ダイエットで痩せたのに、コレステロール値が上がった原因は?

  • 作成日:2014.10.01
  • 更新日:2017.09.22
メタボ

ダイエットに成功して体重が減ったのに、健康診断で「コレステロール値が上がっている」と指摘されたという経験はありませんか。

なぜ、ダイエットが成功したのに、コレステロールの数値が上がるのでしょうか?

その原因と、コレステロール値を下げる方法を紹介します。

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コレステロールとは?

コレステロールとは、動物の体内に存在する脂肪に似た物質です。

主に肝臓で作られますが、食事からもとることができます。
肝臓で作られるコレステロールが7割で、残り3割が食事から摂取されているようです。

食事で摂るコレステロールの量が増えると、体内で生成される量は減り、体内のコレステロール値は一定に保たれています。

ただ、コレステロールの摂りすぎや加齢が原因となり、コレステロール値のバランスが崩れてしまうこともあります。

コレステロールの働きって?


コレステロールといえば「よくないものだ」と思っている人も多いのではないでしょうか?

ところが、コレステロールは、人が生きていくために必要な成分なのです。

それでは、コレステロールにどのような働きがあるのかみていきましょう。

コレステロールは、血管壁や赤血球を保護する、細胞膜を構成する成分です。

細胞膜は、有害な物質が体内に入り込むのを防いだり、細胞に含まれる物質が流れ出ないようにする役割もあります。

さらにコレステロールは、ホルモンや胆汁酸・ビタミンDを作るための材料でもあるのです。

男性ホルモンや女性ホルモンなどの性ホルモンは、生理的な生殖機能をはじめ、体調に大きくに影響します。

副腎皮質ホルモンは、炎症を抑える働きや、タンパク質や糖質の代謝に必要なのです。
食事を1回食べ忘れても、低血糖にならないように肝臓にはたらきかけ、ブドウ糖をつくるのも副腎皮質ホルモンの役割といえます。

そして胆汁酸は、脂肪の消化吸収を助ける働きがあるのです。

またビタミンDは、骨の健康を保ちます。
ビタミンDが不足することで、くる病や骨軟化症を引き起こすリスクが増えるのです。

このようにコレステロールは、体の調子を整えるために、重要な働きがあります。

コレステロール値が上がるとどうなるの?


コレステロール値が上がると、体にどのような影響があるのでしょうか。

コレステロールが増えすぎると、余分なコレステロールは、血液の中で循環を続けます。

すると血管の内側に泡沫細胞ができ、血液がどろどろになったり、血管が破れやすくなってしまうのです。

これにより、脳梗塞や狭心症・心筋梗塞・動脈瘤・腎動脈硬化症・閉塞性動脈硬化症などの病気を引き起こす可能性があります。

コレステロールは、足りなくても体の調子を崩してしまいますが、増えすぎると上記のような病気になるリスクが増えるのです。

ダイエットでコレステロール値が上がる原因は?


それではなぜ、ダイエットでコレステロール値が増加してしまうのでしょうか。

その原因として、糖質制限が影響している可能性があるようです。

お米など糖を主成分とする炭水化物を食べない糖質制限ダイエットは、炭水化物などの糖質を制限する分、肉や魚・卵・チーズなど、コレステロールが多く含まれている食べ物を多く摂取します。

そのためコレステロール値が上昇してしまい、健康診断で引っかかってしまうというケースがあるのです。

コレステロール値の正常値とは?


コレステロール値は、どのくらいであれば正常値なのでしょうか?

健康診断では次の3種類のコレステロールを調べます。

  • 総コレステロール
  • 悪玉コレステロール(LDL)
  • 善玉コレステロール(HDK)

悪玉コレステロールを、排除する働きをするのが、善玉コレステロールです。

総コレステロール値が増えていたとしても、善玉コレステロールが増えているのであれば問題はありません。

コレステロールの正常値の目安として、総コレステロール値が150~199mg/dl、LDLが70~119mg/dl、HDLが40以上であればコレステロール値は正常であると判断されます。

コレステロール値が下がる方法とは?


