健康

2015/07/31

悪玉コレステロールが増えやすい生活習慣って?!

悪玉コレステロールが増えやすい生活習慣って?!

悪玉コレステロールが増えると、動脈硬化などを引き起こす原因になるといわれています。食事や生活習慣が関係しているようですが、具体的にどのようなことが原因でコレステロール値が高くなるのでしょうか。

30代男性からの相談:「悪玉コレステロールが多め。食生活に問題はないのに、なぜ?」

ここ数年の健康診断で、悪玉コレステロールが少し多めに出ています。どちらかというと肉より野菜が好きで、油の摂りすぎなどは考えられず自分では結果に納得がいきません。体質的なものといわれますが、実際にはどのような原因が考えられるでしょうか。 (30代・男性)

食べ物だけが原因ではない

コレステロールの原因は食べ物だけではなく、運動不足や生活習慣の乱れなどで代謝機能が下がることも原因の一つです。

食べ物から摂取されるコレステロールは約20%で、コレステロールの大部分は肝臓で作られています。油を控えても肝機能の低下や代謝が悪い方は、肝臓で解毒作用がうまくいかずコレステロールがたまりやすいです。(看護師)
悪玉(LDL)コレステロールが増えると血中コレステロールの全体量も増加し、動脈硬化のリスクが高くなります。肉類を食べることだけが原因ではなく、以下のような色々な脂質異常要因が絡み合っています。(看護師)
1.喫煙や運動不足など生活習慣の乱れや、糖尿病などが原因で血中脂質値が上昇
2.悪玉コレステロールの代謝異常など遺伝的要因で起こる脂質異常
3.甲状腺機能低下症・ネフローゼ症候群などで脂質が上昇(脂質UPの原因となる病気の治療が最重要)

コレステロールを下げる生活習慣

コレステロールを下げるための食事や生活習慣について、看護師さんから以下のようにアドバイスをいただきました。

早食いや暴飲暴食、遅い時間の食事は避け、ゆっくりよく噛んで食べましょう。また悪玉・善玉コレステロールの比率(HL比)は動脈硬化発症の判断材料になるので、そちらも注意してください。(看護師)
肝臓の負担を減らすため、お酒は控えましょう。牡蠣などの魚介類に含まれるタウリンは胆汁の分泌を盛んにして肝臓の働きを助け、肝細胞の再生を促進して肝臓にたまった中性脂肪を排出したり、アルコールの分解を早めて血圧やコレステロールを下げる効果があります。(看護師)
海藻類や大豆製品など水溶性の食物繊維や、クエン酸を含む酢や梅干しも摂りましょう。どれかを一度に摂るのではなく、色々とバランスよく摂ることが大切です。(看護師)
アルコールは脂質を高めますが、赤ワインは1日1杯だけならポリフェノールが身体に様々なよい影響をもたらすといわれています。(看護師)
飽和脂肪を摂取するとコレステロールの合成が促進されるため、卵黄や牛・豚の脂身、洋菓子や高脂肪の乳製品などは控えましょう。また、魚や大豆製品や海藻類に多く含まれる不飽和脂肪を摂るとコレステロールの生成が抑制されます。食物繊維を含む食品もコレステロールの生成抑制効果があります。(看護師)
ウォーキングなどの有酸素運動をできれば毎日30~60分間行い、適正体重(BMI18.5~24.9の範囲)を維持しましょう。また1日の食塩摂取は7g以下に抑え、喫煙は控えてください。(看護師)

コレステロールがたまる原因は、食べ物だけではないようです。脂肪分の摂取を控えているのはよいことなので、後は運動やその他の生活習慣の見直しを図ってみてはいかがでしょうか。

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