健康

2015/08/25

このかゆみは水虫か…皮膚科か他の専門科、どこに行けば?

このかゆみは水虫か…皮膚科か他の専門科、どこに行けば?

足は、なんと1日にコップ1杯分もの汗をかくといわれています。1日中靴を履いて過ごす人の足は相当に蒸れることでしょう。もし蒸れたことで痒みや水虫が出てしまったら、どう対策をすればよいのでしょうか。

40代男性からの相談:「足のかゆみは水虫?対策法は?」

暑い季節になると、足が蒸れてとてもかゆくなることがあります。見た目は少し赤みがある程度ですが、家族が水虫になったことがあるので、自分も水虫かもしれないと疑っています。もし水虫だった場合、皮膚科へ相談に行ったらよいでしょうか。適切な専門科があれば教えてください。(40代・男性)

かゆみは水虫の初期症状、まずは皮膚科受診を

かゆみは水虫の初期症状として表れますが、他の疾患の場合もあるので、まずは皮膚科を受診しましょう。水虫であれば、かゆみ以外にも段階的に様々な症状が出てきます。

足がかゆくなると真っ先に水虫を思い浮かべますが、他にもかゆみを伴うものや、同じような症状の皮膚の疾患はあります。見た目だけでは判断できないので、まずは皮膚科で診断を受けてください。水虫であれば、早期発見・治療することで治ります。(看護師)
水虫の最初の症状は、かゆみです。角質から入った白癬菌(はくせんきん)が表皮から真皮へ侵入すると、身体から化学伝達物質が出て血管や神経を刺激してかゆみが起こります。かゆみの段階が進むと、小さい水泡ができてきます。さらにかいて炎症を繰り返すことで、皮膚の表面が剥がれ皮がむけます。(看護師)
水虫の症状の出方は様々です。足の指の間が赤くなりかゆみが生じる、土踏まずや足の指の付け根付近に小さな水疱がいくつもできて強いかゆみが生じる、かゆみはないが足の裏全体やかかとの角質層が厚く硬くなりひび割れを起こす、爪の先が厚くなり白濁してもろくなる、などです。(看護師)

水虫の原因と予防方法

水虫の原因となる白癬菌は人から人へうつり、感染します。白癬菌が繁殖しやすい環境を知り、生活の中で予防できるように気をつけましょう。

水虫の原因は白癬菌というカビの一種で、皮膚や髪、爪に含まれるケラチンを好んで繁殖します。足は蒸れやすく、頻回に洗いにくいため、菌にとっては高温多湿の過ごしやすい環境になります。人間が水虫を発症するのは、ヒト好性菌によるものです。人から人に移るので、同じ家に水虫の方がいれば、バスマットの共有や、同じカーペットで素足で過ごすことで、水虫になる可能性が高まります。(看護師)
水虫を予防するには、足を清潔にし、乾燥させることです。入浴時は、足の指の間もしっかり洗ってよく乾燥させてください。家族に水虫の方がいれば、素足での接触や、バスマットやスリッパなどの共有は避けてください。ホテルや旅館など、公共の場では靴下をはくようにしてください。(看護師)

水虫であれば、原因菌が繁殖しにくい環境を意識して生活するとよいようです。かゆみは水虫の代表的な症状ですが、他の疾患の可能性もあるので、まずが皮膚科の受診を検討することも一つの方法です。

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