メタボリック

2015/08/07

BMIは変化ないが体脂肪は減少…ダイエットの基準はどっち?

BMIは変化ないが体脂肪は減少…ダイエットの基準はどっち?

ダイエットの際に気にするものの一つにBMI(ボディマス指数)がありますが、果たしてBMIはダイエットの判断基準になるのでしょうか。

40代男性からの相談:「BMIと体脂肪、どちらを基準にすればよいですか」

肥満で血圧が高く体調も優れないため、ダイエットをして約1年で15kg減量しましたが、BMI(ボディマス指数)はあまり変化していません。体脂肪は25%から19%まで下がり、筋肉の形もわかる程になりました。筋肉量は増加せず、よい具合に脂肪を減らせていると思いますが、BMIは脂肪や筋肉と関係なく身長と体重のみで計算されるため、信憑性を感じません。BMIと体脂肪のどちらを基準にダイエットを行うのがよいでしょうか。(40代・男性)

ダイエットでは脂肪率を基準に

健康指数を表すBMIですが、ダイエットには体脂肪率や内臓脂肪率を基準にするとよいようです。

BMIは体脂肪率に比べると健康の基準としては指標にしにくいものです。同じ身長と体重、仮に70kgとして、筋肉質の70kgと脂肪の多い70kgでは健康レベルに大きな違いがあります。BMIだけでは、両者が同じ健康レベルとみなされてしまいます。健康面では体脂肪率よりも内臓脂肪率を基準にするとよりよい判断ができることでしょう。(看護師)
BMIは健康指数を示す数値ですが、体内に含まれる体脂肪率を示すものではありません。適切なBMIでも、割合でみると体脂肪が高く筋肉が低い場合もあるため、体脂肪率を基準にするとよいでしょう。標準値は男性の場合で約15~20%、女性の場合は約20~25%であるため、体脂肪は標準といえます。運動はダイエットに必要ですが、どんな運動でもよいのではなく、体脂肪を減らすためには有酸素運動を行うのが効果的です。(看護師)
筋肉量は専門的に測定をした上での結果なのか判断しにくいですが、体脂肪を6%も落としているようですので、食事療法の他に運動療法も併せて行っていたのではないでしょうか。特別なトレーニングだけではなく、マラソンやウォーキングでも筋肉は太くなります。柔軟で健康な筋肉は、より重くなってくるものです。今後は内臓脂肪率や体脂肪率を重視してダイエットをされてはいかがでしょうか。(看護師)

体脂肪を減らすために注意したい3点

ダイエットには内臓脂肪率や体脂肪を意識して、適度な有酸素運動を行うのが有効です。

1.毎日20分以上の有酸素運動:ウォーキングやサイクリング、スイミングなどは体脂肪を燃焼させるために有効です。筋肉トレーニングなどの無酸素運動では体脂肪が燃焼できないため、有酸素運動を行いましょう。

2.ややきついと感じ、息が切れるまでではない程度の運動を。

3.週に3回以上、1日数回に分けて軽い運動を行うのも効果的です。(看護師)

ダイエットの際には体脂肪や内臓脂肪を減らすことを意識し、有酸素運動を日常的に行うことが大切であるといえます。

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