健康

2015/08/06

眼精疲労が原因?夜間の運転時、周囲が見えにくい…

眼精疲労が原因?夜間の運転時、周囲が見えにくい…

長時間のデスクワークで酷使している目。夜間の運転で周囲が見えにくくなるのは、眼精疲労が関係しているのでしょうか。

40代男性からの相談:「夜間の運転で周囲がよく見えません」

約20年パソコンでデザイン業務に従事、平均10時間以上モニターを見る生活が続き、眼精疲労で目眩を起こしたこともあります。数年前から夜間運転する際にブレーキランプやヘッドライトを眩しく感じ、周囲がこれまで以上に暗く見えるようになりました。歩いている時は気にならず、眼科では緑内障などの疾患はないとの診断でしたが、極度の眼精疲労でも起こる症状でしょうか。(40代・男性)

眼精疲労になる原因

眼精疲労も夜間に周囲が見えにくい原因であると考えられます。

夜間の運転は昼間より神経を集中させるため、周囲が見えにくいのは眼精疲労の状態でも起こります。緑内障や白内障などの場合は、歩いていても同じ症状になります。眼精疲労は一カ所をじっと見続ける時間が長く、眼球の周囲に付着する筋肉が硬直して、筋肉痛のようにこわばった状態になることが原因です。(看護師)
緑内障の可能性はないとのこと、他には以下4つの原因が考えられます。

1.白内障 2.眼精疲労 3.ドライアイ 4.自律神経失調症とうつ病

今回の相談でもっとも可能性が高いのは、眼精疲労とドライアイです。目はレンズの役割をする水晶体を調節しながら、ピントを合わせています。この水晶体を調節するのが毛様体筋という筋肉で、長時間のパソコン作業のように近くを見続ける場合、毛様体筋は緊張状態が続き、筋肉疲労を起こします。(看護師)
通常目の表面は涙で覆われていますが、パソコンの使用中にまばたきが少なくなると目が乾いてぼやけます。しかし脳は、筋肉を動かして無理に調節するので、調節機能の酷使で目に疲れが生じます。さらに長時間の作業で休憩が少なかったり睡眠不足になると、目を構成する細胞に必要な栄養や酸素が行き届かず、眼精疲労を招きます。 (看護師)

仕事で眼精疲労を起こしているようなので、簡単な解消法をご紹介します。

以下3カ所のツボをゆっくりと痛みのない程度に指圧しましょう。

1.眉頭の内側で目の上の骨縁の少しへこんだところにある攅竹(さんちく)
2.目頭の左右のくぼみ、鼻の付け根の横側にある晴明(せいめい)
3.こめかみの下の少しくぼんだ部分にある太陽(たいよう)

眼球やまぶたの周囲を温めることで血液の流れをよくし、筋肉の疲労物質の代謝を促して、筋肉の凝りをほぐすことができます。(看護師)

眼精疲労改善のための8つのポイント

以下の8つで、思い当たる点を見直してください。

1.食事で栄養をしっかりと補給し、規則正しい生活を心がける

2.長時間作業をする場合、1時間おきに10分程度目を休める

3.目の疲れが酷い時は、蒸しタオルで目を温めてリラックス

4.メガネやコンタクトレンズは、度が合っているか定期的にチェック

5.40歳以上は老眼の有無や程度を確認し、必要であれば老眼鏡を使用

6.目薬を利用:ピント調節機能回復効果が期待できるビタミンB12やネオスチグミンメチル硫酸塩が入ったもの、目の代謝を高めるタウリンやパンテノールが入った目薬が効果的

7.自然の涙に近い人工涙液タイプの目薬や、コンドロイチン硫酸エステルナトリウム(目の乾燥防止作用のある成分)が入った目薬を点眼

8.部屋よりパソコン画面が明るいと目に負担がかかるため、画面へ電灯が反射しないように設置。作業時に前かがみになると肩・首に負担がかかり目の乾燥を招く。画面を少し見下ろすような位置に調節、上方を見るために目を見開くことで目の乾燥を予防。書類と画面に距離があると目の移動距離が大きく、眼精疲労の原因に。書類フォルダーで移動距離を短くするなどの工夫を。(看護師)

眼精疲労によって夜間見えにくくなる可能性が考えられるため、できるだけ目を酷使させない環境を整えるように心がけましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加