健康

2015/09/20

夜に手足のかゆみがひどくて眠れない・・・どうすれば?

夜に手足のかゆみがひどくて眠れない・・・どうすれば?

肌質には個人差があり、脂性の人もいれば乾燥肌の人もいます。加齢とともに肌は乾燥しやすくなるようですが、夜も眠れないほどの肌のかゆみには、どう対処すればよいのでしょうか。

50代男性からの相談:「かゆみがひどくて、夜も眠れない」

数年前、猛スピードで走ってきた車をよけて転び、地面に両手と両膝を強くつきました。数日後、膝と手首から甲にかけて痛みが現れたので病院へ行くと、ウイルスによる腫れと診断されて点滴を5日間受けました。それ以後に体質が変わったのか、手足に赤いブツブツができて、日中は何ともないのですが夜間にかゆみがひどく寝ることもできません。皮膚科では乾燥肌といわれて薬をもらいました。薬を塗ると治まりますが、やめるとまた再発して困っています。 (50代・男性)

加齢により皮脂の保湿機能が低下

事故の影響かどうかはわかりかねますが、歳をとると肌の皮脂が減少して乾燥肌になりやすい傾向にあり、その場合は入念な保湿で改善が可能なようです。

乾燥肌の原因は、紫外線やエアコンなどの外部からの刺激、偏食やインスタント食品などの摂り過ぎ、不規則な生活習慣、加齢による肌の老化などで皮膚の角質層の保湿機能が低下したためと考えられます。怪我が原因で乾燥肌になるとは考えにくいのですが、治療や事故のショックやストレスで肌の機能が低下したのかもしれません。薬の効果が一時的であれば、他の薬に変えてもらってください。(看護師)
蕁麻疹か乾燥による皮膚炎が考えられます。蕁麻疹は、アレルギーの原因となるものに触れたり食べたりすると出る皮膚のブツブツとかゆみが特徴的ですが、24時間以内に消えてまた繰り返すこともあります。たとえば、ストレスなどで毎日、夕方頃になると蕁麻疹が出るという人もいますが、思い当たることはないでしょうか。この場合、薬の使用と原因を回避する必要があります。(内科医師)
歳をとると肌の皮脂が減少し、乾燥肌になってきます。少しベタベタして気持ち悪いかもしれませんが、入浴後にワセリンやクリームを塗って保湿するだけで改善する可能性があり、この場合は薬を飲まなくても治ることがあるのでぜひ試してみてください。(内科医師)

食事や睡眠、部屋の乾燥にも注意

肌の乾燥を防ぐためには、保湿の他に食事や睡眠も大切です。身体を洗う際は低刺激性の石鹸を使用し、また部屋の乾燥にも注意しましょう。

身体を洗う石鹸は、低刺激性で自然素材・無添加のものを使用し、ナイロンタオルは使わずに、肌に優しい綿や手で洗いましょう。入浴後は保湿クリームなどで肌を手入れしてください。体温が上昇するとかゆみが増しますが、かゆみが出たら冷たいタオルで優しく拭いてクリームなどで保湿するか、病院からもらった薬を塗ってください。(看護師)
食事はたんぱく質やビタミン、脂質やミネラルなど色々なものを摂りましょう。睡眠不足だと成長ホルモンの分泌が抑えられ、肌の細胞が活性化されずに乾燥もひどくなります。特に22時~深夜2時の時間帯はしっかり睡眠をとりましょう。(看護師)
エアコンや暖房の風が直接あたらないように注意し、部屋が乾燥しないように就寝時は濡れタオルをかけておいたり、洗面器にお湯を入れておくとよいでしょう。(看護師)

乾燥が原因のかゆみの場合、保湿を徹底することで改善が図れるようです。今使用している薬の効果がいまいちであれば、再度、皮膚科に相談して薬を変えてもらってはいかがでしょうか。

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