口臭

2015/08/23

口臭は内臓の病気が原因?何科を受診すればよいか

口臭は内臓の病気が原因?何科を受診すればよいか

口臭は内臓の疾患とかかわりのある場合があります。どんな疾患が疑われるのでしょうか。また、何科に相談すればよいのでしょうか。

40代男性からの相談:「口臭と内臓系疾患の関係について」

普段はそれほどでもないのですが、たまに口臭が自分でもとても臭く感じることがあります。見た目の体調などには関係なく、気がつくと臭いです。口臭は、内臓の具合がおかしい場合に臭くなる、と聞いたことがあるのですが、口臭と内臓系疾患は関係があるのでしょうか。また、もし関係がある場合、どの内臓が関係していてその対策として、どのようなものがあるのでしょうか。最後に、口臭について相談する場合、内科、消化器内科など、どこに相談したらよろしいでしょうか。(40代・男性)

鼻やのど、胃腸、呼吸器、糖尿病や肝臓病との関係も

糖尿病から便秘まで、さまざまな疾患が口臭とかかわりがあるとされています。とはいえ、口臭の原因の9割は内臓疾患ではなく歯科的な問題であることを覚えておきましょう。

虫歯や歯石、歯肉の炎症などが口臭の原因の90%を占めます。まず歯科検診をされ、これらの問題がないか確認しましょう。また歯科検診は6カ月ごとが理想的です。(看護師)
蓄膿症や扁桃炎などの鼻やのどの病気、胃炎や胃拡張などの胃腸の病気、慢性気管支炎など呼吸器の問題、糖尿病や肝臓病などでも口臭が発生することがあります。(看護師)
胃腸が弱ると、消化が悪くなり、そのため、長時間、食べ物が停滞します。この時に、食べ物の腐敗臭が発生し、口臭のもとになります。肝機能が低下している時は体内での解毒作用がうまくできないため、アンモニア臭が発生します。便秘の時には、腸にたまったガスが、血液を通して体内に運び込まれ、口臭をきつくします。(看護師)

まず歯科へ。そのあと問題に応じた診療科で治療を

普段の食生活に注意するとともに、気になる場合は受診を検討できます。まず歯科の受診で口腔内の問題である可能性を除外し、健康診断や口臭外来などを利用して何科を受診するべき問題であるのか突き止めるのがよいでしょう。

普段の生活では暴飲暴食をしないこと、脂肪分の多い食事は控えて野菜中心の食事を心がけること、乳製品や繊維質を摂って腸内環境を整えて便秘しないこと、適度な運動で汗をかいて代謝をよくすることなどがあります。(看護師)
口臭に関して相談する場合には、まず歯科で歯の検診を受けて問題がないか確認しましょう。そして歯や歯茎の問題でない場合には、健康診断などで何か健康上の問題がないか調べてみましょう。その問題に応じて内科、耳鼻咽喉科、消化器科または呼吸器科を受診し、口臭がなぜ発生しているのか原因を突き止める、適切な治療を受けることが最も重要なことですね。(看護師)
口腔内の問題でしたら歯科、鼻や喉は耳鼻科、内臓疾患は、内科、消化器内科になりますが、大きな病院の歯科には、口臭外来があって、総合的に口臭の原因を調べ、疾患がみつかれば、それぞれにあった診療科を紹介してくれる所があるので、そういう機関も利用してください。(看護師)

内臓疾患が原因で口臭を発生することはありえます。それでも、大部分が歯科的な問題であることから、受診を考える場合は、まずは歯科を受診し、歯科の問題でないことがはっきりしたなら、どの内臓の問題であるのかに応じて診療科を選びましょう。

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