体臭

2015/08/28

健康的な生活なのに汗臭いが強いまま…加齢のせい?

健康的な生活なのに汗臭いが強いまま…加齢のせい?

若い頃と同じように運動をしていても、以前とは身体の様子が違うな、と感じる方もいるでしょう。スタミナ、疲れの度合い、足の運び、体重の減り方など…。以前と比べて汗が変化したと訴える男性に対して、どのような回答がきたか見てみましょう。

40代男性からの相談:「加齢により汗は変化するもの?」

自転車通勤などで週5日程の定期的な運動をしています。以前は運動不足のときに汗の臭いがきつく、1カ月も運動すれば汗がサラサラになって、臭いも薄くなった感じがありました。しかし今では、以前よりも運動して汗を出しているにもかかわらず、臭いの強さが変わらないのが気になっています。水分補給は十分にし、食事も揚げ物などを減らして野菜を多めに摂っています。この変化は、やはり加齢により起こるものなのでしょうか。(40代・男性)

汗が臭う原因は?

汗の質が変わった原因は、加齢かもしれません。また、激しい運動や体調不良により臭いがきつくなることもあるので、心当たりがあれば受診しましょう。

現在の生活スタイルは、べたべたで臭いのある汗から、さらさらで臭いのない汗にするための健康的な生活習慣です。それにもかかわらず汗の臭いが改善しないということは、加齢が原因と考えられます。加齢臭は中高年特有の体臭のことです。老化に伴って生じる活性酸素により脂質が酸化し、臭いの原因物質ノネナールを生成します。加齢臭が発生しやすい箇所は、頭皮・腋の下・耳の後ろ・首回り・背中・胸などです。(看護師)
激しい運動をしたときや体調不良のとき、筋肉内に乳酸が増えて血液内に流れ出すため、汗が乳酸を含み、アンモニア臭を発生させることがあります。肝機能の低下や胃腸不良で消化機能や解毒機能が低下している場合にも、体臭や汗の臭いがきつくなることがあります。心当たりがあれば、病院を受診してください。(看護師)

臭い対策3つのポイント

1.身体のケア、2.健康的な食生活、3.適度な運動習慣、これらのポイントを意識して臭い対策を行いましょう。

1.臭いが発生しやすい耳の裏や首の後ろ、肩、背中を丁寧に洗いましょう。渋柿タンニンやフラボノイドなどの消臭成分を含む石鹸やボディソープを使用すると、より効果的です。衣類は、防臭・消臭機能のあるものを利用するのも有効です。(看護師)
2.健康的な食生活を心がけましょう。肉類を避け、野菜や果物・海藻類・魚類を積極的に取り入れてください。トランス脂肪酸は、加齢臭の原因となるノネナールを発生させやすくします。マーガリン・ショートニングや、それらを使ったパン・ケーキ・ドーナツなどの洋菓子・揚げ物などに多く含まれるので注意が必要です。また、フラボノイドなどの消臭成分を含むサプリメントの利用も効果的です。(看護師)
3.有酸素運動を行うと、老化により生じる活性酸素を抑制することができます。ウォーキングやスイミングなどの有酸素運動が効果的です。今後も、積極的に運動を行う生活を継続していきましょう。(看護師)
睡眠をとって、運動の疲れを残さないようにしてください。(看護師)

健康的な生活習慣にもかかわらず、汗の質が変わったり臭うのは、加齢によるものかもしれません。加齢臭を防ぐには、臭いが出やすい部分をよく洗うこと、健康的な食事内容にすること、適度な運動習慣を続けることがポイントです。

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