腰痛予防のサポーターは、1日つけっぱなしでもOKか?

  • 作成日:2016.03.22
  • 更新日:2016.12.09
健康

人により症状や原因は様々ですが、腰痛を患っている人は大勢います。少しでも腰への負担を減らすため、腰痛サポーターをつけて過ごす人もいますが、症状緩和のためとはいえ1日中つけていて問題ないのでしょうか。

40代男性からの相談:「腰痛サポーター。圧迫感あるが、ずっとつけていて大丈夫?」

大学時代にぎっくり腰をやって以来、年に2~3回激しい腰痛に襲われます。整形外科や整骨院にも行きますが、少し腰が軽くなる程度で完治までには至りません。痛みを少しでも軽減させるため、ドラッグストアで売っているような腰痛サポーターをつけており、だいぶ楽にはなるもののかなり圧迫感を感じます。こうしたサポーターは1日中つけていて大丈夫なのでしょうか。常に感じる圧迫感が気になります。(40代・男性)

学生時代のぎっくり腰が原因となり腰痛を患った相談者さん。腰痛を改善しようと様々なことに挑戦しているようですが、本来腰痛を和らげるためのサポーターに圧迫感があるということで、これでは腰痛うんぬんではなくストレスやや内臓にも悪い影響を与えてしまいそうです。サポーターを使用する上で注意することはあるのでしょうか?

苦しく感じるほどきつく巻く必要はない

腰を固定するためつい強く締めてしまいがちですが、苦しく感じる程きつく巻く必要はありません。また、ずっと着けたままだと蒸れて痒みやかぶれの原因にもなるため、時々外して通気をよくした方がよいでしょう。

ぎっくり腰を繰り返さないために、サポーターなどで腰を固定するのはよいことですが、圧迫感を感じるほど強く締め付ける必要はありません。あくまでも腰を安定させるためと考えてください。1日中締め付けたままだと汗をかいて蒸れたり、ゴムの刺激で湿疹や痒みなどの皮膚トラブルを起こしやすいので、時々は外してタオルで拭き、通気をよくして皮膚の清潔を心がけてください。(医師)
サポーターは腰を固定する目的で、腰の筋肉を支えて痛みを軽減させるためには有効ですが、常にサポーターに頼っていると腰の筋肉が弱くなり逆効果になることもあります。また、サポーターは1日中装着することにより皮膚がかぶれたり血行が悪くなることがあるので、圧迫感も気になるようなら、腰を使う仕事をする時や痛みがある時にのみ使用するとよいでしょう。(看護師)
市販品を購入する場合は2段式のサポーターで、通気性や動作を制限しないものなどを目安に購入するとよいでしょう。なるべく胃を圧迫しないように、ベルトはお臍を基準として骨盤周囲にかけて巻くようにします。肌に直接当てて巻くと皮膚トラブルの原因になるので、洋服や肌着の上から巻いてください。(看護師)

腰痛を防ぐための日常生活での注意点

腰をサポーターで固定するのはよいことですが、その他にも日常生活で腰痛予防のためにできることについて、次のようにアドバイスいただきました。

日頃から腰を冷やさないようにする、重い物を持って急に立ち上がったりしない、長時間同じ姿勢をとらない、なるべく足を組まない、同じ方の肩にバッグをかける癖があれば交互にかけるようにするなど心がけてください。また、腰痛体操も行うとよいでしょう。(医師)

いつもより痛みがある、腰に負担がかかる作業をするといった場合にサポーターを着用するとよいようです。1日中つけていたいという場合は、時々外して汗をかいていたらきれいに拭き取り、通気をよくするようにしましょう。

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