血圧の下が高い原因と症状とは?運動や食事で改善できる?

  • 作成日:2016.01.17
  • 更新日:2017.11.22
健康

「健康診断で血圧をはかったら、下だけ高かった」なんて方もいるのでは?
血圧には上と下、2種類の値があり、高血圧の場合は両方の値が高くなるのが一般的です。

では、なぜ下の値だけ高くなってしまうのでしょうか?

また、血圧の下が高いときだけにみられる、特有の症状はあるのでしょうか?
今回は、血圧の下が高い原因と症状、改善方法についてご説明します。

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そもそも「下の血圧」とは?


健康診断などで血圧を測ると「上・下」2種類の値が記されていますよね。
まずは、こちらの違いをチェックしておきましょう。

心臓は、ポンプのように収縮と拡張を繰り返し、血液を循環させています。
血液を送り出すときには収縮し、血液を吸い込むときには拡張します。

この際に、血管に高い圧力が加わり、血管壁が押されます。
これを血圧といい、収縮時の血圧を「上の血圧」、拡張期の血圧を「下の血圧」と呼びます。

つまり、下の血圧とは、心臓が肺などから血液を吸い込んだ際に血管に生じる圧力を指すのです。

90以上は注意!「下の血圧」の基準値


では「下の血圧」においては、どの程度の値から高血圧と判断されるのでしょうか?

一般的な高血圧の診断基準は、上が140mmHg以上、下が90mmHg以上だといわれています。
下の血圧だけ高い場合も同様で、90mmHg以上が基準値とされています。
この場合、上の血圧が正常値(140mmHg未満)であっても、高血圧と判断されます。

ただし、1回の測定で高血圧と断定することは少なく、何度か繰り返し測定するなかで判断することが多いです。

なお、こちらの値は病院などで計測した場合の基準値です。
家庭で測定した場合の血圧は低くなるため、基準値も上が135mmHg以上、下が85mmHg以上と低くなります。

【高血圧の基準値】

上の血圧(収縮期血圧) 下の血圧(拡張期血圧)
病院での測定値 140mmHg以上 90mmHg以上
家庭での測定値 135mmHg以上 85mmHg以上

血圧の下だけ高くなる原因


血圧の下だけ高くなってしまう原因には、動脈硬化が進行していることがあげられます。
とくに、手足などの細い血管で動脈硬化が生じている場合に、このような症状がみられるといわれています。

動脈硬化と下の血圧の関係

心臓の拡張期、すなわち血液が心臓に戻る際には「動脈のふいご機能」によって、手足などにある細い血管にも血液が送られます。

ふいご機能とは、収縮期に膨らんだ大動脈が、拡張期に元の太さに戻ろうとして、溜め込まれていた血液が細い血管へと送られる働きのことです。

拡張期には、多くの血液が心臓に戻りますが、収縮期に大動脈に溜め込まれた一部の血液は、細い血管へと流れ込みます。
これにより、血液は心臓の拡張期にも体内を循環することができるのです。

しかし、手足などにある細い血管が動脈硬化を起こしている場合、血管にかかる圧力をうまく逃せなくなり、下の血圧が高い状態になることがあります。

血圧の下が高いときの症状


下の血圧だけ高い場合、ほかに特徴的な症状などはあるのでしょうか?

個人差はありますが、頭痛、めまい、吐き気など、通常の高血圧と同じような症状があらわれる場合があります。

下の血圧だけが高くても、高血圧であることには変わりないのです。

血圧の下が高いのを放置するとどうなる?


下の血圧が高い状態のまま放っておくと、動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞などの重篤な病を引き起こす可能性があります。

そのため、なるべく早めに改善する必要があります。

また治療せずに放置すると、そのうち上の血圧も高くなる可能性があります。

下の血圧を下げるための改善方法


下の血圧が高い状態を改善するには、一般的な高血圧の治療と同じように、生活習慣の見直しが不可欠です。

場合によっては投薬治療を行いますが、まずは食事や睡眠、運動など、普段の生活を改善することが前提となります。

減塩を意識した食事を心がける

高血圧治療の基本となるのが、食事です。
高血圧の原因となる塩分はなるべく控えるようにしてください。

また下の血圧が高い状態の方は、動脈硬化が進行している可能性があります。
動物性脂肪の摂りすぎは、動脈硬化を悪化させるため注意してください。

そのほか、カリウムやマグネシウム、DHA・EPAなど、血圧を下げる効果が期待できる成分を積極的に取り入れると良いでしょう。

サプリメントを活用するのもオススメ

必要な栄養素すべてを食事で補うのは、なかなか難しいものです。
とくに仕事などで多忙を極める方は、ゆっくりと食事を摂る時間すらないかもしれません。

そんなときは、食生活の見直しを行いつつ、同時にサプリメントを活用して栄養バランスを整えていきましょう。

体質改善に漢方薬を取り入れるのも効果的

高血圧の悪化を防ぐために、漢方薬で体質改善するのも良いでしょう。

病院で処方される治療薬とは異なり、漢方薬自体に血圧を下げる働きはありません。

しかし、身体のバランスを整えるため、高血圧の方にも良い影響があるといわれています。
また副作用も比較的少ないです。

継続して有酸素運動を行う

高血圧の改善には、ウォーキングや水泳などの有酸素運動が効果的です。
一日30分程度、継続して行うことで、血圧が下がる効果が期待できます。

忙しくて運動する時間がなかなかとれない…という方は、タオルを繰り返し握る「ハンドグリップ法」もおすすめです。

ただし、血圧値があまりに高い場合は、これらの運動を行うことで危険な状態になる場合があります。
運動療法を行うときは、高血圧の程度に関わらず、必ず事前に医師と相談するようにしてください。

また、筋トレなどの無酸素運動は、さらなる血圧上昇を招く可能性があります。
危険なので控えるようにしてください。

投薬治療を用いる場合も

生活習慣の見直しを行っても改善されない場合は、高血圧の治療薬が処方されます。

一般的に最も多く用いられる降圧剤が、カルシウム拮抗薬(Ca拮抗薬)です。
血管収縮の働きがあるカルシウムを、細胞内に取り込ませないようにすることで、血圧の上昇を防ぎます。

そのほか、症状アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)やアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)などの降圧剤が処方される場合も。

処方された場合は、医師の指導のもと、適切に服用することが大切です。

血圧の下が高い状態は、放置せずに早めに改善!


血圧の下だけが高いと「一般的な高血圧と何が違うのか」「原因は何なのか」など、様々なことを考えて不安になってしまうかもしれません。

今回ご説明したように、下だけが高い状態も高血圧に含まれます。
そして、動脈硬化の進行などのリスクが潜んでいる可能性があります。

そのため、なるべく早めに対策することが大事です。
程度にもよりますが、生活習慣の見直しなどで大きく改善する場合もあります。

まずは自己判断せずに医師に相談し、自分に適した治療法を考えていきましょう。

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