半年ずっと下痢…続く場合は病院に行くべき?判断する症状は?

  • 作成日:2015.12.29
  • 更新日:2017.01.25
健康

お腹の調子が悪く、少しの間、下痢が続くのは珍しいことではありません。しかし数カ月もの間、続く下痢というのは、どこか悪いのではないかと疑ってしまいます。大腸がん検診でも異常が認められない場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。

40代男性からの相談:「下痢だけがずっと続いているが、何か病気の兆候か?」

ここ半年、ずっと下痢の状態が続いています。腹痛がしたり、気分がすぐれないということはなく毎朝便通もあるのですが、なぜか必ず下痢です。この状態なら病院に行く必要はないのか、他にどんな症状が出たら病院に行くべきでしょうか。毎年受けている健康診断では特に指摘されるようなことはなく、大腸がん検診でも異常は見られませんでしたが、何かの病気の兆候でしょうか。(40代・男性)

水のような下痢でなければ様子見を

下痢といってもある程度形があり、水に溶けないような便でしたら特に問題はないようです。体質的に下痢になりやすかったり、冷たいものの摂り過ぎなどが原因のこともありますが、便の様子に変化が見られた場合は一度、病院を受診してみてください。

下痢は水分を含む水っぽいものでしょうか?一般的に下痢は80%以上水分を含むもので、水に溶けるものをいいます。体質によって腸で水分を吸収しにくい方、乳糖不耐症の方は下痢をしやすく、水分の摂りすぎや冷たい物、アルコールの摂取でも下痢になることがあります。(看護師)
下痢といっても、形があり水に溶けない軟便でしたら心配ないでしょう。下痢とともに熱がある、お腹が痛い、症状が長期に渡り体重が減ってきた、便に血液が混ざる、常に黒っぽい便など、このようなことに心当たりがありましたら病院を受診してください。(看護師)

過敏性腸症候群の可能性

検査でも特に異常が見つからず、数カ月に及び下痢が続く場合は、過敏性腸症候群の可能性があると看護師さんは説明しています。ストレスが主な原因のようですが、日頃から脂っこいものは控え、十分な水分補給を心がけましょう。

検査で異常がなく、腹痛や体重減少もなく長期にわたって下痢が続く場合、過敏性腸症候群が考えられ、ストレスが原因のことがほとんどです。(看護師)
半年以上、下痢が続いているのでしたら、過敏性腸症候群や大腸の疾患である可能性がありますが、日常生活でストレスなどたまっていないでしょうか。大腸検診は受けたようですので、後は泌尿器系の疾患や、後腹膜(こうふくまく)などの病気が考えられます。(看護師)
トイレは仕事に支障が出るほど、1日に何回も行かれるのでしょうか。念のため大腸検査をした病院の医師に、現在の症状を伝えるのが一番だと思います。受診までにできることは、食物繊維を摂る、脂っこいものは控える、水分制限などがなければ水分を1日1500~2500ml程度摂るといったことなどが挙げられます。(看護師)

腹痛もなく検査でも異常なしとのことですが、大腸そのものに問題がなくても、精神的なことが影響して下痢を起こす疾患もあるようです。これ以上、症状が続くようでしたら一度、病院の受診を検討してみてはいかがでしょうか。

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