耳垂れが止まらない…真珠腫性中耳炎が再発か?

  • 作成日:2016.01.09
  • 更新日:2016.01.05
健康

中耳炎は癖になりやすいともいわれますが、手術後に再発することもあるのでしょうか。手術を受けてから10年以上経っているという相談者の男性は、ここ数年、風邪を引くと耳垂れが止まらなくなるとのことです。再手術となる可能性はあるのでしょうか。

50代男性からの相談 :「耳垂れを放置するのは危険でしょうか」

10年以上前に真珠腫性中耳炎で左耳の手術をしました。その後落ち着いていたのですが、ここ1,2年は耳垂れが止まりません。特に風邪気味になるとひどく、外まで垂れてきます。病気が再発していることはあり得るのでしょうか。非常に不安です。以前受けた手術が長時間で非常につらかったのでできれば再手術は避けたく、病院へ行くことをためらっています。このまま放置することは危険でしょうか。(50代・男性)

再発している可能性も

再発しないように慎重に行われる真珠腫性中耳炎の手術ですが、長い時間が経過していることから、再発している可能性も否定できません。

真珠腫性中耳炎は鼓膜に耳垢や埃などが固まり、真珠のような塊ができる疾患です。炎症を伴い内耳や周囲の神経を破壊していきます。耳垂れが主な症状ですが、風邪を引いて中耳炎を併発したときも耳垂れが起こります。(看護師)
今の状態で再発とはいえず、真珠腫性中耳炎の手術は再発しないことを優先に行われます。しかし、10年以上も経過していれば、再発の可能性がないわけではありません。 (看護師)
真珠腫性中耳炎という持病があるようですが、真珠腫性中耳炎は再発する場合があります。そして、1,2年耳垂れが持続しているようですので病院を受診してください。このまま放置することで耳垂れがやがて出血に変わってしまうかもしれませんし、真珠腫が大きくなると痛みを伴ったりしていまよりもつらい症状を伴います。(看護師)

進行させないためにも受診を

このまま放置しておくと悪化して合併症を起こす場合もあるため、できるだけ早く耳鼻科で診てもらいましょう。

進行すると難聴やめまい、顔面神経麻痺まで起こす場合があります。手術は全身麻酔で行われますので時間はかかるようですが、手術中の苦痛はないでしょう。進行すれば脳外科との大がかりな手術になる場合もあるため、早めに病院を受診してください。(看護師)
最悪の場合は顔面神経麻痺などの合併症をきたす場合があります。過去に手術をしてそれがつらい思い出になってしまっているのもわかりますが、このまま放置することで取り返しのつかない事態になってしまうよりはよいと思います。手術するかしないかは診察した医師の判断によるところになりますが、まずは耳鼻科の受診を早めにお願いします。(看護師)

手術から10年以上経過していることや、耳垂れという症状から、再発している可能性も考えられます。合併症を起こさないためにも放置せず、早めに病院で治療を受けるのがよいようです。

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