健康

2015/08/05

高校サッカーで腰痛に…20代ですが今後、改善できる?

高校サッカーで腰痛に…20代ですが今後、改善できる?

日本の男性にとって健康上の一番の悩みである腰痛。日常のデスクワークで悪化させないためには、何を心がけておけばよいのでしょうか。

20代男性からの相談:「腰痛で悩んでいます」

高校の頃にサッカーの練習で腰痛になってから、現在までずっと痛みが続いています。仕事がデスクワークなため、勤務中は腰にサポーターをし、軽いストレッチ運動もしていますが、一向によくなる気配がありません。このままでは仕事に悪影響が出るのではと心配です。どうしたら改善するでしょうか。(20代・男性)

心配なら脊椎専門の整形外科で受診を

大多数の腰痛は原因不明のものですが、心配であれば脊椎専門の整形外科を受診しましょう。

原因特定の腰痛は20%以下といわれており、原因がわかれば有効な対処法や治療を提案できますが、わからない場合は一般的な腰痛予防をするしかありません。椎間板ヘルニアの場合はストレッチをしても効果は期待できず、心配なら脊椎専門の整形外科の受診をおすすめします。(看護師)
腰痛がヘルニアや脊椎が原因であれば別ですが、腰回りの筋肉の虚弱が原因であれば、ストレッチやトレーニングで少しずつ改善ができます。大切なのは筋肉をつけることではなく、血液の流れが豊富で柔軟な筋肉にすることです。筋トレと呼ばれるような重量物を使用する運動は向いていません。(看護師)
腰痛は国民的な問題で、男性では1番、女性では肩こりに次ぐ2番目の健康上の問題といわれています。15%は腰椎や神経、周囲の筋肉に問題が見られますが、残りの85%は原因が不明です。まずは整形外科で検査を受け、腰椎や神経、周囲の筋肉に問題がないか確認しましょう。何か異常がある場合、放置しておくとより悪化します。 (看護師)

日常生活で見直すべき5つのポイント

特に疾患がみられない場合は、日常生活で腰痛を起こす原因を突き止め、腰への負担を減らしていきましょう。

深呼吸をしながら行えるストレッチやヨガ、太極拳などがおすすめです。デスクワークのほうが身体を動かす仕事よりは腰部の安静が保てます。デスクワークができる今のうちに、できるだけ柔軟な筋肉に改善しておくことで、さらなる腰の負担を軽減できるかもしれません。(看護師)
さらに、以下の5つのポイントを見直してください。

1.ストレッチ:同じ姿勢を続けると、身体の筋肉が固くなり腰痛につながるため、ストレッチを継続する。職場や自宅でできるものもあるので、全身をリラックスさせる目的で行う

2.コルセット:コルセットは腰痛を治すものではなく、身体を支える筋肉や背筋の働きを助け、痛みの出る姿勢をとらないようにさせるもの。正しく装着すれば、腰痛が発生するような筋肉の疲れを防ぐことが可能

3.日常生活の注意点:立つ、体を後に反らさない、猫背にならない、胸を前に出さない、アゴを引きすぎない、足を真っ直ぐに、重心を片方にかけない

座る:足を投げ出さない、高さの合わない椅子に座らない、椅子の前の方に腰掛けない、時々立ち上がって腰を動かす、柔らかいソファーに長時間座らない

しゃがむ:中腰にならない、十分に膝を曲げる

前かがみ:前かがみは絶対に禁止。中腰の前かがみは、腰を痛める一番危険な姿勢

4.腹式呼吸を行う:腹式呼吸は腹腔内圧を上げ、腹筋を強化する。腹腔内圧が高いほど、背骨への負担が軽減。腹式呼吸は仕事の合間などにも行うことができるため、1日約10分を毎日の生活に取り入れて継続

5.ストレス発散:ストレスがたまると自律神経の働きが悪くなり、結果血液の流れが悪くし、筋肉の緊張も起こる。ストレスが原因で、慢性的な腰痛が起こることもある。適度な運動や趣味でストレスを発散し、生活のリズムを整えるよう心がける(看護師)

日常生活で腰への負担をできるだけ減らすように心がけ、念のために一度、脊椎専門の整形外科を受診することをおすすめします。

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