健康

2015/08/03

手間なくすぐできる眼精疲労を和らげる方法とは?

手間なくすぐできる眼精疲労を和らげる方法とは?

目の疲れは仕事への集中力に大きく影響してくるもの。つらい眼精疲労を和らげるには、どんなことを心がければよいのでしょうか。

30代男性からの相談:「ひどい目の疲れを改善する方法」

1日中パソコンの画面を見ていることが多いからか、目のひどい疲れを感じています。健康診断などの視力検査では悪い結果は出ないのですが、問題は目の疲れがひどいことです。眼精疲労というものだと思います。効果的な改善策はないものでしょうか。(30代・男性)

パソコン・スマホ・眼精疲労・腰痛・片頭痛。この辺りは現代人にとっては切っても切れないデバイスと病なのではないでしょうか? 相談者さんもパソコン仕事が多いようで眼精疲労の疑いがあるようです。現代人の悩める目の問題に専門の方がお答えします。

眼精疲労の原因とは?

解決策の一つは、眼精疲労の原因を知り、それらをなるべく遠ざけること。まず、眼精疲労はどんな原因から起こるのか確認しておきましょう。

眼精疲労は、眼球の周囲に付着する筋肉に疲労がある時に起こります。筋肉の凝りによるものなので、休息が必要なのです。(看護師)
人間の目はレンズの役割をする水晶体を調節しながら、ピントを合わせてものを見ています。この水晶体を調節するのが毛様体筋という筋肉で、水晶体を引っ張ったり緩めたりします。長時間のパソコン作業のように近くをじっと見る場合、毛様体筋はずっと緊張しているため、筋肉が疲労して眼精疲労が起こります。(看護師)
正常な目の表面は涙に覆われていて滑らかですが、パソコンを使用中などにまばたきが少なくなると、目が乾いていてぼやけてしまいます。それでも脳はピントを合わせようと筋肉を動かして無理に調節しようとするため、通常より調節機能を酷使してしまい、目の疲れが発生するのです。休憩不足や睡眠不足も、目を構成している細胞に必要な栄養や酸素の不足を招き、眼精疲労を発生しやすくします。(看護師)

眼精疲労への対処法

眼精疲労は筋肉疲労の一つなのですね。具体的に、日常生活の中で眼精疲労を起りにくくするポイントと、起こった時の対処法をおさえておきましょう。

パソコン周囲の環境を整えましょう。画面は部屋より暗めに設定し、画面に電灯が反射しないよう設置しましょう。ディスプレイは少し見下ろす位置、キーボードは打つ時に前屈みにならない位置に。目の移動距離が大きいと眼精疲労の原因となります。書類などを見ながら作業する場合、目の移動距離を短くするように配置しましょう。(看護師)
長時間作業をする場合は、1時間おきに10分程度、目を休めること。(看護師)
眼球やまぶたの周囲を温めると血液の流れがよくなり、筋肉疲労物質の代謝、筋肉の凝りをほぐすのに効果的。逆に、冷やすと血流が悪くなり、筋肉を固くするので冷却は避けましょう。(看護師)
眉頭の内側で目の上の骨縁の少しへこんだところにある「攅竹(さんちく)」、目頭の左右のくぼみの鼻の付け根横にある「晴明(せいめい)」、こめかみの下の少しくぼんだ部分にある「太陽(たいよう)」などのツボをやさしく指圧するのも効果的です。(看護師)
自然の涙に近い人工涙液タイプの目薬や、目の乾燥防止作用がある目薬を点眼するのもよいでしょう。ピント調節機能回復効果が期待できるビタミンB12やネオスチグミンメチル硫酸塩、目の代謝を高めるタウリンやパンテノールが入ったものも効果的です。(看護師)
メガネやコンタクトレンズは、定期的に度が合っているかチェックすること。40歳以上の方は老眼の有無や程度を確認し、必要なら老眼鏡を使用しましょう。(看護師)

眼精疲労を改善するには、デスク周辺のレイアウトを変えてみることはもちろん、適度な休息をとりながら作業を進めるように心がけるのがよいようです。

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