血が出ても耳かきがやめられない…どうしたらいい?

  • 作成日:2015.11.29
  • 更新日:2017.02.09
健康

子ども時代の経験が、その後の人生に影響を与えることは少なくありません。今回の相談者は小学校時代のできごとがきっかけで、血が出ても耳かきがやめられなくなりました。専門家からは「かき出しているのは耳クソではないのでは」との指摘が。血だらけになってもかき出し続けているもの。それはいったい何なのでしょう。

40代男性からの相談:「血が出ても耳かきしないと気が済まない」

小学校の頃、友達から「耳クソが詰まってるよ」といわれたのがトラウマで、今でも徹底的に耳掃除をしないと気が済みません。奥まで引っかき過ぎて、しょっちゅう血が出ています。ひどいときには膿(うみ)のようなものさえ出てしまい、治るのにとても時間がかかります。よくないのはわかっていますが、やめられません。どうすればよいでしょうか。(40代・男性)

奥まで掃除する必要なし。綿棒で軽くこするだけで十分

本来、耳クソは自然と外に出てくるため、綿棒で軽くこするだけで十分です。血が出たら、治るまで耳かきは中止しましょう。

定期的に耳掃除をするのはよいことですが、毎日、耳の奥まで徹底的に掃除するのは、内耳や外耳を傷つけ、中耳炎や外耳道炎の原因になるため、控えてください。(看護師)
基本的に、耳垢は自然に耳の外に出てくるようになっています。奥まで掃除する必要はないです。(看護師)
膿が出るのは、傷が化膿しているということです。出血して傷ができる→かさぶたができる→かさぶたが気になったり、かゆみで耳掃除をする→また傷ができる。この悪循環です。せっかく傷が治りかけているのに、再び耳掃除をすると、いつまでも治りません。(看護師)
出血したら傷が癒えるまで、少なくても1週間くらいは、耳掃除はやめましょう。(看護師)
耳掃除のときは、綿棒で軽くこするようにしてください。乾燥した耳垢は綿棒にオリーブオイルをつけて拭き取るようにします。(看護師)
耳かきは数週間しなくても問題はありません。特に質問者さんの場合、耳穴を休めて傷を治す必要があり、数週間は耳穴はさわらない方がよいでしょう。(看護師)

趣味などで気分転換を。かき出しているのは耳クソではなく“身体”

耳かきをやめるには、気分転換が必要との意見も。膿むまでやめられない耳かきでかき出されているものは、もはや耳クソではないとの指摘もありました。

「掃除しないように心がけてください」としか答えようがないのですが、耳そうじをやめるための何かが必要なのでしょう。1日中、耳掃除をしているわけではないでしょうから、耳掃除をしていないとき、自分が何をしているか考えてください。(看護師)
必要なものを捨ててしまうということもできますね。耳掃除に必要な耳かきや綿棒を捨ててしまいましょう。(看護師)
気分転換や趣味などで、耳掃除を考えないようにしてください。(看護師)
耳かきといっても、質問者さんの場合、かき出しているのは耳クソではなく「自分の細胞」です。自ら耳穴の肉を削り取っているのと同じことです。耳穴はもともと湿度が高くなりやすく、傷からの感染もあり得ます。それでもあなたはまだ肉を削り続けますか?(看護師)

耳は奥まで掃除する必要はないようですね。趣味などで気分転換することが大切です。かき出しているのは自分自身の肉だという指摘は、こだわりを手放すのに役に立つかもしれません。

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