メンタル

2015/10/02

ケガをきっかけに冷めた考え方に…これって燃え尽き症候群?

ケガをきっかけに冷めた考え方に…これって燃え尽き症候群?

大きなアクシデントが、人の考え方を変えてしまうこともあります。今回は20代の男性からの相談です。高校のときに野球でケガをして以来、大事なのは結果だけと考えるようになった男性に、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

20代男性からの相談:「ケガを転機に変わってしまった考え方」

私は様々なものに興味を持ち、探求することが好きでした。しかし高校時代に野球でケガをし、そのときの周辺の対応や自身の不甲斐なさに落ち込み、それ以来、最終結果だけが大事で、必要なものだけを最低限、考えればよいと思うようになりました。それはあまりよくないという自覚はあるのですが、心の奥では、やはり意味がないと思ってしまいます。どうしたらこのように考えることをやめられるでしょうか。(20代・男性)

考え方は人それぞれ。こう考えるべきという正解はない

結果重視の考え方が間違っているわけではありません。あまり考え過ぎる必要はないとの意見が寄せられました。

人それぞれ考え方や、物事のやりかたがあります。何事も深く考える必要はないと思います。(看護師)
“終わりよければ全てよし”という、ことわざがあるように、結果を重視する考えもあります。しかし、結果が悪くでも、そこに行くまでの過程が大切と考える場合もありますし、進路や就職など、軽い考えではよくないこともあります。(看護師)
相談者さんは今25歳ですが、高校時代の自分を振り返ってどう思いますか。高校時代から5年以上たって、あなたはどれだけの経験をして、どれだけ世界が広がったでしょうか。高校時代の経験は、きっとあなたにとって衝撃的であったろうと思います。しかし、その経験であなたはいろいろなことを考えたと思います。経験は人生の財産です。つらかったでしょうが、そのことに目をつぶらず、考えることで貴方は成長しているのです。(内科医師)
今のあなたの考えは間違っているとは思いません。そういう考え方もあると思います。ただ、あなたは違和感を持っているようです。今の自分が嫌いで、昔の自分に戻りたいと考えているようですが、残念ながら今のあなたが本当のあなたです。(内科医師)

理想の自分を思い描き、理想に近づく行動を

今の考え方が好きでないのなら、理想の自分をイメージし、理想に近づくために行動するのがよいとの声があがりました。

過去は変えられません。もし、今のあなたが理想の自分でないのであれば、まずは理想のあなたの姿を紙に書いてみましょう。そして1日1回その紙を読みましょう。そして、一つだけでいいので理想の自分に近づく行動をしてみましょう。今まで手を出さなかった分野の本を読んでみる、気になっていたことを調べてみるなどです。(内科医師)
大人になると子どものときほど時間がなく、もどかしいかもしれませんが、足踏みしているよりも一歩でも進む自分をイメージしてみてください。あなたが理想の自分に近づき、自分をもっと好きになれるよう願っています。(内科医師)
考えないことがいいことではありませんが、考えないようにと思うと、よけいに考えてしまいます。時には自分の好きなことで気分転換して、気持ちを切り替えることも大切です。(看護師)

今の考え方を否定する必要はないものの、変わりたいなら、理想の自分に近づけるよう行動してみましょう。

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