メンタル

2015/10/07

社会不安障害だが、楽しく生きたい!克服法は?

社会不安障害だが、楽しく生きたい!克服法は?

対人恐怖症とも呼ばれる社会不安障害は、人と接することに恐怖心や不安を持ってしまうという病気です。社会不安障害を克服し、楽しく人とコミュニケーションしていく方法は、はたしてあるのでしょうか。

30代男性からの相談:「社会不安障害の克服方法」

社会不安障害で前職を退職しました。今はネットショップを経営していますが、人と話していると「この人は私が嫌いなんじゃないか」「私をバカにしてるのかな」と思ったり、緊張で頭が真っ白になって、話したことを忘れてしまいます。1度きりの人生、楽しく生きたいのですが、どうすればよいのでしょう。(30代・男性)

人とうまくコミュニケーションするには

緊張や不安感をもって人と接していると、どうしても相手にぎこちなさを感じさせてしまうもの。自然なコミュニケーションのためには、どんなことに気をつければよいのでしょう。

天気や最近のニュースなどの日常的な話題や、挨拶から始めてみるとよいですね。個人的なことは話す必要はありません。慣れてきたら、相手の服装や髪形を褒めたり、話に相槌を打つようにしてみてください。聞く姿勢を見せて共感すれば、相手はどんどん話してくると思います。質問攻めにしては逆効果。相手の話を聞く姿勢が大切です。(看護師)
笑顔で挨拶してみてください。笑顔で挨拶されて嫌な気分になる人はいません。挨拶して返事がなくても、気にする必要はありません。見返りを求めないことも大切です。(看護師)
人は人のことを見ているようで案外見ておらず、想像だけで人を判断することもあります。変な人だと思われても一時的なこと。人にどう思われようが、自身の人生を歩んでいいのではないでしょうか。(看護師)
対面で話をするだけが、コミュニケーションではありません。実際、ネットショップでいろいろな人とやりとりをしていると思いますが、それもコミュニケーションの形の一つです。顔も知らない人達ときちんとやり取りができているのは、素晴らしいことです。(看護師)

社会不安障害の治療について

人とうまく接することができず、孤立してしまうのはさみしいもの。社会不安障害は、医療の手を借りて克服するという方法もあるようです。専門家に詳しく聞いてみましょう。

社会不安障害の治療には、薬物療法と精神療法があります。薬は患者さんの不安や緊張など、不安障害の症状を徐々に改善する手助けとなります。薬に抵抗があるかもしれませんが、自分で何とかならないときには、うまく使用することも大切です。(医師)
社会不安障害の治療期間は症状によって異なります。標準的には半年から1年といわれていますが、人によってはそれ以上の期間を要することもあるようです。 (医師)
認知行動療法は、社会不安障害の有効な療法の一つといわれています。まずは不安や緊張を感じる状況を把握し、どのようにそれをコントロールすべきかを練習していきます。あえて苦手な状況に身を置くことで、その状況に対応できるように治療していくのです。(医師)
社会不安障害の治療には、森田療法も有効です。人前では堂々としなければいけないという考え方をやめ、自分の感情と向き合ってうまく対応できるように練習していく方法です。早めに精神科を受診してみてはいかがでしょう。(医師)

まずは、「笑顔で挨拶」から始めてみる。また、医師やカウンセラーとともに治療をスタートすれば、より早く効果が出てくる可能性もありそうです。

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