メタボリック

2015/07/22

メタボだとプリン体摂取控えても尿酸値が上がりやすい?

メタボだとプリン体摂取控えても尿酸値が上がりやすい?

尿酸値が高いと痛風を発症する恐れがあります。痛風といえばプリン体を思い浮かべる人も多いでしょう。プリン体の摂取を控えればよいと思うのですが、メタボ体型の人はプリン体の摂取に関係なく、尿酸値が上がりやすいというのは本当でしょうか?

40代男性からの相談:「メタボと尿酸値の関係性が知りたい」

尿酸値が高く痛風発作の経験があり、通院していますが尿酸値が下がりません。尿酸値はプリン体の摂り過ぎが原因と言われますが、それほど多く摂ってはいません。ただ体型はメタボでそれが原因かもと言われましたが、メタボだとプリン体の摂取量に関係なく尿酸値は上がるのでしょうか。また、それはメタボを解消することで治りますか?(40代・男性)

運動や食事など、生活習慣の影響が大きい

尿酸は何らかの原因で代謝異常が起こると体内にたまり、関節痛といった痛風の症状が出現します。プリン体の摂取を控えるだけではなく、食事や運動といった生活習慣の見直しが必要です。

痛風は体内の尿酸が蓄積されて起こる疾患で、尿酸はエネルギー代謝や細胞の生成の際にプリン体から排出される老廃物ですが抗酸化作用があるため、老化防止や生命維持のために必要な成分でもあります。尿酸は、食生活やストレスや加齢などで代謝異常が起こるとうまく排出されず、体内の特に関節内に蓄積され痛風の症状が現れます。食生活を見直し適度な運動をすることで血流や代謝がよくなり、結果的に尿酸値の減少につながります。(看護師)
痛風予防にはプリン体を多く摂らない、ストレスをためない、激しい運動は控えるなどがあります。運動不足だと代謝が悪くなり尿酸の排出ができませんが、激しい運動は筋肉内に尿酸がたまり逆効果です。30分程度のウォーキングなど軽い運動を行い、またストレスを発散して十分に睡眠をとることも大切です。(看護師)
プリン体の摂取を控えても、尿酸の排泄を促す海藻類や大豆製品や緑黄色野菜など何でもバランスよく食べないと尿酸はたまりやすいですし、暴飲暴食や飲酒をしていれば何の意味もありません。(看護師)
食事は脂肪分の多いものは極力避け、良質なたんぱく質と野菜を多めにとるとよいでしょう。私は痛風の専門外来で働いていましたが「飲酒は極力控える・多くの食材をバランスよく摂る」この2点が重要だと医師が説明していました。(看護師)

メタボと尿酸値の関係性

内臓脂肪がたまると、肝臓でプリン体の代謝が過剰になり尿酸量が増えるので、メタボの解消は尿酸値を下げることにもつながります。

尿酸値は内臓脂肪の蓄積状況を知るための目安ともされており、メタボと切り離せない関係と言えます。簡単に説明すると、内臓脂肪が蓄積→脂肪細胞から多くの脂肪酸が分泌されて肝臓へ→プリン体の代謝が過剰になる→尿酸の産生量が増加ということなので、逆に言えば内臓脂肪を減らせば尿酸値を下げることも可能です。(看護師)
高尿酸血症の原因はメタボの原因と共通する部分があるので、体脂肪率が高く肥満傾向の人は体重を減らす努力が必要です。(看護師)
高尿酸血症は内臓脂肪の蓄積が原因で起こるため、内臓脂肪が減ると尿酸も減るでしょう。(看護師)

肥満気味だとプリン体の代謝が過剰になり、尿酸値が高くなる傾向にあるようです。プリン体の摂取を控えるだけではなく、バランスのよい食事と適度に身体を動かすことが大切だと看護師さんは説明しています。

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