薄毛

2015/07/29

高血糖が薄毛を招く?薄毛と血糖値の意外な関係性とは

高血糖が薄毛を招く?薄毛と血糖値の意外な関係性とは

高血糖は薄毛を招く!?

身体が健康な状態かどうかの指標のひとつにもなる「血糖値」。血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度を示すもので、この血糖値が異常な状態が続くと、身体のさまざなな部分に支障をきたします。

その血糖値に関る病気のひとつに糖尿病があります。糖尿病は、食事で摂取した糖をエネルギーに変えるインスリンというホルモンが正常に機能せず、糖がうまく細胞に取り込まれなくなり、血液中に糖が溢れてしまう病気です。血糖値が高い高血糖の状態が続き、進行すると疲労感や多尿、異常な喉の渇きといった症状が現れます。そして、糖尿病の症状のひとつとして、薄毛、抜け毛が見られることがあります。

髪が健康に育つためには、毛髪をつくる毛乳頭や毛母にしっかりと栄養が届けられなくてはなりません。この栄養は、頭皮の毛細血管を通って届けられます。

しかし、糖尿病の発症や、糖分の摂りすぎなどで高血糖の状態が続くと、血液がドロドロになり、血流が悪くなるため、毛乳頭や毛母に十分に栄養が届かず、薄毛が進行する原因となります。

このような糖尿病や高血糖による薄毛を防ぐには、血糖値を意識した生活を心掛けることが大切です。血糖値をうまくコントロールすることで、薄毛の悩みの改善に繋がる可能性があります。

血糖値を上げない生活とは?

血糖値コントロールの基本となるのが運動と食事です。

定期的に運動をしていると、筋肉での糖の取り込みが良くなって糖が消費されやすくなるため、効果的に血糖値を下げることができます。全身の筋肉を使う、ウォーキングなどの運動を継続して行いましょう。

食事面では、「食べ方」と「食べるもの」を見直しましょう。まずは、ゆっくりよく噛んで食べること。早食いをすると、糖が急激に吸収され、血糖値が上がりやすくなります。また、野菜や海草といった食物繊維から食べ始めるのもおすすめです。食物繊維は糖の吸収が比較的ゆっくり行われるため、食後の血糖値の急激な上昇を防いでくれます。

食べ方を見直すのと同時に、血糖値が上がりやすい食品の摂り過ぎにも注意しましょう。血糖値が上がりやすい食品というと、カロリーの高いもの、と考えてしまいがちですが、必ずしもそうではありません。一般的に、最も血糖値が上がりやすい食品は、すぐにエネルギーとなる、ごはんやパン、麺類などの炭水化物であるといわれています。続いて、糖分の多い果物や砂糖、タンパク質の多い肉類や魚介類、卵などが挙げられます。同じ炭水化物でも、玄米やそば、パスタなどは血糖値の上昇が低めです。こういった血糖値が上がりやすい食品とそうでない食品を知ることも、高血糖予防には大切です。

血糖値コントロールに注目の「ALA」

また、近年は、体内で生成されるアミノ酸「ALA」が血糖値コントロールに役立つとして注目されています。ALA は老化とともに体内での生産量が低下するため、それを外側から摂取することも、ひとつの高血糖対策になるでしょう。ALAは、しょうゆなどの発酵食品や、緑黄色野菜に多く含まれています。

薄毛の原因にはさまざまなものがあるため、高血糖を予防することで必ずしも薄毛が改善できるとは言い切れません。しかし、高血糖は、肥満を悪化させたり、動脈硬化を引き起こすなど健康面においても多大なリスクとなります。

髪の健康のためにも、身体の健康のためにも、血糖値を意識して日々の生活をおくってみてはいかがでしょうか?

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