コレステロール値を下げるためには、3つの方法があります。

  • 食べ物で下げる
  • 運動で下げる
  • 生活習慣で下げる

3つの方法を、具体的にみていきましょう。

コレステロール値を下げる食べ物

コレステロール値は、食事で下がるのでしょうか。

青魚に多く含まれるDHAやEPAには、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす働きがあります。

納豆やゴボウ、ニンニク、オクラ、アボガドに多く含まれる水溶性の食物繊維にはコレステロールの吸収を防ぐ効果があります。

トマトに含まれるリコピンには、善玉コレステロールを増やす働きがあります。

あたりめに含まれるタウリンにも、コレステロール値を下げる効果があるのでおすすめです。

オリーブオイルに含まれるオイレン酸は悪玉コレステロールを減らす働きがあるので、料理に使う油をオリーブオイルに変えてみるのもいいでしょう。

このように悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールの働きを助ける効果のある食べ物を積極的に取り入れましょう。

いっぽう、卵やレバー・魚卵・プロセスチーズのような、飽和脂肪酸を多く含む動物性脂肪の多い食べ物は控えます。

飽和脂肪酸は、肝臓でコレステロールを代謝するために必要なLDL受容体の合成を妨げてしまうのです。

代謝しきれないコレステロールが、血液中に循環することになり、血液をどろどろにする原因となります。

コレステロール値を下げる運動

適度な運動をとりいれることで、効果的にコレステロール値を下げられます。

人の体は中性脂肪が増えると、善玉コレステロールが減ってしまい、悪玉コレステロールが増えてしまうのです。

運動をすると中性脂肪を減らして、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすことができます。

効果的に中性脂肪を減らすためには、有酸素運動がおすすめです。

ウォーキングやスクワット、ヨガや踏み台昇降運動、水中ウォーキングなどは普段運動をしない方でも取り組みやすいかもしれません。

有酸素運動は20分以上続けることで、中性脂肪が燃焼し始めます。
すぐにやめるのではなく、最低でも20分は続けるようにすると、効果的です。

筋トレなどの無酸素運動は、中性脂肪を減らす効果はありません。
しかし、有酸素運動の前に筋トレを行なうことで、中性脂肪が燃焼しやすくなります。

コレステロール値を下げる生活習慣

コレステロール値を下げるためには、生活習慣にも気を付けましょう。

睡眠不足は、コレステロール値を高める原因になります。

睡眠中に分泌される成長ホルモンが、脂質を分解するのですが、寝不足が続くと脂質の分解が追い付かないため、コレステロールの異常につながるといわれているのです。

また、適度な飲酒は悪玉コレステロールを減らす働きがありますが、アルコールを飲みすぎると中性脂肪が増える原因にります。

タバコも、肝臓の酵素に害を及ぼし血管を収縮するため、コレステロール値が高くなる要因です。

さらに強いストレスが加わることで、血流が悪くなり、血管壁に悪玉コレステロールが付着しやすくなります。

健康診断で、中性脂肪が少ないのに、コレステロール値が高いという場合は、生活習慣の乱れやストレスが原因である可能性があるでしょう。

  • 過度の飲酒
  • 喫煙の習慣
  • 強いストレス
  • 睡眠不足

思い当たることがあれば、まずは生活習慣を見直してみましょう。

コレステロール値を下げるには食事・運動・生活習慣が大切


ダイエットをして痩せたのに、コレステロールの数値が上がってしまったという方は、糖質制限ダイエットが原因の可能性があります。

コレステロール値を下げるためには、コレステロールを多く含む食べ物を控え、コレステロールを下げる働きのある食べ物に変えていきましょう。

そして、有酸素運動で中性脂肪を効果的に燃焼させ、悪玉コレステロールが増えにくい体作りを目指すことが大切です。

中性脂肪が少ないのに、コレステロール値が高い人は、規則正しい生活を心がけ、生活習慣を見直すとよいでしょう。

コレステロール値が高いからと、すぐに病気になるわけではありませんが、しっかり意識することで多くの病気を予防できます。

健康的に年齢を重ねるためにも、生活の見直しは大切ですね。

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