体臭

2015/10/18

ワキガ臭は、着る服の素材で臭いが変化する?

ワキガ臭は、着る服の素材で臭いが変化する?

通常の汗の臭いとは違い強烈な臭いを放つワキガですが、着る服の素材によってワキガの臭いに変化を感じることがあります。綿素材や化学繊維など様々な素材がある中、ワキガ臭を抑えるためには何を選べばよいのでしょうか。

50代男性からの相談:「着る服によってワキガの臭いに違いがあるようだが、本当か?」

高校の頃からワキガで悩んでおり、制汗剤でごまかしていますが、着るものによって臭いの強さが違います。特に、速乾タイプのTシャツはすごい臭いになってしまうのですが、材質によってワキガの臭いが強くなったり緩和されたりするものでしょうか。軽い素材は臭いがきつくなり、綿素材のものはあまり臭わないような気がします。(50代・男性)

素材による臭いの変化ではなく、汗の付着が関係

着る服の素材については、やはり綿がよいようです。綿は吸湿性に優れているので、かいた汗をすばやく吸収し、また乾くのも早いので、蒸れを防止して臭いも感じにくいでしょう。

服の素材で臭いが強くなるのではなく、臭いを発生しやすい汗が服に付着して服の素材と混ざることで、強い臭いを感じるのでしょう。綿素材のものは汗を吸収しやすいですが、乾燥も早いので臭いは感じにくいと思います。(看護師)
服の素材は化学繊維と天然素材があります。化学繊維の服は通気性がよいですが、脇から外へ空気が出ていくときに臭いも一緒にばらまいてしまうことがあり、周りの人が臭いを感じやすいようです。逆に天然素材のもの、特に綿は臭いを吸着してくれるため臭いがわかりにくくなります。ただし、天然素材でもウールやシルクは汗ジミができやすいので、脇汗が多い場合は不向きです。(医師)
服は毎回洗える丈夫なもの、下着も綿で、袖があって脇汗も吸ってくれる形を選び、速乾性の下着は乾くときに臭いをばらまいてしまうので、避けましょう。(医師)

汗自体は無臭だが、時間が経つと雑菌が繁殖して臭う

汗そのものに臭いはなく、かいた汗を放置することで雑菌が繁殖して臭いが出るようです。汗はこまめに拭き取り、洗濯の際はミョウバン液などにつけてから洗濯すると、衣類に付着した臭いが取れやすいです。

汗が出る汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺がありますが、ワキガの方はアポクリン腺からの汗の分泌が多く、アポクリン腺からの汗には皮脂や老廃物が多く含まれます。かいたばかりの汗は無臭ですが、時間の経過で老廃物を含んだ汗に雑菌が繁殖して臭いを発生させます。(看護師)
ワキガの原因は汗そのものではなく細菌の繁殖なので、洗濯の際は除菌できる洗剤を選んでください。(医師)
汗をかいたらこまめに拭き取り、汗のついた服は着替えるようにして早めに洗濯してください。服の臭いが気になるときは、洗濯の前に漂白剤や薄めたミョウバン液につけ置きしてから洗濯すると、臭いが取れると思います。また、制汗剤の臭いと混ざって臭いが強くなることもあるので、制汗剤は無臭のものを使用しましょう。(看護師)
ビタミンを中心に、血液をサラサラにする低脂肪の食事を心がけてください。汗をかくことで汗が循環され質のよい汗になるので、十分に水分をとって運動して汗をかくようにしましょう。(看護師)

着る服の素材によって、汗の吸湿性及び乾き具合が異なるため、臭いにも違いを感じるようです。服も下着も綿素材を選び、汗をかいたらできるだけ早く拭き取るようにしましょう。

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