健康

2015/09/18

肌の黒ずみはアトピーが原因か・・・また通院すべき?

肌の黒ずみはアトピーが原因か・・・また通院すべき?

アトピー性皮膚炎のかゆみはしつこく、どうしても我慢できなくてかいてしまうことがあります。日焼けしていなくても肌が黒ずんでいるのは、アドピーのせいでかいていることに関係があるのか?という相談に、看護師さんの回答とは?

40代男性からの相談:「今でも顔にアトピーの症状が出ます」

幼い頃にアトピー性皮膚炎と診断されて通院していました。当時はアトピーがあまり認知されていませんでしたが、首や膝裏などの関節にかゆみが発生し、出治するほどかきむしった記憶があります。最近は落ち着いたものの、顔だけは今もかゆみが発生します。日焼けしていなくても肌が普通の人より黒いのは、アトピーのせいでかくことが原因でしょうか?病院に行くほどではないと長年放置している状況です。(40代・男性)

アトピーの治療が先決

皮膚科を受診して炎症をできる限り抑え、規則正しい生活を心がけてください。

日焼けした際にメラニン色素が増殖するのと同じように、炎症によってメラニン色素が放出され、皮膚の細胞を黒くします。真皮から新しい細胞が上がってくれば薄くなりますが、炎症が続く限りは黒い細胞が作り出されるため、元の皮膚に戻るのが困難になります。まずはアトピーの治療を行ってください。(看護師)
皮膚の代謝を高めるために規則的な生活を心がけ、適度な運動を行いましょう。30分程度の軽い体操や散歩など、毎日行える範囲で続けてください。洗顔は低刺激の石鹸で、手のひらやネットでよく泡立て、優しく洗います。石鹸が残らないように、しっかりすすぎましょう。洗った後は、化粧水やクリームで保湿してください。(看護師)
皮膚科でアトピー用の薬を処方してもらうのも一案です。ビタミンが豊富で栄養のある、バランスのとれた食事を心がけてください。肌細胞の活性化のためには午後10時から午前2時の間は睡眠をとるようにしましょう。色素沈着を改善させるサプリや化粧品が出回っていますが、皮膚科を受診してご自身に合ったものを使用してください。症状によっては、レーザーなど外科的治療で改善される場合もあります。(看護師)

肌の黒ずみ対策

炎症後に皮膚が自然再生するようになれば、黒ずみも徐々に治まってくるようです。

皮膚の黒ずみはアトピーの炎症が治まった後に起こるため、まず炎症を抑えることが大切です。顔にかゆみがあるのは炎症が起こっている状態で、かゆみが起こったときには薬を塗布します。肌のターンオーバーが正常になれば、本来の肌の色に戻ってきます。日焼けと同じ原理で、新しい皮膚ができて古い皮膚(メラニン色素を含んだ肌)と入れ替わりますので、時間が経つと肌の黒ずみも治まります。(看護師)
できるだけ早く肌の黒ずみを改善するためには、炎症を抑えて、かかないようにして(物理的な刺激を避ける)、ビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。ビタミンCにはターンオーバーで排出しきれないメラニン色素(黒ずみ)を、薄くしたり消したりする効果があります。アトピーの肌は乾燥しやすく、外部からの刺激に敏感です。乾燥するとかゆみが強くなるため、保湿もとても重要です。(看護師)

アトピー性皮膚炎の対策には、規則正しい生活やビタミンの摂取なども大切ですが、まずは皮膚科を受診し、ご自身にあった治療を受けられることをおすすめします。

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