口臭

2015/10/14

長年続く口臭…遺伝や胃腸が弱いことも原因か?

長年続く口臭…遺伝や胃腸が弱いことも原因か?

口臭予防といえば歯磨き。歯をきれいにすることで息もリフレッシュできるイメージがありますが、歯磨きを毎日しているにもかかわらず、口臭に悩まされるということも。歯磨きで改善できない口臭は、どうしたらよいのでしょうか。

30代男性からの相談:「歯磨きをしても全く改善しない口臭の原因は?」

長年、口臭に悩んでいます。最初のうちは何も対策していなかったのですが、ここ2~3年は1日1回だった歯磨きを2回以上行い、電動歯ブラシや舌ブラシ、糸ようじで口内ケアしています。しかし全く改善されません。母親も口が臭いので遺伝でしょうか。私は慢性的に胃腸が弱く、病院から出る薬を常用しないと胃がむかつき、下痢が悪化、高熱が出るという症状が出ますが、これも口臭の原因でしょうか。(30代・男性)

口臭の原因の9割は口内に。胃弱や便秘で起こることも

口臭は9割が口内の問題で発生します。しかし、胃腸や便秘から発生する場合もあるようです。

口臭の原因には、虫歯や歯槽膿漏、歯肉炎、唾液の分泌低下など、口の中の問題、胃腸の弱りや糖尿病、肝機能障害など、内臓の問題もあります。(看護師)
口臭の原因の9割は口腔内に原因があるとされますが、胃腸が弱いと、消化しきれずに胃腸にたまる食物が異臭を発し、その臭いが血液に溶け込んで、肺から呼気に排出されることがあります。(歯科衛生士)
便秘がちの場合も、腸内のガスが「ウンチくさい息」の原因となることがあります。脂っこいものを控え、毎日ヨーグルトを食べて体質改善を。口臭消しのミント味タブレットを常用すると胃を傷めるので、使用を控えましょう。(歯科衛生士)

口臭は遺伝しない。生活習慣が似ていると同様の症状も

口臭は遺伝しないものの、体質や生活習慣が似ていると家族で同じように口臭が出るということはあります。日々の生活を見直してみましょう。

疲れやストレスをためないよう、規則的な生活を心がけ、食事は脂っこいもの、臭いのきついもの、刺激物は避け、消化のよいもの、タンパク質やビタミン、キノコ類を心がけて摂るようにしてください。特に、リンゴ、ナシ、パイナップルには口臭を抑える効果があり、レモンは唾液の分泌を促し、口の中をさっぱりさせます。まずは胃腸を整えることが優先と思います。(看護師)
口臭自体が遺伝することはありませんが、体質や唾液の質は遺伝しますし、食の嗜好や習慣、口腔内細菌の細菌叢(さいきんそう)も家族で似てくるものです。(歯科衛生士)
しっかり磨いたつもりでも歯垢が残り、雑菌が繁殖して、口臭を強くする場合もあります。かといって何回も歯磨きする必要はありません。時間の経過で口臭が気になるようでしたら、洗口液やキシリトールのガムなどを利用してください。(看護師)
以前口腔ケアをしていない時期があったことからも、歯周病にかかっている可能性があります。30歳以上の日本人の8割が、程度の差はあるものの歯周病にかかっているといわれていますので、一度、歯科医院でチェックと治療を受けるとよいでしょう。(歯科衛生士)

生活習慣や食生活の見直しが、口臭予防になることもあるようです。正しい口内ケアとともに日々の生活をチェックしてみましょう。場合によっては病院を受診しましょう。

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