温度調節がうまくできていないからだそうです。

一般的に、人は寝ている間にコップ1杯くらいの汗をかくといわれています。汗は体温調節の役割をしているのです。寝汗がひどいようなら、部屋の温度を少し下げてから休むようにしてみてください。(医師)
夏場に比べて、熱が布団の中でこもりやすいことが冬場に寝汗をかきやすい原因かもしれません。また、ストレスが原因となって寝汗をかくこともあります。(看護師)
朝方に寝汗をかくというのは、生理現象の一つ。あまり気にしなくてもいいと思います。汗をかくからと水分を控えると汗が凝縮されてベトベトの不快な汗になってしまうので、水分は控えすぎず、適度に摂取してください。(医師)

冬の寝汗に対する具体的対策

どうやら、就寝中の温度調節に問題がありそうですが、単純に布団やパジャマを薄手のものに変えるのは禁物。快適な睡眠のためには、具体的にどのような方法があるのでしょうか。

寝汗対策としては、布団に大きなバスタオルを敷いておき、汗をかいたら肌着とバスタオルを取り替えてはいかがでしょうか。夏はアイス枕や冷感シーツなどを利用するとよいでしょう。(医師)
寝室の温度を確認してみましょう。眠る前に暖房で部屋を暖めすぎてはいませんか。眠る前は暖房を切って、部屋を少し涼しくしておくとよいでしょう。(看護師)
毛布や寝具の下に吸湿性に優れたタオルケットを敷く、敷シーツを綿素材の汗をよく吸湿するものに変えるなどの工夫で、朝起きたときのべたつき感が少なくなると思います。(看護師)
パジャマはポリエステル素材だと汗をかく原因になるので、吸湿性のよい綿素材にするとよいでしょう。さらに通気性のよい綿毛布に変えるのもよいですね。吸湿性があって蒸れにくく一枚でも温かい羽毛布団は、汗を放出して溜め込みにくくしてくれるので快適に起床できると思います。(看護師)
冬に薄手の布団だけで休んだり、汗をかいたままにすると風邪をひいてしまいます。身体にはきちんと毛布をかけて、手足を出して休むようにしてみましょう。(医師)

寝具やパジャマの素材を変えてみる、部屋の温度を高くしすぎないなど、ちょっとしたことで寝汗を改善できるかもしれません。さっそく簡単なものから、とり入れてみてはいかがでしょうか。

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